スーパー銭湯や水族館、サロンなどで、フィッシュセラピーという言葉を聞いたことありませんか?
岩盤浴へ足を運んだ際にも、見かけることがあるかもしれません。

「~セラピー」といえば、アロマセラピーやカラーセラピーなどが有名ですが、フィッシュセラピーとはどんなセラピーなのでしょうか?

フィッシュは魚ですよね。
魚は私たちもよく食べますけど、魚をどのように使うのでしょう。

じつは、フィッシュセラピーにはうれしい効果があるんですよ。

フィッシュセラピーとは

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スーパー銭湯などで見かけるフィッシュセラピーは、主に足湯のようなスタイルで行われます。

金魚すくいで使われるような水槽に利用者は足を入れるのですが、その水槽の中にはメダカくらいのサイズの小さな魚が何匹も泳いでいるのです。

この魚はコイ科のガラ・ルファ
西アジアなどに生息する淡水魚で、人の角質を食べる特性を持っています。

えっ!人の角質を食べる魚が泳いでいる所に足を付けて大丈夫なの!?

そう思われた方もいるでしょう。

実はガラ・ルファは通称「ドクターフィッシュ」と呼ばれています。

ガラ・ルファの人の角質をついばむ習性や、ついばむ際に与えられる細かな刺激は、皮膚の代謝を促進させるといわれています。
古い角質が取り除かれることによるピーリング効果、ついばまれる際の刺激によるマッサージ効果リラクゼーション効果などが期待できるのです。

また、アトピー性皮膚炎など皮膚病にも効果があるとされていて、ドイツやトルコではドクターフィッシュを使った医療行為は保険適用が認められています。

このようなことが、ドクターフィッシュと呼ばれる所以です。

人の角質を食べるといっても噛まれるわけではないので、痛いというよりもくすぐったく感じます。
これは、ドクターフィッシュの口には歯が無く、吸盤のようになっているからです。

ちなみに、世界三大美女の一人・クレオパトラがドクターフィッシュを使っていたという説もあるんですよ!

フィッシュセラピーの注意点

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フィッシュセラピーにはピーリングやマッサージといったうれしい効果が期待できます。
その一方で、利用の際に注意したいこともあります。

それは足に傷があるときの利用を控えることです。
大きな傷はもちろん、足の毛を剃った後なども要注意。

理由は、感染症の可能性です。

フィッシュセラピーには、足の傷口をきっかけに水槽の水を介してはもちろん、魚を介して人から人へ感染すると考えられている側面があります。

ドクターフィッシュは多くの地域で利用されている一方で、アメリカの一部の州など利用を禁止する地域も存在するのです。

イギリスの英国健康保護局では、HIVやHCVなどの感染症の感染率の可能性がゼロではないという調査結果を発表しました。
そのため、イギリスでは浴槽の水の清潔を保つなどの衛生上の指導が行われています。

「感染する確率は非常に低い」とも言われてはいるのですが、念のため押さえておきたいポイントですね。
また、利用するなら衛生管理をしっかりと行っている施設を選びたいところです。

おわりに

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フィッシュセラピーを体験した人の多くは、「くすぐったいけど気持ちいい」といった感想を持つ人が多くいます。

また、足を水に浸けると水槽内の魚が集まってくるので、その様子は見ていて面白いと感じるでしょう。

フィッシュセラピーの相場としては、スーパー銭湯などでは1000円~1500円ほど。
1回で20分といった時間制で利用できることが多いです。

足を運んだ際には体験してみたいですね。