サ活の世界は奥深い!?マニアックかもしれないサウナ本5選
サウナに関する本といえば、どんな内容の書籍を思い浮かべますか?
全国各地のサウナ施設が紹介されている本?サウナの入り方や効果を解説した本?
おそらく、多くの方が思い浮かべるのはこのような内容の書籍ではないでしょうか。
サウナに足を運んで発汗に励むにあたっては、おススメのサウナ施設情報を得られたり、健康的なサウナの楽しみ方を知ることは大切ですよね。
ただ、サウナに関する書籍を探してみると、様々な方面の内容を取り扱ったものが見つかります。
一口にサウナといっても、日本国内で販売されているサウナ関連本は意外とバラエティに富んでいるのです。
そこで今回は、少しマニアックかもしれない内容を取り扱ったサウナ書籍を取り上げていきます。
日本サウナ史
サウナの歴史に興味がある人におすすめの1冊が『日本サウナ史』です。
本のタイトルからもわかる通り、日本におけるサウナの歴史が紐解かれています。
日本人で最初にサウナに入った記録が残された人物。
サウナとスポーツ、オリンピックとの関連性。
日本のサウナの「はじまり」といわれる場所。
日本国内でのサウナの広まり。
フィンランドサウナはいつから日本に存在していたのか。
などなど。
サウナの歴史に関するトリビアともいえる、興味深い雑学チックな知識を得ることができる1冊です。
サウナ語辞典
サウナに関連する様々な用語が掲載されているのが『サウナ語辞典』です。
本の中には、サウナ用語がこれでもかというくらい並んでいます。
掲載されている用語は、日常的に耳にするものから、近年のサウナブームで見聞きするようになった言葉、スラングに近いもの、サウナ番組名など様々。
もちろん、辞典というだけあって、それぞれの言葉についての解説もしっかりとされています。
イラスト付きで紹介されている言葉もあるので、イメージも付きやすい一面も。
また、解説などで登場する全国各地のサウナ施設が巻末に索引としてまとまっています。
隅々まで目を通していると、思わぬサウナの雑学に出会えるかもしれない1冊です。
熱波師の仕事の流儀
近年、サウナ施設やスーパー銭湯では、サウナ室内で「ロウリュウ」や「アウフグース」と名の付くイベントの開催が増えてきました。
そのイベントにおいて重要な役割を担っているのが「熱波師」と呼ばれる人たち。
『熱波師の仕事の流儀』は熱波師として活動する人たちにスポットを当てた本です。
私たちがサウナのイベントに参加すると、タオルやうちわを使って熱波と呼ばれる熱い空気を浴びせてくれる熱波師。
人によっては、軽快なトークを交えてイベントを楽しませてくれたり、巧みなタオル捌きで魅了するパフォーマンスをする場合もあります。
とくにコロナ禍以降あたりから目立ってきたのが、個人で熱波師として活動するプロ熱波師の人たち。
少し前まではイベントで熱波師の役割を担うのは施設のスタッフさんであるイメージでした。
もちろん現在も施設のスタッフさんがその役割を担うケースは多いのですが、「熱波師の~さん来館!熱波イベント開催」のような形で熱波師として活動する方を招いてのイベント開催も増えています。
サウナブームの盛り上がりに一役買っている熱波師とはどんな存在なのか?
熱波師の世界がわかる1冊です。
All About TENTSAUNA テントサウナのすべてがわかる本
サウナといえば銭湯やスーパー銭湯といった温浴施設の中にあるイメージが強いですが、それだけではありません。
近年のサウナブームの中で目立っているサウナの1つに、テントサウナの存在があります。
『All About TENTSAUNA テントサウナのすべてがわかる本』はタイトル通り、テントサウナについて書かれた本。
著者は日本初のテントサウナ専門ブランド「SaunaCamp.」の代表の方です。
この本が一般的なサウナ書籍と大きく異なるのは、「自分でやる」内容が多いこと。
テントサウナは個人での所有が可能なものでもあるため、テントサウナの組み立て方や安全管理、サウナ飯の作り方などの内容も盛り込まれています。
温浴施設でサウナを楽しむ前提で書かれた書籍とはかなり内容が異なるため、読むとサウナの知識の幅が広がる印象です。
また、キャンプやBBQといったアウトドア好きな人が手に取ると活動の幅が広がる1冊になるのではないでしょうか。
Sauna Builder DIYでサウナを作る本
近年、「DIY」という言葉をよく耳にしますね。
DIYは「Do It Yourself(自分自身でやる)」の略で、プロではない人が自分の手で小物や家具を造ったり、家の修繕などを行うことを指す言葉です。
そんなDIYにおいて、サウナにスポットが当てられているのが『Sauna Builder DIYでサウナを作る本』です。
公共の温浴施設のサウナを利用する際には、施設で設けられた様々なルールや他の利用者への配慮などが必要です。
でも、自分だけのサウナがあれば、そういったしがらみとは無縁で好きなように楽しむことができます。
そんなサウナ環境をDIYで用意するためのガイドといえる内容となっています。
また、自作するのはサウナだけではありません。
本の内容の大半はサウナ小屋を作ることに割かれていますが、それ以外にもテントサウナ、サウナハット、ヴィヒタなどの作り方も掲載されています。
サウナにおける自分のこだわりをできる限り実現したいと考えている人におすすめの1冊だと思います。