2021年リニューアル!庄内温泉 喜多の湯の岩盤浴はゆったり過ごせる開放的空間だった
愛知県名古屋市にある「庄内温泉 喜多の湯」。
伊勢湾に注ぐ庄内川沿いに位置する温浴施設です。
喜多の湯は株式会社カケンが東海地方を中心に複数店舗を展開している温浴施設で、庄内温泉喜多の湯はその1号店。
2002年11月にオープンし、2021年3月に大きくリニューアルしました。
リニューアルを機に、露天風呂エリアの拡大などと併せて岩盤浴コーナーも登場。
岩盤浴コーナーでは6種類の岩盤浴や広い休憩スペースでくつろぐことができます。
リニューアルから8か月ほどが経った2021年11月。
庄内温泉喜多の湯に足を運び、岩盤浴を体験してみました。
今回の記事では庄内温泉 喜多の湯を岩盤浴コーナーを中心に紹介していきます。
庄内温泉 喜多の湯のシステム
店舗は庄内川に架かる新川中橋の北側の堤防沿い。
橋の北側にある道を東へ少し入ったところにあります。
200台収容の無料駐車場を完備しているので車で訪れやすいです。
平面駐車場のほかに立体駐車場もあり、立体駐車場は2021年のリニューアルにて新たに設けられました。
店内に入ったら、靴をロッカーに入れて券売機へ。
チケットを購入したら受付します。
お風呂のほかに岩盤浴も利用する場合は岩盤浴の受付にも足を運びます。
ここで靴箱ロッカーのキーと交換する形で岩盤浴セットを受け取ります。
また、ナンバープレートも一緒に渡されるので、岩盤浴セットを返却する際にはナンバーと一緒に返却します。
岩盤浴セットは浴着とマットタオル。
岩盤浴着の色は男性が茶色、女性が赤です。
岩盤浴着へ着替えるために2階にあるお風呂の脱衣所へ。
着替えたら、岩盤浴コーナーへ向かいます。
ちなみに、館内は他の温浴施設ではあまり見られない造りをしている部分がありました。
脱衣所には出入り口が2か所あり、脱衣所内を経由して同じフロアの岩盤浴コーナーへ向かうことができるのです。
なお、岩盤浴コーナーとは反対側の出入口から脱衣所を出ると、いったん1階に降りて別の階段から2階に上がる必要があります。
庄内温泉 喜多の湯の岩盤浴
館内2階にある岩盤浴エリア。
唐揚げ丼やハンバーガー、ソフトクリームなどを提供する「万国茶屋」がエリアの目の前にあり、お腹が空いたら食事が摂りやすい環境です。
岩盤浴着着用者専用スペースに入るとまず目に入るのが、広々とした休憩エリア。
エリア内にはテレビ付きリクライニングシート、二人掛けのシートなどをはじめ様々な種類のシートが並びます。
ざっと数えてみましたが、50以上はあるでしょう。
また、高さの異なる段差が並んだデコボコした腰掛エリアも。
設置されているラックには植物が置いてあるなど、全体的におしゃれな雰囲気もあります。
ブランケットの貸し出しもあるので、シートで仮眠などもしやすいでしょう。
エリア内にはコミックスが並ぶ本棚や雑誌のラックも設置されています。
置いてほしいコミックスのリクエストを受け付ける案内も。
ちなみに、岩盤浴エリアとは別で、1階フロアにある畳敷きのくつろぎスペースにもマンガのならぶ本棚があります。
岩盤浴は6つのエリアとクール房。
6つの岩盤浴エリアのうち5つは広めの同じ1つの空間内にあります。
5つの岩盤浴エリアがある空間の温度は約50℃。
室内の中央には四角い熱炉が設置されています。
各エリアで使用されている石が異なり、入り口の近くにあるのが、「ブラックゲルマ」「鳳緑石」「木紋石」の3エリア。
それぞれのエリアで4床ずつ用意されています。
窓際にあるので明るめです。
室内の奥側にあるのが「七宝石」と「麦飯石」の2エリア。
七宝石の岩盤浴エリアは1つ1つの岩盤床が四角い口の洞穴型になっています。
用意されている岩盤床は5つ。
頭側となる奥のほうに照明があるので、入ってみると明るさがあります。
麦飯石の岩盤浴は七宝石エリアの上。
七宝石エリアの横にある階段を上ると、ロフト状の空間に7つの岩盤床が並びます。
このエリアは女性専用です。
5つの岩盤浴エリアのある空間内には1つドアがあります。
そのドアの先にあるのが「岩塩房」。
砂利状の岩塩が敷き詰められた岩盤床が6つ並びます。
枕は石の枕。
室内の奥には岩塩のブロックで囲われた熱炉があり、他の岩盤浴エリアよりも高めの約60℃の空間となっています。
ちなみに、岩盤浴エリアは12時、16時、20時に15分の清掃タイムが設けられています。
休憩エリアの一角にあるのが「クール房」。
約11℃のクールダウン空間です。
室内は壁が鏡張り。
また、天井付近にある木の格子にはツタが絡んでおり、室内はほのかに木の香りがしました。
12分計と湿度計が設置されています。
入口と出口で分かれている特徴もあります。
庄内温泉 喜多の湯のサウナ
さて、せっかくなので浴場内にあるサウナについても触れておきましょう。
浴場の高温サウナは窓や照明により、全体的に明るい印象のサウナ室。
サウナ室の一部は露天風呂スペースに突き出しているような形となっており、窓から露天風呂スペースが見えます。
室内には2つ温度計があり、天井近くに設置されたものは約90℃、それよりも低い位置に設置されたものは約80℃を示していました。
どちらも熱炉に近い場所にあるため、サウナ室は高い位置ほど温度が高くなることを感じます。
入り口から見て奥の壁の真ん中に熱炉、左手側にテレビ、右側は2段の腰掛け。
テレビや熱炉の向かい側は5段のタワーサウナになっています。
定期的なマットの交換があり、サウナマット交換中は利用者が一旦退室。
交換を待つ利用者でサウナ入り口に列ができていたのが印象的で、サウナ人気を感じました。
サウナ室のすぐ隣には水風呂があります。
デジタルの水温計があり、約16℃を示していました。
水風呂は約16℃
露天風呂スペースにはイスやリクライニングシートが設置されていて、サウナ、水風呂後の外気浴もできます。
開放感ある広々岩盤浴でゆったり
2021年3月にリニューアルしたこともあって、まだまだ新しさの残る雰囲気。
やっぱり、キレイさと新しさがあるとテンションが上がりますよね。
岩盤浴は全体的に空間的な窮屈さがほとんどなかった印象です。
複数のエリアが空間を共にする岩盤浴エリアや、様々なシートのある広い休憩エリアが開放感を演出しているようでした。
岩盤浴で汗をかきつつ、休憩エリアのシートを使ってゆったりと過ごす。
そんな岩盤浴ライフの1日に利用してみてはどうでしょうか?
※本記事の掲載情報は体験当時(2021年11月23日時点)のものです。最新の情報は庄内温泉 喜多の湯[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:35歳男性