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愛知県長久手市にある名東温泉 花しょうぶ
多彩なお風呂が用意されたスーパー銭湯です。

花しょうぶの浴場には、2つのサウナがあります。
1つは熱気風炉と呼ばれる高温サウナ、もう1つは熱塩風炉と呼ばれる塩サウナです。

さらに、熱気風炉では毎時0分と30分にオートロウリュウが開催されるとのこと。

複数のサウナがあるだけでなく、ロウリュウも体験できるとあれば、サウナ好きとしては興味が湧きますよね。

ということで今回は、名東温泉 花しょうぶの浴場サウナについて、筆者の体験をもとに取り上げていきます。

※本記事は2024年8月17日の名東温泉花しょうぶの男性浴場サウナの体験をもとに作成しています。

南国リゾートを思わせる外観の名東温泉 花しょうぶ。
館内に入ったら靴を靴箱ロッカーに入れ、受付機で入館手続きを行います。

靴箱ロッカーのキーにはリストバンドとタグが付いていて、館内の有料サービス利用時はリストバンドを使って利用するシステム。
料金は退館時の一括精算となっています。

入館のゲートを通った先には物販コーナーがあり、サウナアイテムも並んでいました。
販売されているアイテムの中には、店舗オリジナルのサウナハットなども見られました。

サウナのある浴場は館内の2階。
脱衣所で服を脱ぎ、浴場へ入ります。
浴場入り口の手前には給水機が設置されていました。

浴場へ入って真っすぐ進むと、左手側にかけ湯があります。
そして、そのかけ湯の向かいの位置にあるのが、1つ目のサウナ熱気風炉の入り口です。

熱気風炉の入り口外側にはサウナマット置き場があり、利用者が自由に使えるマットが用意されています。
マット置き場にはシャワーが付いているので、さっとマットの座面を洗って熱気風炉内へ。

熱気風炉内は5段の段差の腰掛となっています。
1段目と2段目はそれぞれ約7人、3段目と4段目はそれぞれ約4人、最上段の5段目は約5人ほど座れます。
ビッシリ座れば全体で約27人といったところでしょう。

段差の向かいの壁側は、ストーブやテレビがあります。
段差に腰掛けた状態から見て、左側が遠赤外線ストーブ、右側がロウリュウ用のストーブ。
2つのストーブに挟まれる形でテレビの付いた壁があり、テレビの周りには十二分計や温度計が設置されています。
十二分計はテレビ上。
温度計はテレビの上と下にあり、下が約80℃、上が約95℃を示していました。
また、小さな温度計がロウリュウストーブの近くに付いており、そちらは約90℃を指していました。

この熱気風炉では毎時0分と30分に行われるのがオートロウリュウ「風神」
時間になるとロウリュウストーブに照明が当たり、ストーブに水が注がれます。
水が注がれ終わって少し経ったら室内に風が送られ、一気に体感温度が上昇します。

天井を見ると、4列に並んだ丸い形の送風機が付けられていました。
スタートから送風機の稼働が終了するまで、約3分ほどのロウリュウタイムでした。

水風呂は熱気風炉を出てすぐ隣。
水温は14.5℃ほどで、同時に4~6人ほどは入れそうなサイズです。
深さは平均的な成人男性が浴槽底にお尻をつけて、首から上がギリギリ出るくらいでした。

もう1つのサウナである熱塩風炉は、露天風呂エリア内にあります。
露天風呂エリアにあるかけ湯の向かいが入口。
入口を入るとサウナマット置き場や塩をお洗い流すためのシャワーなどがあるスペースとなっています。
用意されているマットは利用者が自由に使えるものです。

スペース内には熱塩風炉のメイン部である塩サウナへの入り口があります。
中に入ると、中央に塩を盛った壺やかけ水の壺が設置され、左右の壁際に10個のイスが並んだ空間。
室内の奥にはサウナストーブやテレビがあります。
テレビの上には十二分計と温度計があり、温度は約75℃を指していました。

熱塩風炉のある露天風呂エリア内には、ラタンのリクライニングチェアが並べられ、内湯も含めてイスやベンチも多数配置されています。
外気浴の設備も十分です。

ここまで、花しょうぶの浴場サウナにについて取り上げてきました。

熱気風炉は5段あるので、低い位置と高い位置ではそれなりに体感温度が異なりました。
熱さへの耐性や体調に合わせて座る位置を変えることで温度調整ができることは1つのポイントだと思います。

また、オートロウリュウ「風神」で印象的だったのは、水が注がれる音がしなくなってから風が送られるまでに体感で1分以上くらいの間隔があったこと。
オートロウリュウでは水が注がれた直後から風が送られる場合が多いのですが、花しょうぶのオートロウリュウは他店よりもタイムラグが長いと思います。
花しょうぶのオートロウリュウ初体験だった筆者は、もしかしてロウリュウ終わったのかな?と気を抜き始めたところで熱風が発生したため、少しビックリしました。
体感の熱さは十分だったので、送風機が本格稼働するまでの間にも蒸気が室内に行き渡ったのかもしれません。

塩サウナにも印象的な点がありました。
塩サウナというと60℃くらいの比較的低温に設定されていることが多いのですが、熱塩風炉の温度は約75℃。
塩サウナとしては高めの温度設定だったので、他の塩サウナとは感じられた熱さも異なりました。

また、テレビが付いていたことにも注目。
塩サウナでテレビがあるのは珍しいと思います。
地上波放送が流れていたので、自然と塩サウナの滞在が長めになっていました。

比較的高温であることやテレビがあったことも含め、通常のサウナに近い感覚の塩サウナだと思います。

ちなみに、館内には追加料金で利用できる岩盤浴エリア「美汗房」内に、「赤熱美洞」というロウリュウサービス開催のサウナ空間もあるので、サウナ好きとしてはそちらにも注目したいところです。
複数の浴場サウナ、オートロウリュウに興味を持たれた方は、名東温泉 花しょうぶに足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2024年8月17日時点)のものです。最新の情報は名東温泉花しょうぶ[公式サイト] をご確認ください。