湯の城(岐阜県大垣市)の岩盤浴・癒の城体験談!【オープン初日に行ってきた】
今回は、2016年8月10日に岐阜県大垣市でグランドオープンを迎えた大垣天然温泉 湯の城へ行ってきました。
湯の城には、ヒーリングサロン癒の城という岩盤浴施設が入っています。
体験日はグランドオープン初日。
真夏らしいよく晴れた暑い日でした。
グランドオープン
2016年8月10日にグランドオープンした大垣天然温泉 湯の城。
隣接するプレイランドキャッスル大垣店も合わせてリニューアルしたとのことです。
グランドオープンのアドバルーンが上がっていました。
敷地としては同じ場所にあるので、湯の城とプレイランドキャッスルで合わせて、かなり広めの駐車場(1300台)が用意されています。
湯の城はイオンモール大垣店の真向かいに作られました。
イオンモールも広大な駐車場を持つ商業施設ですから、ショッピングも合わせて楽しめますね。
グランドオープン初日は朝9時にオープン。
この日はイベントも多く、オープン前には和太鼓、午後3時ごろにはタレントの錦野旦さんが来館されました。
※どちらのイベントも時間帯が合わずに実際に見ることはできませんでした。
また、2016年8月19日まではオープニング特別価格として土日であっても平日料金で利用できます。
その他、大人入泉者へのプレゼントも用意されていて、この日はフェイスタオルがもらえました。
建物の入り口にはたくさんの花が並べられており、オープンしたばかりであることを感じさせます。
館内に入るとスタッフの方の出迎えが凄かったです。
私はオープンとなる9時ちょうどに足を運んだのですが、入り口や受付をはじめ館内の色々な場所でスタッフの方が待ち構えている感じでした。
オープン直後ということもあって総出と言ってもいいくらいにスタッフさんが多く、おそらく通常のスタッフ以外にも運営企業の方や関係者の方もいたようです。
温泉施設にはあまり似つかわしくないスーツ姿の人を何人も目にしましたから(笑)。
先週にプレオープンがあったそうですが、やはりグランドオープン初日はすごいなぁと思いました。
入館の流れ
靴をロッカーに入れ、館内に入ります。
館内に入るとすぐに券売機が設置されているので、そこで券を購入します。
入館の支払いは先払いになるんですね。
券売機はタッチパネル式。
お金を入れ、自分が希望するメニューのボタンをタッチすると発券されます。
券を購入したら、券売機の向かいにあるフロントへ。
ヒーリングサロン癒の城を利用する場合は、岩盤浴着の引換券を受け取ります。
フロントの奥の方にある浴着の受付所に引換券を持って行って、岩盤浴着を受け取ります。
このとき、靴箱のキーを預けることになります。
岩盤浴着の返却もここなので、帰る前に立ち寄って靴箱のキーを受け取り、退館する流れになります。
岩盤浴セットの中には、マットタオルと岩盤浴着が入っています。
フェイスタオルは入ってないので、必要な人は持参するかレンタルを利用するなどした方がよいでしょう。
着替えは浴場の脱衣所で。
ヒーリングサロン癒の城は1Fですが、脱衣所は2Fにあります。
着替えのために一度2Fへ上がります。
浴着は、男性が上は黄色、下が黒色でした。
他の利用者の服装を見る限り、女性は上下ピンクの浴着です。
子どもも上下ピンクの浴着を着ていました。
ヒーリングサロン癒の城:休憩スペースなど
専用の岩盤浴着を着用している人だけが入場できるヒーリングサロン癒の城。
入り口横にはドリンクやアイスなどを販売する売店「ぷるぷる」があります。
入り口の真正面には癒の城の案内がみえます。
各岩盤浴室の説明も表記されています。
イチオシのイベント「ロウリュウ」の開催時刻も貼られていました。
また、壁際には鍵付きロッカーが並んでいます。
貴重品などを入れておくのに便利ですね。
ロッカー付近にはパンフレットや浴着交換の案内もありました。
ロッカーの横にはウレタン枕の置き場が。
自由に使えるそうなので、休憩時の枕にしたり、岩盤浴室内で使うのもいいかもしれませんね。
入り口を入って左手にあるのが、テーブルとラタンのイスが並んだ休憩スペース。
その奥にはラタンのリクライニングソファが並びます。
ラタンのリクライニングソファの向かいには、マンガコーナーと寝転びゾーン。
マンガコーナーには約1万冊のコミックが用意されているとのこと。
ONE PIECEなどの人気作はちゃんと置かれていました。
マンガコーナーの窓際には出入り口があり、外が喫煙所になっています。
寝転びゾーンは、円形のクッションが並んだ畳のエリアです。
クッションに腰掛けたり、寝転がってリラックスできます。
奥の窓際にはテレビ付きリクライニングチェアスペース。
縦に3列・横に14列チェアが並んでいました。
ヒーリングサロン癒の城:岩盤浴エリア
さて、メインの岩盤浴室の話に入りましょう。
岩盤浴エリアは癒の城の入り口を入って右手側にあります。
まず目につくのが、「氷晶の間」。
クールダウン用の涼しい部屋です。
室外に表示されている温度表示を見ると、10度以下に設定されているようで7度くらいを前後していました。
中はタイルばり。
壁やベンチはタイルなので、ひんやりとしています。
大きな窓があり、中からは外(主に休憩エリア)の様子が、外からは中の様子がわかります。
一番のポイントは幻想的な演出。
入り口の上にプロジェクターが付いていて、奥の壁を照らしています。
映し出されているのは、花びらのようにも見える模様。
この模様は数秒ごとに色が入れ替わり、そのたびに室内の雰囲気も変わるため、やや幻想的な感じがしました。
様々な宝石類などの鉱石が使用されているのが「健美の間」。
45度ほどに設定されたエリアです。
室内では、板状ベッドと砂利状ベッドが用意されています。
入って右手側が板状、左手側が砂利状のベッドが並んでおり、計15床ありました。
石の枕が置かれていました。
このエリアで目立つのはカラフルさ。
板状ベッド、砂利状ベッドともに、ベッドごとに異なる石が使用されています。
ベッドごとに色合いが異なっているのですが、特に目立つのが砂利状ベッドの色合いです。
黒、白、ピンク、紫などのベッドが並び、色鮮やかです。
特に紅熔煉が使われたベッドはピンクが栄えていました。
砂利状ベッドは、石によって1つ1つの大きさや形、表面の摩擦(ツルツルさ)などが違うので、寝心地も変わってきます。
ゴツゴツした大きめの石が多いベッドもあれば、表面がザラザラした摩擦の少なそうなベッドもあります。
寝てみた感じでは、サイズが小さめで、表面の摩擦が少ない石のベッドほど、背中の痛さが少なくて寝やすい気がしました。
ミネラル豊富な岩塩が使われているのが「爽塩の間」。
55度ほどに設定されたエリアです。
室内には10床の岩盤浴ベッドが並んでいます。
ベッドには石の枕が置かれていました。
岩塩のベッドは比較的サイズが大きめでゴツゴツした石が多いので、健美の間にある石が小さめ摩擦少なめの砂利ベッドを体験した後は、背中に痛さを感じやすいかもしれません。
ただ、慣れるとツボを押されているような感じになり、気持ちよく感じたりもします。
女性専用の「桜華の間」。
約45度に設定されたエリアです。
ここは私は入っていないので詳細はわかりませんが、Webサイトなどの案内を見ると次のような特徴があるようです。
・地区初のスチームミスト
・青紫のライトアップ
・傾きのある岩盤ベッド
ロウリュウも開催される「炎龍の間」。
70℃ほどに設定された部屋です。
中の雰囲気はサウナに近い感じ。
中央に石の炉が設置されていて、その周りを木のベンチが囲っています。
テレビが付いているため、番組を楽しみながら汗をかくことができます。
ちょうどオリンピック開催中だったので、その日の結果を伝える番組に私は見入ってしまいました。
なお、滞在中にアナウンスがあったのですが、各岩盤浴室は営業中にも定期清掃が入るとのこと。
また、各部屋にはオゾン脱臭装置が備え付けられているそうです。
爆熱ロウリュウ体験
癒の城の特徴の1つが「ロウリュウ」。
炎龍の間で開催されるのですが、ここでは2種類のロウリュウが開催されます。
1つは、スタッフさんが大きなうちわで参加者をあおぐ「爆熱ロウリュウ」。
もう1つは、機械によって自動的に行われる「灼熱ロウリュウ」です。
今回私は、1日1回開催される「爆熱ロウリュウ」を体験してきました。
開催時刻は午前11時。
30分ほど前からアナウンスで案内がされます。
開催時刻直前になると銅鑼が鳴らされて、ゴーンという音が聞こえました。
時間になると部屋が暗くなり、テレビがロウリュウ用の映像に切り替わりました。
黄色いシャツを着たスタッフさんが3人部屋に入ってきて、簡単な説明が入ります。
スタッフさんはバケツに入れられたアロマ水を、柄杓を使って中央の炉に投入。
アロマの蒸気が発生したところで、大型のうちわを使って室内をあおぎ始めます。
3人のスタッフさんは室内を歩き回り、うちわを扇いでいきます。
このときは、参加者に熱波を浴びせるというよりは、熱さを室内に循環させるためという感じでした。
そして、再度アロマ水が投入されます。
スタッフさんはここからを「おかわり」と表現していました。
この「おかわり」のロウリュウでは、スタッフさんが参加者に向かって、うちわを扇いでいきます。
熱さを強く感じられるのはこの時。
やはり、熱波をダイレクトに浴びせられたときがロウリュウの醍醐味ですね。
時間としてはおよそ10分ほどで、イベントが終了しました。
感想としては、初心者や暑さが苦手な人向けかなと思いました。
熱さの程度としては、ちょっと優しいかなという印象です。
この辺りは主観的なものなので人によって感じ方は異なると思いますが、各地でロウリュを体験してきた私の中では「比較的熱くない」部類に入りました。
説明の際に「ものすごく熱くはならない」といった話もされていたので、あまり熱すぎないようにしているのかもしれません。
そういう点では、「爆熱ロウリュウ」という言葉から想像される熱さとしては、物足りなかなと思いました。
その一方で、多くの人が無理なく入れる程度の熱さになっていると思うので、初心者や暑いのが苦手な人にはおススメだと思います。
また、この日はオープン初日ということもあってか、「これからスタイルが定まってくるのかな?」という気もしました。
例えば、各施設のロウリュウでは参加者一人一人を決まった秒数・回数あおぐものが多いのですが、そのあたりのルールは無いようでした。
スタッフさんは参加者に向けてうちわをあおいではいるのですが、グルグル室内を回りながらやっていたので、一定時間あおがれ続けるということがなかったです。
また、事前説明が少なく、とにかくどんどんと進行されていった印象です。
多くの施設のロウリュウではあったものが無かったので、まだ手探り段階であること感じさせました。
もちろん、まだオープン初日ですから、これから徐々に完成されていくと思うので今後に期待したいです。
ちなみに、今回はもう1つのロウリュウである灼熱ロウリュウは、時間の関係で体験できませんでした。
灼熱ロウリュウはスタッフさんによるものではなく、機械を使って自動で行われるイベントです。
炎龍の間の炉の上には管のようなものが設置されており、自動的にアロマ水が炉に投入される仕組みが付けられていました。
Webサイトによると、自動で熱波を起こしたり光の演出もされるとのこと。
次回行った際にはそちらも体験してみたいと思います。
おわりに
館内の売店「ぷるぷる」で、「マンゴーショートケーキアイス」と「濃厚ソフトクリーム」を食べてきました。
どちらも冷たいので、岩盤浴で火照った体にピッタリでした。
今回はグランドオープン初日での体験ということで、できたばかりなのでとにかくキレイ。
館内全体に新築の木の香りが漂っていました。
新しい建物はいいですね。
一方で、スタッフさんにまだ不慣れな点があるようにも見受けられましたが、そのあたりはどんどん改善されていくでしょう。
大垣インターから10分以内くらいで到着しますし、駐車場も広いので、車で行きやすいと思います。
ドライブの際には寄ってみてはどうでしょうか。
・2016年8月10日グランドオープン
・カラフルな健美の間
・今後に期待のロウリュウアトラクション
※本記事の掲載情報は体験当時(2016年8月10日)のものです。最新の情報は大垣天然温泉 湯の城[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:30歳男性