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近年、注目度が高まったサウナ。
2021年には「ととのう」が2021ユーキャン新語・流行語大賞にノミネートされたり、日本全国各地に新しいサウナ施設がオープンしたりと、一つのブームとなりました。

そんなサウナは、フィンランドが発祥といわれています。
サウナという言葉自体がフィンランド語。
サウナでよく耳にするようになったロウリュという言葉もフィンランド語から来ています。

サウナ自体は何十年も前から日本に存在していますが、近年のブームに乗じて興味を持った方も少なくないと思います。
サウナにハマったら、本場のサウナへの興味が湧きませんか?

そこで今回の記事では、フィンランドのサウナについて知ることができる日本の書籍を紹介します。

週末フィンランド


フィンランドのサウナに興味を持ったら、実際にフィンランドに足を運んで本場のサウナを体験してみたくなるもの。
そんな時に目を通しておきたいのがこの本です。

『週末フィンランド ちょっと疲れたら一番近いヨーロッパへ』

簡単にいえば、フィンランド旅のガイドにできる内容となっています。

著者はフィンランド観光局公認アンバサダーである岩田リョウコさん。
岩田さんがフィンランドを訪れた際に足を運んだ様々な場所や体験が紹介されています。

フィンランドのサウナに関する基礎知識、サウナ施設、サウナの体験談なども盛り込まれているため、サウナに関する情報も豊富。

全体としてはフィンランド旅に関する内容なので、フィンランド旅行の準備やフィンランドのおすすめスポットなどの情報も得られます
本場のサウナ体験も絡めたフィンランド旅行の参考になる1冊です。

公衆サウナの国フィンランド


フィンランドには日本の銭湯のような存在として、公衆サウナが存在しています。
そんなフィンランドの公衆サウナについて知ることができるのがこの1冊。

『公衆サウナの国フィンランド 街と人をあたためる、古くて新しいサードプレイス』

著者はフィンランドに在住し、日本とフィンランドの浴場文化のインタラクション促進活動にも取り組まれている、こばやしあやなさん。
こばやしさんは「フィンランドの公衆サウナの歴史と意義」というテーマで執筆した修士論文が話題となった方です。

フィンランドには公衆衛生を守るためのインフラとして、都市部を中心に公衆サウナが存在していました。
そんな公衆サウナは時代が進むにつれて衰退しつつあったのですが、新しい施設の誕生や観光局による老舗公衆サウナのPRなどにより、再興の動きが出てきています。
この本では、フィンランドの公衆サウナの昔と今がわかる内容となっています。

フィンランドの公衆サウナはどこか日本の銭湯とオーバーラップする部分もあり、日本の銭湯文化の復興のヒントがあるのでは?とも感じる1冊となっています。

至福の北欧サウナ


フィンランドをはじめとする北欧のサウナの歴史や文化を知るならこの1冊。

『至福の北欧サウナ 知られざる歴史と文化のすべて』

サウナの起源はどういったところにあるのか?
サウナはどのように広まっていったのか?
サウナ外交はどのように行われたのか?
サウナに適した食事とは?
サウナにはどんな健康効果があるのか?
サウナのルールやマナー、エチケットは?
サウナにはどんな種類のがるのか?
サウナを造るためにはどんな要素があるのか?

などなど。
他の書籍ではあまり詳しく載せられていないコアな内容も豊富に盛り込まれています。
北欧を中心にサウナに関する知識を得たいなら読んでおきたい1冊です。