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愛知県大府市にある「めぐみの湯」。
JAあぐりタウン げんきの郷内にある温浴施設です。

げんきの郷はJAが運営する複合商業施設で、敷地内には複数の建物が並んでいます。
地元産の農産物の販売所、飲食店、買い物や休憩ができるスペースなどがあり、地域の人たちが気軽に立ち寄れる賑やかな場所です。
その一角にめぐみの湯があります。

めぐみの湯の浴場では、地下1500mから湧出する天然温泉やサウナなどが楽しめるとのこと。
そこで、2025年8月9日に実際に足を運んで体験してきました。

今回の記事ではめぐみの湯について、筆者の体験をもとに浴場のサウナを中心に取り上げていきます。

※本記事は2025年8月9日のめぐみの湯の洋風風呂浴場の体験をもとに作成しています。

めぐみの湯のロッキーサウナ

めぐみの湯の浴場は「和風風呂」と「洋風風呂」の2種類があり、男女の割り当てが週ごとに入れ替わる方式。
和風風呂側には「クリマサウナ」、洋風風呂側には「ロッキーサウナ」と異なるサウナが設置されているとのことです。

筆者が訪れた日は男性に洋風風呂が割り当てられていたため、ロッキーサウナを体験することになりました。

めぐみの湯の建物に入ったら、エレベーターか階段で2階に上がります。
2階に上がったら靴箱ロッカーにに靴を入れます。
靴箱ロッカーは100円返却式のコインロッカーになっていて、鍵は利用中自分で持ち歩く形です。
ただ、施錠のないタイプの靴棚も併設されており、ロッカーを使わずに棚へ置いて入館することもできるようです。
券売機で入浴券を購入して、入館します。

脱衣所で服を脱ぎ浴場へ。
洗面台が設置されているスペースには給水機が設置されていました。

浴場に入るとすぐにかけ湯があります。
かけ湯の温度はぬるめの印象です。

サウナは内湯の最奥付近、露天風呂への出口の手前にあります。

サウナの手前には水風呂があり、水温はデジタルの温度表示で14度ほどでした。
腰を下ろすと肩が出るくらいの深さで、6人ほど入れる広さ。
壁には「地下水」と記されており、地下水を使用した水風呂のようです。

サウナ室（ロッキーサウナ）は入口を開けると縦長の空間が広がります。
入って左側には3人ほど座れる一段の席があり、その奥にストーブがあります。

このストーブが特徴的で、ストーブを囲む柵が丸太を横にして3段ほどに組み上げた作りになっています。
ストーブは成人男性の膝上くらいの高さなのですが、広さがある形。
丸太を使った柵で囲われているため存在感がありました。

右側は二段の座席で、一段目が4人、二段目が6人ほど座れます。
なお、一段目の奥はストーブがある関係で足を下ろせず、実質的に座れないスペースになっています。

サウナ室の奥の壁にはテレビが設置されており、地上波番組が流れていました。
温度計は約90度を示し、しっかり熱さを感じられるサウナです。
壁や座面の木材は濃い茶色の色合いで、丸太で囲われたストーブとも相まって重厚感のある落ち着いた雰囲気でした。

サウナ後は水風呂に入ってから、露天風呂スペースで外気浴を楽しみます。
露天風呂スペースを中心に、イスや木製の2〜3人掛けベンチがいくつか配置されており、十分な外気浴ができるようになっていました。

めぐみの湯の洋風風呂のロッキーサウナですが、木材のインパクトが強いサウナとなっていました。
あくまでも筆者のイメージですが、丸太などをふんだんに使ったサウナ小屋のサウナにいるような感覚。
海外の昔ながらのサウナってこんな感じなのかな？と勝手な想像をしました。
他の温浴施設のサウナとは異なる趣があり、この雰囲気が好きな人はいるだろうと思います。

ということで、めぐみの湯のサウナについて筆者の感想を交えてお伝えしました。
げんきの郷の商業施設と隣接しているので、買い物や食事をしつつ最後に温泉でリフレッシュする、といった過ごし方ができます。
ちなみに、めぐみの湯よりも他の施設の閉店時間が早いため、先に買い物や食事を済ませ、最後に温浴を利用する方が良さそうです。

興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時（2025年8月9日時点）のものです。最新の情報はJAあぐりタウン げんきの郷 めぐみの湯[公式サイト] をご確認ください。