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サウナブームといわれる昨今。
「サウナ⇒水風呂⇒外気浴」の流れをワンセットとした入り方を行うことで「ととのう」と呼ばれる快感を得られることでも注目されていますね。

サウナ、水風呂、外気浴の流れを実践する場合、最もハードルが高いのは水風呂でしょう。

80℃~100℃ほどの高温空間であるサウナは確かに熱いですが、慣れれば10分以上入っていることもできます。
そもそもサウナはメインですから、入れないと成立しませんよね。

外気浴はサウナや水風呂の外のスペースでイスなどに腰掛けてリラックスすること。
休憩のようなものなので、利用施設のサウナ近くに設備が用意されていれば、問題なく行うことができます。

水風呂は15℃~20℃ほどの水温に設定された浴槽に浸かることです。
あまり長く浸かっていると体が冷えすぎてしまうため、1分程度が目安といわれてます。

最近はサウナとセットのイメージが強い水風呂ですが、サウナに入った人が必ずしも使用するとは限りません。
サウナを行った後に水風呂に入らない人もたくさんいます。
試しに入ってみようと足を水風呂に浸けた結果、体まで浸かることなく水風呂を後にする人も珍しくありません。

水風呂の冷たさを感じて、入るのをあきらめてしまう人もたくさんいるわけですね。

しかし、それもそのはず。
私たちが水に浸かるといって真っ先に思い浮かぶのはプールや海でしょう。
プールや海であれば、数分~数十分は入りっぱなしだった経験がある人は多いと思います。

でも、私たちが普段入るプールや海の水温は20℃台後半がほとんど。
一般的な水風呂はプールや海よりも10℃近く水温が低いため、断然冷たく感じるのです。

筆者自身、サウナを楽しむようになってから1年以上経ちますが、水風呂には苦手意識がありました。

最初は体全体を水風呂に浸かることはできず、膝くらいまで浸かって入るのを諦める場合がほとんど。
それでも、サウナに通って何度も水風呂に挑戦するうちに、少しずつ体を水に沈められるようになり、今では体全体を浸かることができるようになっています。

では、最初は足しか水風呂につけられなかった筆者が、どのようなステップを踏んで体全体まで浸かれるようになったと思いますか?
今回は、筆者が水風呂に入れるようになるまでに通過したステップ(浸かり具合)を紹介します。

1.膝まで

水風呂へ入ろうと思い、まずは足を水の中へ。
足先から踝、そしてなんとか膝くらいまで入れてみて・・・

とりあえず足を水へ浸けるところまでは多くの人がやってみたことがあるのではないでしょうか。
でも、足を水風呂に浸けてみた結果、冷たさのため入るのやめた人も少なくないはず。

とはいえ、最初は足で水風呂の水温を実感するところからスタートですよね。

2.腰まで

両足を水風呂に入れて、徐々に体を浴槽内に浸けていきます。
そして、なんとか下半身は水に浸かりました。

ただ、ここまでは水風呂に不慣れでも意外と進めるもの。
ハードルが高いのはここからです。

心臓があることもあって、上半身を冷たい水に浸けるのは勇気がいりますよね。

3.鎖骨まで

覚悟を決めて(?)上半身を水の中へ沈めます。
冷たさに耐えながら、なんとか体を水に浸けることができました。

ただ、上半身をすべて水風呂に浸かったと思っていても、実は完全には上半身が浸かりきっていなかったりします。

よく見ると、肩は水面より上にあり、水に浸かっているのは鎖骨くらいまで
肩まで完全に水に浸かるまでに、もう一山あるんです。

しばらくの期間、筆者はこの段階で水風呂に入った気になっていました。

4.首まで

水から出ているのは首より上だけ。
完全に上半身が水風呂に浸かった状態です。

ここまでできれば、水風呂に完全に入ることができているといって差し支えないでしょう。
上半身を完全に水風呂に浸かることができた時は達成感がありました。

鎖骨まで浸かった状態と首まで浸かった状態とでは、浸かっている時の感覚が全然違っていました。

5.頭まで

筆者が通過したステップを紹介すると言っておいてなんですが、筆者はこのステップには達していません。
水風呂にチャレンジする中で上半身は完全に水風呂に浸かれるようになりましたが、頭まですべて水風呂に入れたことはないんですよね。

水風呂を利用する人の中には、水風呂の中に潜るように頭まで浸かるツワモノもいらっしゃいます。
冷たい水風呂に頭まで浸かるなんてすごいなぁと思います。

ただ、水風呂に頭まで浸かることは禁止している施設もあり、マナー違反とされる場合も少なくないので注意が必要です。