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岐阜県岐阜市にある「新岐阜サウナ」
カプセルホテルとしても営業するサウナ施設です。

2022年に男性専用サウナとしてオープン。
オープン当初から話題になっており評判は聞いていたのですが、ようやく足を運ぶことができました。

新岐阜サウナを訪れたのは2025年3月14日。
午後3時から4時半ごろまで滞在しました。

今回は筆者の体験をもとに新岐阜サウナについて取り上げていきます。

※本記事は2025年3月14日の筆者の体験をもとに作成しています。

新岐阜サウナはどんなサウナ?

車で訪れた筆者。
建物のすぐ近くに第1、第2駐車場があり、少し離れた場所に第3駐車場となる提携のコインパーキングもあるとのこと。
大通りから曲がって少し入ったところに建物があるので、初めて訪れる場合は事前に近辺の下調べをしておいたほうがスムーズにたどり着けるかもしれません。

入口部分が黒色にデザインされた外観の新岐阜サウナ。
暖簾に書かれていましたが、新岐阜サウナはアルファベット表記だと「NEO GIFU SAUNA」とのことです。

NEO(ネオ)という言葉は「新しい」という意味で使われる言葉ですが、「復活」や「リニューアル」といった意味もあるとのこと。
新岐阜サウナは、サウナ&カプセルホテルGANTとして営業していた場所で、2022年8月にオープンしたサウナ施設です。
「NEO GIFU SAUNA」のNEOにはそのあたりのニュアンスも含まれているのでは?と思いました。

建物内に入ると、まず靴を靴箱に入れ、受付へ向かいます。
靴箱から受付までの通路脇に、信長の甲冑が飾られていたのが印象的でした。
岐阜は織田信長に縁のある土地として知られ、JR岐阜駅には信長の像が建てられています。

受付で靴箱の鍵と引き換えに、脱衣所のロッカーキーのリストバンドを受け取ります。
脱衣所は受付奥にあり、脱衣所で館内着に着替えて館内着で施設内を利用する仕組みのようです。

新岐阜サウナは1階が受付と脱衣所、2階がサウナと浴場、3階が食事処とマンガが用意された休憩ルーム、4階がマッサージルームとリクライニングチェアが並ぶ休憩室、そして5階がカプセルホテルとコワーキングスペースという構成になっています。
利用の流れとしては、受付を済ませた後、1階の脱衣所で館内着に着替えて各階へ移動します。
浴場やサウナのある2階はスマートフォンの持ち込みが禁止されています。

筆者は時間の都合上、今回利用できたのは2階のサウナのみのため、本記事ではサウナに絞ってお伝えします。

2階の浴場入り口の手前には棚があります。
その棚の各マスに脱いだ館内着をそのロッカーに入れるようです。

特徴的だったのは、各棚のマスには「織田信長」や「上杉謙信」といった戦国武将の名前が付けられていたこと。
受付付近に飾られていた甲冑以外にも、戦国の世を感じさせるコンセプトが存在していました。

ちなみに、浴場入り口前のスペースには、小さな貴重品ボックスも用意されています。
また、休憩スペースがあり、デッキチェアや椅子、ベンチなどが置かれ、内気浴を楽しめる空間になっていました。

さて、服を脱いで浴場へ入りましょう。

浴場の入口手前には、足踏み式の給水器が設置されており、水分補給が可能。
タオルは用意されているので、こだわりが無ければ持参する必要は無さそうです。

浴場に入ると、まず目に入るのは浴場内の中央にある2つの浴槽のうちの1つ。
この浴槽は約15度の水風呂で、10人以上が入れそうな広々サイズ。
浴場に入って真っ先に目に飛び込んでくるのが水風呂というのは、「お風呂」としてみる場合は面白いと感じます。

15℃の水風呂に連なって隣にあるのが、お湯の浴槽。
こちらは一般的なお風呂の温度で、広さは隣の水風呂と同サイズです。
水風呂だけでなく、しっかりと温かいお風呂も用意されています。

入口の右手側にはかけ湯。
浴場を入って左手側の奥の方には洗い場が設けられています。

入口を入って左手側にはガラス張りの空間が1つ。
ここは湿度が高く、ハーブの香りが漂うスチームハーブサウナとなっています。
戸を開けると、中は3人掛けのベンチと一人掛けの椅子があり、最大4人ほどが利用できます。
ストーブの上のあたりにハーブの入った袋があり、ハーブの香りの元のようです。
ガラス張りですが、湿度が高いためガラスの窓が全体的に曇っていて、意外と室内となる浴場の様子は見えづらいです。
温度そのものはそこまで高くないですが、高湿度の空間のため汗が出てきました。

スチームハーブサウナから中央の浴槽の周りをぐるっと左回りに進んでいくと、壁側に3つのドアが並びます。
ここは3つの個室サウナ
80℃、90℃、100℃の異なる温度のサウナが1つずつあり、それぞれ2人まで入れるサイズです。
個室サウナの外にはタオル地のサウナマットが置かれているので、それを持ってサウナ室内へ入ります。
なお、ドアの外側には「空室」または「使用中」の表示があり、「使用中」と表示されている場合は誰かが使っているので、空くのを待ちましょう。
「空室」の場合は利用者がいないので、「使用中」に表示を変更して中に入ります。

個室サウナの中は2段の腰掛けになっており、2段目に2人座れる横幅があります。
1段目は座るというよりも、2段目に上がるための台のような印象です。
室内には砂時計があるので、時間を計ることができます。

個室サウナ内ではセルフロウリュが可能。
桶とラドルが用意されています。
ただ、サウナストーブは鉄格子で覆われており、ストーブの上から直接ラドルで水をかけることはできないようになっていました。
ではどうするのかというと、鉄格子の一部にある給水口に水を注ぐのです。
給水口からはストーブまでレールでつながっていので、口に水を注ぐと水がレールを伝ってストーブにかかる仕組みになっています。

個室サウナを出て左手側にあるのが、27℃のぬる湯
1リサイズの浴槽が2つ並んでいます。
水風呂が苦手な人は、ぬる湯を使ってサウナで火照った体をクールダウンできますね。

そのぬる湯の隣にあるのが、水温約7℃のものすごく冷たい水風呂
数人が同時に入れるサイズです。
浸かってみると、15℃の水風呂が大したことのない冷たさだと思えるほど。
ぬる湯も含め、3種類の温度の水風呂が用意されているのは、大きな特徴だと思います。

7℃の水風呂のすぐ近くにあるのが大きなサウナ室
サウナ室の中は4段の腰掛けがあり、1段目がL字型になっていて9人ほど、2段目以降は1段あたり5人ほど座れると思います。
全体で20数名程度は入れそうなキャパシティです。
各段の下にはライトが仕込まれており、ライトの色はタイミングによって変わります。
ライトの色によって異なる雰囲気を感じました。

腰掛の向かい側にはテレビ。
テレビの下には十二分計と温度計が付いています。
温度計の温度は90℃~95℃ほどを示していました。
また、温度計は最上段の段差の横の壁にも付いており、そちらは約110℃を示していました。
テレビ下は1段目と同じくらいの高さなので、最下段と最上段で15℃近く温度が違うことがわかります。

テレビの両サイドの位置にサウナストーブが設置されています。
腰掛に座って右手側のストーブがロウリュ用に使われるもののようです。

このサウナ室はアウフグースを行う場所にもなっており、毎日1時間に1回イベントが開催されています。
浴場入り口前のスペースに、開催時間や各回を担当する熱波師などが記載された開催のスケジュールが掲示されており、回によって異なるアウフグース体験ができる印象です。
今回筆者が参加できたアウフグースは1回のみでしたが、熱さとともに担当された熱波師の方のパフォーマンスも楽しめました。

注目度が高いのも納得のサウナ施設

ということで、新岐阜サウナについて取り上げてきました。

広々としたサウナ、個室サウナ、スチームハーブサウナと、広さやコンセプトの異なる複数のサウナを味わえるのは魅力的
水風呂も数種類ありますし、アウフグースも定期開催されるということで、更なる楽しみもありました。

信長の甲冑や武将の名前を付けた棚など、戦国武将が各所に登場するあたりも、男性の興味を引くところがある気がします。
あと、館内着をレンタルできるのですが、背面に新岐阜サウナのロゴが入った黒い上着のデザインがカッコいい。

スーパー銭湯へ足を運ぶことが多い筆者としては、男性専用サウナである新岐阜サウナの館内の利用方法に戸惑う部分もあったのですが、そのあたりは慣れの問題でしょう。
今回は時間がなく、2階のサウナ以外の空間をゆっくり体験することができませんでしたが、次回はぜひ利用してみたいと思いました。

実際に体験してみると、注目される理由がよりわかるサウナだと感じます。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2025年3月14日時点)のものです。最新の情報は新岐阜サウナ[公式サイト] をご確認ください。