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岐阜県可児市にあるSpa Resort 湯の華アイランド広場
市場やバーベキュー場、食堂、RVパーク、温泉などが集まる観光スポットです。

様々な体験できる中でもメインといえるのが、温泉や岩盤浴、リラクゼーション等が楽しめる湯の華温泉。
地下1,800メートルから湧き出す天然温泉、日本最大級といわれる3フロアにまたがる岩盤浴エリア、3万冊のコミックスが並ぶ癒しスペースをはじめ、食事処やマッサージ、カラオケなどなど見どころいっぱいのスパリゾートとなっています。

そんな湯の華温泉の中で注目したのがサウナ。

サウナブームといわれる昨今においては、どんなサウナが用意されているのかは気になるところでしょう。

湯の華温泉の公式サイトによると、浴場内には乾式と湿式の2種類のサウナが設けられているとのこと。
複数のサウナが楽しめるだけでもワクワクしますよね。

そこで今回は湯の華温泉の男性サウナを、実際に足を運んで体験した筆者の感想を交えてお伝えしていきます。

高温乾式サウナと湿式薬草塩サウナ

国道41号線の大脇交差点を西側に曲がった先にある湯の華アイランド広場の敷地。
湯の華市場の横を通りつつ道路を進んでいくと、湯の華温泉の建物および駐車場につき当たります。

建物のすぐ裏には木曽川が流れており、眼下に広がる木曽川の景観は湯の華温泉のウリの1つなんですよ。

館内に入ったら券売機でチケットを購入して受付へ。
受付では浴場のロッカーキーが渡されます。

脱衣所、浴場は館内の1階です。
脱衣所の指定番号のロッカーに荷物や服を入れ、いざ浴場へ。

浴場内には6種類の室内風呂、8種類の露天風呂、2種類のサウナが用意されています。
充実していますね。

室内風呂エリアにあるのは美肌の湯が使われた大美肌風呂をはじめ、日替り風呂、電気風呂、2種類のジェットバス、そして水風呂。
露天風呂エリアには岩風呂、かけ流し風呂、真玉石風呂、シルキー風呂、炭酸風呂、座り風呂、壷風呂、寝風呂があります。

露天風呂からは先述した木曽川を眺めることができます。
建物自体が河川よりも高い位置にあるため、眺めを見ているとお風呂が建物の1階であることを忘れそうです。

さて、ここからは気になる2種類のサウナを詳しく紹介します。

1つ目のサウナは室内風呂エリアにある高温乾式サウナ

サウナ室内は結構広めの空間です。
というのも、横に8人ほど座れそうな腰掛の段差が6段もあるのです。

筆者が足を運んだ時点では、コロナ禍のため1人分の間隔を開けて座るルールになっていたため、実際のキャパシティの半分くらいに利用が抑えられています。
そのような状況下にあっても、よほどの混雑でもない限りはどこかしら空いているスペースがありそうな広さでした。

腰掛の前面には熱炉とテレビがあります。

また、テレビの上下に温度計が設置されており、低い位置の温度計は約75℃、高い位置の温度計は約90℃を示していました。
熱い空気は高いほうに溜まるため、より熱さを体感したい場合はなるべく上の方の段に座りたいところですね。
ただ、熱い方が人気が高いようで、高い位置の腰掛の方が利用者が多くて場所が埋まっている傾向にあった印象です。

高い位置の温度計の横には十二分計も設置されています。
時間を計りながら発汗したい人にはうれしいですよね。

サウナを出てすぐのところに水風呂があります。

デジタルで表示されていた水風呂の温度は15.5℃ほどでした。
かけ水用の水も用意されていますし、かけ湯も結構近い位置にあるので、汗を流しやすい形になっています。

ちなみに、水風呂の近くにはかけ水の案内や潜水禁止の掲示がされています。
マナーはしっかり守って利用したいですね。

そのほか、給水機がサウナすぐにあったり、自由に使えるサウナマットの用意もありました。
サウナマットの置き場には蛇口があり、マットを軽く水で洗い流してからサウナ室へ持っていく姿がみられました。

もう1つのサウナは、露天風呂エリアに設けられた離れのような室内空間にある湿式薬草塩サウナ

室内は半円形。
設置されているイスは5つ。

筒状の置き物に塩が盛られており、側には塩の使用方法の案内がありました。

室内には水瓶が2つあり、1つがかけ水用。
もう1つには水は入っておらず、中から熱い蒸気が出ていました。

室内の温度は約60℃で、湿度はかなり高め。
通常の眼鏡だとすぐに曇ります。
塩サウナだけあって、空気がしょっぱい気もしました。

入口の外側にはシャワーもあり、発汗後の汗や塩を流すことができます。

露天風呂エリアの一番奥にあるため利用者は少ないかと思いきや、筆者が行ったときには5つのイスはしっかり埋まっていました。

2つのサウナで気分を変えて発汗

湯の華温泉で楽しめる2種類のサウナ。

高温乾式サウナは、サウナマットや十二分計などのサウナアイテムもしっかりそろっている印象です。

個人的には、かけ水だけでなく、かけ湯もサウナから近いことが良いと思いました。
水は冷たいので、かけ湯の方でサウナで出た汗を流したいこともあるからです。

ちなみに、筆者が訪れた日は北京オリンピック期間中で、テレビではショートトラックの競技の放送が流れていました。
個人的にはサウナにテレビが設置されているのは好きな方なので嬉しいポイント。
もちろん無理はしませんが、テレビで競技が流れていると「このレースが終わったら出よう」と、テレビの内容のキリがよいところで退室したくなりますね。

広くて、温度も上の方は90℃と十分な熱さ、サウナ室内はアイテムも充実。
しっかりと発汗に励めるサウナだと思います。

湿式薬草塩サウナは、先述の高温乾式サウナと空間が大きく異なることがポイントでしょう。

湿式のため、乾式のサウナよりは湿度が高くて温度が抑えられています。
温度は60℃ほどですが、一定時間滞在しているとしっかり汗が出てきます。
湿度の高さが発汗に関係していることを実感しました。

塩を体につけることで、古くなった皮脂とか汗の排出が促進されるといわれているので、そのあたりを試してみるのも楽しいです。

複数のサウナが用意されている温浴施設は比較的珍しいので、各サウナを行き来するのもいいと思います。
空間が違うと気分が一新されるので、飽きずに発汗に励めますよね。

ちなみに、湯の華温泉では日本最大級の岩盤浴もあります。
せっかくなら岩盤浴も利用して、サウナとは違った温浴で発汗に励むこともおススメですよ。

※本記事の掲載情報は体験当時(2022年2月19日時点)のものです。最新の情報はSpa Resort 湯の華アイランド広場[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:35歳男性