サウナブームと言われる昨今。
そのブームの中でも注目が集まっているのがテントサウナです。

テントサウナとはキャンプなどで使うようなアウトドア用のテントの中で行うサウナのこと。
または、サウナ用のストーブが付いた耐熱性のテントのことを指します。

感染リスクに注意したいコロナ禍において、屋外で行うことや個室感覚で楽しめるアクティビティであることもあり認知の広まりを見せています。
テレビ番組や動画配信サービスで、有名人がテントサウナを楽しむ様子を目にした人も少なくないでしょう。

サウナに興味がある人なら、体験してみたいと思いますよね。

ただ、テントサウナは設備やテントの設置場所が必要だったり、火や熱を扱うため火災や健康被害を発生させないためにも注意が必要。
そのため、素人が自力でやるのは少々ハードルが高めです。
最近はテントサウナをサービスとして用意するアウトドア施設などもありますが、都市部から離れた場所であることが多く、料金もそれなり。

テントサウナに興味があっても、体験ハードルはなかなか高い部分があるのです。

とはいえ、探せば都市部近くでも、テントサウナを体験できる場所はあるもの。

名古屋とは目と鼻の先にある温浴施設「湯のや 天然温泉 湯吉郎」の岩盤浴フロアではテントサウナが楽しめるのです。

今回の記事では、湯吉郎のテントサウナについて紹介していきます。

湯のや 天然温泉 湯吉郎の岩盤浴

清須市と名古屋市とあま市の境目近くにある温浴施設「湯吉郎」。
館内では、天然温泉、岩盤浴、食事処、リラクゼーションなど様々なサービスが用意されています。

浴場は地下1200メートルから湧き出る100%の天然アルカリ温泉を使用。
内湯と露天風呂があり、「ジェット風呂」「薬膳炭酸風呂」「岩風呂」「弱炭酸風呂」など様々なお風呂を楽しめます。

浴場にはサウナもあり、男女各浴場内には2つずつサウナが設けられています。
※サウナの種類は各浴場で異なります
水風呂もあり、露天風呂エリアでの外気浴も可能なので、浴場でもサウナを満喫できます。

発汗つながりでも注目したいのが岩盤浴フロア。
館内最上階にあたる3階には、ワンフロアを使った岩盤浴フロア「グランデッキ」が設けられています。

フロア内には発汗場と名の付く趣向の異なった3つの岩盤浴室があり、発汗に励むことができます。
「発汗場 暗」ではプラネタリウムも楽しめ、「発汗場 明」では温かい室内で読書も可能、「発汗場 木」ではオートロウリュウが味わえます。
また、リクライナーも用意されているラウンジスペースや、外の空気を感じられるテラススペース、コミックコーナーなど休憩スペースも充実しています。

食事処としては、「大戸屋」や「はなび」といったチェーン展開されている飲食店が入っているのが特徴。
リラクゼーションとして、「Spa Re.Ra.Ku(スパリラク)」「BTS(Body Totalcare Salon)」では各種ボディケアやエステを受けることができます。

ガーデンテラスのテントサウナ

さて、本記事でピックアップするのが岩盤浴フロア「グランデッキ」にある「ガーデンサウナ」です。

横長のフロアの両端にあるテラススペースの片側はテントサウナ用のスペース。
このガーデンサウナでテントサウナを体験することができるのです。

ガーデンサウナに足を踏み入れると、そこにあるのは5つのテントサウナ
休憩用にベンチも設置されています。
また、セルフロウリュウ用にアロマ水の給水機や、桶と柄杓も用意されています。

各テントサウナには木のドアがあります。
ドアのサイズは大人が屈んで通れるくらいのサイズです。

ちなみに、ガーデンサウナスペースの入り口にはサンダルが用意されているのですが、テントサウナに入る際にはサンダルを脱いで入ります。
そのスタイルで利用するため、ドア付近にサンダルが置いてあるかどうかが使用中かどうかの判断基準にできそうです。
※ドアやテントサウナの窓から中に人がいるかどうかの確認も可能です。

テントサウナの中は、サウナストーブとベンチが設置されています。
床は木のすのこが敷かれています。

テントサウナ内に温度計はありませんが、ガーデンサウナ内の掲示によるとテントサウナ内の約60℃とのことです。

テントサウナの中はテントによって微妙に異なり、サウナストーブのサイズの違いや、ベンチの数や配置の違いが見られました。
細かな差異かもしれませんが、少しでも違いがあると別のテントサウナも利用してみたくなりますね。

1つのテントサウナの利用人数は大人3人くらいといったところ。
ベンチが三人掛けのサイズなので、4人以上になると立ったままや床に座ることになります。
空間にゆとりをもって利用したいなら、同時に入るのは3人までの方が良いでしょう。

テントサウナには透明素材が使われた窓があります。
サウナ内の湿度による曇りや素材の透明度などの関係から、少しぼやけた感じではありますが、外の景色を見ることも可能。

設置個所や向きによって見える景色は異なりますが、テントサウナによっては近くを流れる川などを眺めることもできました。

さて、セルフロウリュをすることもできるガーデンサウナのテントサウナ。

アロマ水を桶に入れ、柄杓とともにテントサウナ内に持ち込みます。

テントサウナの中に入った直後は外との温度差もあって熱いと感じます。
でも、しばらく入っていると慣れてくるため、より体感温度を上げたくなるもの。

そうなったらロウリュウタイムですよね。

サウナストーブに載っているサウナストーンに、柄杓を使ってアロマ水をかけます。

ジューっという音とともにアロマ水で濡れるサウナストーン。
でも、濡れて濃いめの色合いになったサウナストーンは、10秒ほどで元の色合いに戻ります。
あっという間に水分が蒸発したのがわかります。

熱い蒸気がテントサウナ内に立ち込めて、体感温度がアップ
ロウリュウを行う前とは、感じられる熱さが全然違います。

ただ、温度に慣れると、「もう少しイケるかな?」思って追加で水をかけてみたくなるもの。
セルフロウリュなので、ロウリュウをするタイミングも、サウナストーブにかける水の量も自分でコントロールできるのは嬉しいですね。

そして、ロウリュウを満喫してテントサウナの外に出ると、そこはテラススペース。
時期にもよるかもしれませんが、高温高湿度のテントサウナから出て外の空気を感じた時に、開放感・爽快感がありました。
※筆者の体験時は比較的涼しさも感じられた5月になります

ということで、湯吉郎の岩盤浴フロア「グランデッキ」内で体験できるテントサウナについてお伝えしてきました。

個人的には、テントサウナそのものがどういうものなのかを体験するには十分だと感じました。
テントサウナの雰囲気、プライベート感、セルフロウリュなど、一般的なサウナでは味わえない感覚を得られたと思います。

小さい空間ということもあって、プライベート感覚で楽しめるのは大きなポイントでしょう。
個室感覚で利用できるので、家族やカップル、友達と一緒に入ることで、仲間内だけで発汗体験の時間を共有できるのは魅力です。
近年はコロナ禍により、サウナ室内では会話を控える黙浴が推奨されていますが、近しい人だけしかいない空間であればテントサウナ内での会話も許容されることでしょう。

テントサウナの長時間の占拠は控えるなど他の利用者への配慮はマナーとして必要ですが、10分~15分程度の時間でも十分に楽しめる印象です。

テントサウナを気軽に体験してみたい人にはピッタリでしょうし、ここでの体験から自然の中でテントサウナをすることに興味を持つ場合もあると思います。
テントサウナに興味のある方は、一度足を運んでみてはどうでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2022年5月3日時点)のものです。最新の情報は湯のや 天然温泉 湯吉郎[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:35歳男性