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Eye-catch Photo credit: holding graz via VisualHunt.com / CC BY

最近増えてるロウリュウイベント

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Photo credit: holding graz via Visual hunt / CC BY

フィンランド発祥の温浴習慣・ロウリュウ。
室内の熱炉にアロマ水をかけることで熱い蒸気を発生させ、体感温度を上昇させることで熱さを楽しむものです。

最近は、岩盤浴やサウナのイベントとしてロウリュウを実施する店舗も多くなっています

でも、ロウリュウという言葉を聞きなれない人も多いからか、ただ漠然とロウリュウイベントに参加している人もチラホラ見られます。
また、イベント時には十分な説明がされる場合もあるのですが、詳しい説明がされない場合も意外と多いです。

よくわかっていない状態だと、十二分に楽しむことはできませんよね。

ちなみに、熱炉に水をかけて蒸気を発生させる習慣はフィンランド発祥のものですが、アロマ水を使ったりタオルやうちわで参加者をあおぐのはドイツのアウフグースの発祥のものです。
店舗によってはロウリュウではなく、アウフグースという名前でイベントが行われている場合もあります。

現在、日本で行われているロウリュウやアウフグースは同じようなスタイルで行われているため、本記事ではロウリュウという表記を用いて話を進めます。

今回は、みなさんがよりロウリュウをより楽めるよう、ロウリュウを楽しむためのポイントをお伝えしていきます。

主なロウリュウのスタイル

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Photo credit: holding graz via VisualHunt / CC BY

先に、ロウリュウの主な流れについて説明しておきます。
施設ごとにロウリュウイベントの流れはマチマチですが、おおよそ次のようなかたちで行われます

1.開催時刻直前になると、開催場所に参加者が集まる
2.開催時刻になるとロウリュウ担当のスタッフが登場する
3.全体的な説明がされる
4.熱炉にアロマ水が注がれる
5.スタッフがうちわ(タオルの場合もあります)を使って部屋全体に熱い蒸気を送る
6.スタッフが参加者に向けてうちわを扇ぎ、熱波(熱い風)を参加者に浴びせる
7.一通り参加者をあおぎ終ったら終了

アロマ水の蒸気が発生した部屋の熱さを感じるだけでなく、参加者に向けられる熱波によってより熱さが体験できるのです。

ロウリュウを楽しむための3つのポイント

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高いところがおススメ

熱さを感じたいなら、熱炉の近くの方がいいんじゃないの?

そう考えて、炉に一番近い位置に陣取る方もいると思います。
でも、より熱さを感じられるのは、その場所ではありません。

一番熱くなるのは高いところです。

なぜなら、温度の高い空気は上に行く性質があるから
そのため、高いところほど熱くなるのです。

ロウリュウが行われる低温サウナは、炉を中心にして段組まれている部屋が多いです。
高いところは炉から一番離れたところになるのですが、より熱さを体感したいのなら段の一番の上を選ぶ方が良いのです。

タオルをかぶって熱さ対策

ロウリュウは熱さを楽しむものではありますが、自分が耐えられないほどの熱さになると楽しめなくなってきます。
そこで熱さを和らげる方法を1つお教えします。

それはバスタオルを頭にかぶることです。

岩盤浴で行われるロウリュウの場合は、浴着を着て参加しますから体への熱さは比較的抑えられています。
でも、首から上は覆うものが無いのでダイレクトに熱波を浴びることになります。

そこでバスタオルの登場。
タオルを頭からかぶって顔を覆えば、熱波を遮ることができるので熱さもやわらぎます

脳のある頭は体の中でも特に大切な場所なので、あまり無理をせずに熱さから守ってあげましょう。

手拍子や掛け声で盛り上がる

ロウリュウでは、スタッフさんがうちわで扇いでいる最中に、参加者へ手拍子や掛け声をうながすことも少なくありません。

ノリの良い人や何度も経験している人はスタッフさんの合図にしたがって積極的に応じます。
その一方で、人によっては恥ずかしいと思ったり、面倒に感じることもあるでしょう。

人によって好き嫌いはあるとは思いますが、スタッフさんの求めに応じて一緒にやることをおすすめします。

理由は次の3点。

1.動きがあるので、その分のカロリーも消費できる

手拍子や掛け声だって運動なので、やる分だけカロリーを消費します。
しっかりとやれば、意外と疲れるものです。

ロウリュウが開催される部屋は通常も温度は高めになっていますが、手拍子や掛け声を出しながら熱さを体験できることはありません。
というか、一人でそんなことをやっていたら、迷惑ですし変な人に思われてしまいますよね。

でも、ロウリュウイベント中にうながされてやる分には問題ありません。
熱さを体感しながら、手拍子や掛け声によってカロリーを消費しちゃいましょう。

2.紛れるので熱さがやわらぐ

ロウリュウはかなりの熱さを感じるものです。
じっと黙って熱さに耐えようとすると、熱さばかりに意識が向いてしまい余計に熱く感じてしまいます。

では、手拍子や掛け声を自分もしてみたらどうでしょうか。

「やること」ができたことで熱さ以外にも意識が向くことになります。
すると、じっとしているよりも熱さを感じなくなるものです。

手拍子や掛け声をしっかりと行って、熱さを忘れてしまいましょう。

3.盛り上がった方が楽しい

修行をしているわけではないのですから、じっと熱さに耐える必要はありません。
ロウリュウは「イベント」なので、楽しく参加するものです。

参加者一緒になって、リズムを合わせたり声を出すことで、イベント自体の一体感が生まれます。
盛り上がったイベントは終了後も、自然と和気藹々とするものです。

参加するからには、協力して楽しく盛り上がってみましょう。
やっぱり、みんなでワイワイやったほうが楽しいですよね。

施設ごとに楽しみはいろいろ

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Photo credit: Tommasi Family Estates via Visualhunt / CC BY

施設ごとに様々な趣向が凝らされているため、施設によって体験できる楽しさも変わってきます

1度の開催中に、休憩をはさんで複数回実施する(2回目以降の方がより熱くなる)ところもあります。

トークの上手なスタッフが、巧みな話術で参加者を楽しませてくれるところもあります。

スクリーンに映像が映し出されることで、視覚的にも楽しめるようになっているところもあります。

アロマ水を自動注入する機械や送風機を使うなど機械仕掛けにすることで、スタッフを使わない全自動のロウリュウを行っているところもあります。

このように、一口にロウリュウと言っても、施設によって様々な工夫がされているのです。

あ、そうそう。
極楽湯の運営するRAKU SPAでは「RORYU BOYS 8」なるイケメンパフォーマンスグループによるロウリュウが行われています。

色々な場所に足を運んで様々なロウリュウの楽しさを体験してみてください。