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刈谷ハイウェイオアシス内「かきつばた」

愛知県刈谷市にある「かきつばた」
刈谷ハイウエイオアシス内にあるスーパー銭湯です。

刈谷ハイウェイオアシスは刈谷市と豊田市の市境付近にある伊勢湾岸自動車道のパーキングエリアのレジャー施設。
フードコート、お土産店、お手洗いといった一般的なパーキングエリアの施設に加え、産直市場や観覧車、遊具のある公園など様々な施設も設けられています。
ちなみに、刈谷ハイウェイオアシスは一般道路からも車でアクセスして、施設を利用することができます。

そんな刈谷ハイウェイオアシス内の施設の1つがスーパー銭湯である「天然温泉 かきつばた」なのです。

かきつばたでは温泉、食事処、マッサージといったスーパー銭湯でおなじみの施設に加え、岩盤浴施設も備わっています。
その名も岩盤浴韓国式チムジルバン「万寿洞」
5つの岩盤浴房やくつろぎのスペース、そしてロウリュウイベントなどが楽しめます。

というわけで、今回はかきつばたの万寿洞についてレポートしていきます。

かきつばたのシステム

まずはかきつばたの万寿洞を利用する際の流れについて説明しておきます。

かきつばたの入り口を入ると、左手側に靴箱ロッカーがあります。
コインロッカーになっているので、100円硬貨が必要です。
玄関に両替機があるので、100円玉が無ければ両替機でお金を崩すことができます。

靴箱ロッカーに靴を入れたら、ドアを通り受付カウンターへ行きます。
ちなみに、靴箱ロッカーのカギは退館時まで自身で管理します。

入館の受付をすると、精算用バーコートがついたリストバンドが渡されます。
これは、館内の有料サービス利用の際に提示するものです。
入館料を含め支払いは退館時に行います。

万寿洞利用者は受付で万寿洞を利用する旨を伝えましょう。
すると、岩盤浴セットが渡されます。

岩盤浴セットの中身は大判タオルと浴着です。
浴着の色は男性が水色、女性がピンク。
上は花模様付きのデザインになっており、下は7分丈ほどの長さの裾のズボンでした。

受付を終えたら、浴場の脱衣所へ。
脱衣所は1Fにあります。

脱衣所で岩盤浴着に着替えて、岩盤浴「万寿洞」へ向かいましょう。
もちろん、岩盤浴前にお風呂を利用しても構いません。

ちなみに、脱衣所と万寿洞は同じ階にあるので、行き来がカンタンです。

かきつばたの岩盤浴「万寿洞」

ここからは岩盤浴韓国式チムジルバン「万寿洞」について紹介します。

万寿洞は5つの岩盤浴房やくつろぎスペースが用意された岩盤浴エリアです。

万寿洞入り口を通ると、まず目につくのは曲線状の段々ソファがあるくつろぎスペース
2、3段の段差になった白い大型ソファベンチのようなものが複数設置されています。

そのくつろぎスペースを奥に抜けると、休憩ホールがあります。
こちらには一人掛け用のリクライニングソファや畳コーナーでくつろぐことができます。
また、奥にはエグゼクティブルームという、小型テレビ付きのリクライニングシートが並ぶ部屋もあります。

万寿洞内にはマンガや雑誌が設置されています。
万寿洞入り口付近と、エグゼクティブルーム入り口付近にマンガ。
くつろぎスペースと休憩ホールをつなぐ通路には女性誌を中心に雑誌が設置されていました。

ちなみに、コミック3000冊が用意されているとのこと。
マンガは万寿洞外である2階の畳処&マンガコーナーにも用意されています。

万寿洞のくつろぎ空間で1つの注目ポイントが、無料のホットコーヒーサービス
エグゼクティブルーム手前にあるカウンターの前に、ホットコーヒーが用意されているのでセルフでカップについで飲むことができます。

ここからは岩盤浴房を紹介します。

各岩盤浴房の外には室温のデジタル表示がされています。
入室前から暑さの見当がつけられるのはいいですね。
また、定期的に清掃されるようでメンテナンス時間が入り口に掲示されていました。

万寿洞内の一番奥側にある岩盤浴房が「黒翡翠房」
室温表示は52度くらいでした。
岩盤床は入り口側と奥側に分かれており、入り口側が4床、奥側が7床ほど。
入り口側の床は石の枕が置かれていましたが、奥側は数本の金属パイプが横並びにされたものでした。
このパイプの枕には冷たい水滴が付けられており、その上に頭をのせることで頭部をクールダウンさせながら岩盤浴ができるようになっているみたいです。

休憩ホールの向かいにあるのが「クリスタル岩塩房」
60度前後の室温表示がされていました。
室内は岩塩の炉のようなものが設置されています。
床の数は10床ほど。

比較的低温の岩盤浴房が「ゲルマニウム房」
室温は45度くらいです。
房内には12床が用意されており、石の枕が設置されていました。
房の手前には一人掛けソファが設置された休憩スペースがあります。

ここまでに紹介した3つの岩盤浴房は週替わりで一つが女性専用になります。
どの岩盤浴房が女性専用とされているのかは、各房の入り口や万寿洞内に掲示されています。

万寿洞の入り口に一番近いところにあるのが「翡翠熱波房」
室温は60度超と一番の高温の設定されており、この房でロウリュウイベントが開催されます。
房内は円柱型になっており壁際は入り口と奥の熱炉部分以外は、ぐるっとベンチになっています。
ベンチ後ろに付いた複数の小さなライトが色を変えながら発光しているため、ライトの色が変わると房内の雰囲気も変わります。

クールダウン用の房が「雪華房」
房内の温度は10度以下を計時する空間で、タイミングによっては5度以下を計時することもありました。
時折、天井から雪を模した氷が降り注ぎ、その氷が房内中央にかき氷のように積みあがっています。
房内にはイスが設置されていますが、イスは陶器状の素材のようで、座った際にヒンヤリ感がありました。

万寿洞のロウリュウ

万寿洞の「翡翠熱波房」では、ロウリュウアトラクションが開催されます。

ロウリュウの開催は平日が1日4回、土日祝は1日5回。
11時、14時、19時、21時は平日及び土日祝の両日で開催され、土日祝では17時の開催がさらに加わります。

ロウリュウで使われるアロマは日替わりで、スケジュールが掲示されていました。

ロウリュウアトラクションの開催時刻近くになると、スタッフさんが翡翠熱波房の外で準備を始めます。
ドラを鳴らして万寿洞利用者にロウリュウアトラクションの開催を伝えていました。

ちなみに、ロウリュウアトラクションを担当されるスタッフさんは黒いシャツを着ており、シャツの背中には「あなたに熱波贈り隊」と書かれていました。
カキツバタのロウリュウスタッフさんには「あなたに熱波贈り隊」というネーミングがされているみたいです。

イベント開始直前になると、翡翠熱波房の中にロウリュウ参加者が集まります。
基本的には参加者の皆さんはベンチに腰かけてますが、参加者が多くてベンチに空きがなくなると床に腰かけて参加される方もいました。
※20人ほどでベンチは埋まります。

イベント開始時刻になるとライトの色が変わり、房内に音声が流れ始めます。
ロウリュウや遠赤外線の説明音声が流れ、それなりに説明が流れたところでスタッフさんが入室。

スタッフさんは熱炉にアロマ水をかけながら、使用されるアロマの効能を口頭で説明されていました。

アロマ水をかけ終え、大きなうちわで熱炉を扇いだのち、スタッフさんは参加者に両手を上にあげるように促します。
熱は上のほうに溜まりやすいため、上げた手にはより暑さが感じられます。
そして、熱気を下に降ろすため、上げた両手を下に降ろす動作を繰り返すことも参加者に促していました。

スタッフさんは室内全体をうちわであおいできます。

先ほどまでは上のほうが熱かった房内でしたが、顔や体にも強烈な熱さが感じられるようになっていきます。
あまりの熱さで「うわー」「熱い」といった声を上げる人もいらっしゃいました。

全体的に房内が熱くなったら、参加者は1人5回ずつ大型うちわでスタッフさんに扇いでもらえます
このとき、ほかの参加者が扇がれている間は盛り上げるために手拍子や掛け声を求められます。

参加者が一通り扇がれ終わったらイベント終了・・・と思いきや、このあとで「おかわりタイム」なるものがあるとのこと。

ただ、おかわりタイムは引き続き行われるわけではなく、5分ほどのインターバルが挟まります。

ほとんどの参加者は一旦、翡翠熱波房を退室。
雪華房やくつろぎスペースで多くの参加者がクールダウンを行います。
スタッフさんは参加者のクールダウンを手伝うため、うちわで参加者を扇いで涼ませてくれていました。
ちなみに、雪華房は入り口側の壁がガラス張りになっているのですが、ロウリュウ直後の参加者が集まることでガラスが曇っていました。

5分ほど経ったら、おかわりタイムスタート。
スタッフさんはもう一度熱炉にアロマ水をかけ、うちわで扇いで室内全体を熱くしていきます。
体感的には先ほどより熱くなっている印象。
この間、スタッフさんはフリートークをする流れになっているようで、トークがうまいスタッフさんの話で参加者は盛り上がっていました。

そして、先ほどと同様に参加者はスタッフさんにうちわで扇いでもらえます。
しかも、おかわりタイムでは1人15回まで扇いでもらえるのです。
なお、15回というのは上限なので、15回は耐えられないという方は回数を抑えてもらえます。

全員が扇がれ終わったらロウリュウアトラクションはこれで終了。

再び参加者の多くは雪華房やくつろぎスペースでクールダウン。
スタッフさんはうちわで参加者のクールダウンを手伝っていました。

熱さ最上級!?のロウリュウに注目

筆者がかきつばたの岩盤浴「万寿洞」で印象に残った点は2つあります。

1つは水滴が付着したパイプの枕です。

岩盤浴をしていると当然ですが発汗が促されるため、体はもちろん、顔にも大量の汗をかくもの。
しかし、このパイプ枕の上に頭をのせて岩盤浴を体験していたら、顔のほうにはあまり汗をかかなかったです。

そのためか、ほかの岩盤浴と比べて熱さを感じづらく、汗が気になりづらいと感じました。
結果、いつもより岩盤浴房内に長居していました。

2点目はロウリュウアトラクションの体感温度の高さです。

筆者はこれまでにいろいろな店舗の岩盤浴やサウナでロウリュウを体験してきましたが、これまでのロウリュウ経験の中でもトップクラスに熱さだと思いました。
筆者は同日に2度ロウリュウアトラクションに参加したのですが、初体験だった1回目のロウリュウでは痛いくらいの熱さを感じた印象です。
2回目は1回目の経験によって多少慣れたところがあったのですが、それでも体感温度はかなりのものでした。

ロウリュウアトラクションの会場となる翡翠熱波房はそれほど広い空間というわけではないので、熱気が分散しづらくて熱さを感じやすかった面があるのかもしれません。

ちなみに、スタッフさんに扇がれているときは立ったほうが熱さをより感じられます。
高い位置のほうが熱気が集まりやすいからですね。

かきつばたの岩盤浴「万寿洞」。
かきつばたが刈谷ハイウェイオアシスという高速道路のパーキングエリアにあるため、場所がわかりやすくて遠方からの利用者でもアクセスしやすいと思います。
興味を持たれた方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2019年4月27日時点)のものです。最新の情報はかきつばた[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:32歳男性