福の湯(愛知県春日井市)の岩盤浴を体験!最大の魅力はソフトドリンク飲み放題
愛知県春日井市にある「大泉寺温泉 福の湯」。
温泉、岩盤浴、フィットネスジムといった要素を持つ総合健康施設です。
立地は東名高速「春日井IC」より約1分。
広い駐車場もあるので、車で訪れやすいです。
ただ、広い通りから少し入った場所にあるので、事前に店舗周辺のルートは確認しておいたほうが良いかもしれません。
ちらっと前述したように、福の湯には岩盤浴が設けられています。
岩盤浴にあるエリアはクールルームを含めて6つ。
そのほか、コミックが用意された休憩エリアも用意されています。
そして、一番の注目は岩盤浴利用者はソフトドリンクが飲み放題ということ。
水分補給が大切な岩盤浴にとって、ソフトドリンクが飲み放題は魅力的なサービスですよね。
さて、師走も近づく2020年11月23日、福の湯へ行ってきました。
今回の記事では、福の湯の岩盤浴エリアを中心に紹介してきます。
福の湯のシステム
まずは福の湯の利用方法について触れておきます。
館内の入り口を入ると、左手側に靴箱ロッカーエリアがあります。
コインロッカーなので、あらかじめ100円玉を用意しておくことをおススメします。
ちなみに、靴箱ロッカーのカギは退館時まで自分で管理します。
靴を片付けたら券売機へ。
券売機で利用するサービスの券を購入して、券売機のむかいにある受付へ提示します。
岩盤浴を利用する場合は、受付で岩盤浴セットが渡されます。
岩盤浴セットは岩盤浴着とマットタオル。
岩盤浴着は男性が青、女性がオレンジです。
岩盤浴着は、退館の際に脱衣所内や脱衣所入り口付近に設置された返却用ボックスへ返却します。
福の湯の館内は2フロア。
1階は受付のほか、食事処や脱衣所、浴場があります。
2階は岩盤浴や休憩所、フィットネスジムとなっています。
岩盤浴を利用する場合は1階の脱衣所で岩盤浴着に着替えて、2階に上がります。
階段を上がって、右手側が岩盤浴エリア。
ちなみに、階段を直進すると座敷の休憩所があり、マンガや雑誌の棚が用意されています。
福の湯の岩盤浴
福の湯の岩盤浴は6種類用意されています。
アロマの香りが漂うエリア「香」。
室内の温度計は約40℃、湿度計は約40%を示していました。
アロマは日によって香りが変わります。
室内には信楽陶盤椅子が左右に8つずつ並び、リクライニングシートに座るような形で過ごす空間です。
なお、コロナ禍ということもあって1つ飛ばしでの利用が求められており、室内の利用キャパシティは半分(8席)になっています。
板状、砂利状の岩盤床が用意された「暖」。
公式サイトによると40℃~45℃に室温が設定されているとのことです。
室内には石の枕が設置された砂利状の岩盤床が5つ、板状の岩盤床が6つあります。
コロナ禍ということで、岩盤床はそれぞれ3つが利用可能となっています。
岩塩の岩盤浴が楽しめる「塩」。
室内の温度計は50℃台後半、湿度計は10%台後半を示していました。
石の枕が設置された岩塩の砂利岩盤床が8つ用意されています。
ちなみに、コロナ禍のため、利用可能な岩盤床は4つとなっています。
女性専用の岩盤浴室が「美」。
男性立ち入り禁止の空間内には砂利状と板状の岩盤床が用意されています。
なお、筆者は男性のため中の様子を確認できておらず、申し訳ないですが詳細はお伝え出来ません。
会話OKのリラックス空間「楽」。
室内の温度計は約40℃、湿度計は約30%を示していました。
室内にはシートや木の枕が用意されており、テレビも1台設置。
本の持ち込みや、会話がOKとなっており、思い思いのスタイルで過ごすことができます。
クールルーム「涼」。
岩盤浴で温まった体をクールダウンする涼しい空間です。
室内にはペンギンの写真が貼られた壁、三匹のイルカが描かれた天井、魚の尾びれのオブジェが設置され、南極を思わせる演出がされています。
各岩盤浴室は定期定期に清掃が行われており、「楽」「涼」「香」は奇数時に、「暖」「美」「塩」は偶数時に清掃が入ります。
岩盤浴エリア内には休憩エリアも用意されています。
「憩」と名付けられたエリアは、床が大理石となった空間。
リクライニングシートや寝ころびマットなどが用意されています。
また、女性用エリアも設けられています。
コミックの本棚があり、館内に4000冊あるマンガの大半がここに設置されています。
ちなみに、エリア内の温度計は約25℃、湿度計は約40%を示していました。
ほかにも岩盤浴エリア内には注目のサービスが盛りだくさん。
岩盤浴エリアのロビーには足湯が用意されています。
長テーブルの足元が足湯となっているので、飲み物を飲みながら、本を読みながらでも足湯に浸かることができます。
ベランダに出ることも可能。
ベンチが設置されており、外気浴を楽しむことができます。
そして、一番の注目がソフトドリンク飲み放題。
水素水、ビネガードリンク、炭酸水、グレープスカッシュ、コーラ、カルピス、メロンソーダ、ホットティーといった多様なドリンクが用意されており、岩盤浴利用者はサーバーやピッチャーから自由に飲むことができます。
また、ドリンクだけでなくソフローズン(フローズン)が用意されているのも特徴。
スタッフさんにオーダーすることで、ひんやりとしたシャーベット状の飲み物(食べ物)をいただくことができます。
メロンとグレープ味がありました。
福の湯の感想
福の湯の岩盤浴は見どころがたくさんある印象を受けました。
まずは豊富な岩盤浴室。
「香」「暖」「塩」「美」という雰囲気の異なる岩盤浴室が用意されているため、各岩盤浴室を行き来することで毎回新鮮な気分で岩盤浴を楽しむことができます。
各岩盤浴室で温度、湿度が違うので、自分の体に合った岩盤浴が見つかる可能性もあるでしょう。
ロビーエリアに足湯があるのもいいですね。
岩盤浴の休憩中であっても、足湯を使って足元の温活が可能です。
また、テーブルがついている足湯のため、本を読みながら足湯をしやすいのもポイントです。
そして、一番はソフトドリンク飲み放題です。
岩盤浴は大量の汗をかくため水分補給は必須。
その水分補給を、様々な種類のドリンク、かつ飲み放題という形で行えるのは非常に魅力的です。
近辺地域の岩盤浴のあるスーパー銭湯の中では比較的高めの料金設定(平日1400円、土日祝1600円)なのですが、飲み放題のことを考えると料金は妥当なところだと思います。
スーパー銭湯内でドリンクを購入するとなると、自販機のペットボトルで150円、カフェやバーなら300円くらいは必要です。
入浴+岩盤浴の料金が1000円だったとしても、2~3杯ドリンクを購入すれば福の湯と同額程度にはなります。
しかも、購入したドリンクは自分で管理しなくてはならないので、意外と面倒です。
でも、福の湯のソフトドリンク飲み放題は、ソフローズン以外はセルフサービスなので、その時に飲みたい量だけカップにそそぐことができます。
飲み終わったら、カップを返却すればよいので、飲み物を管理する必要もありません。
しかも、様々な種類のドリンクを楽しめます。
先ほど料金は妥当と書きましたが、むしろリーズナブルな気さえしてきました。
個人的には、福の湯の岩盤浴は「長居しやすい環境が整っている」と思います。
岩盤浴の種類が豊富で飽きづらいうえに、足湯やマンガで休憩中も楽しめ、さらにはソフトドリンク飲み放題で水分補給を十分に行えるわけですからね。
※本記事の掲載情報は体験当時(2020年11月23日時点)のものです。最新の情報は大泉寺温泉 福の湯[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:34歳男性