こまき楽の湯(愛知県小牧市)のエアラインサウナを県営名古屋空港で飛行機を見た後に体験してきた

愛知県小牧市にある「こまき 楽の湯」。
お風呂やサウナ、岩盤浴などが楽しめる天然温泉のスーパー銭湯です。
こまき楽の湯は2025年6月にリニューアル。
男性浴場に「エアラインサウナ(飛行機サウナ)」が登場しました。
小牧といえば空港がある市。
小牧空港とも呼ばれる県営名古屋空港があります。
2005年の中部国際空港(セントレア)開港に伴い国際線が廃止され、現在はフジドリームエアラインズ(FDA)のみが就航する国内線専用の空港となっていますが、敷地内には航空自衛隊・小牧基地も併設されており、民間機や自衛隊機が発着しています。
そんな県営名古屋空港を持つ小牧市にある楽の湯に、飛行機をイメージしたサウナが設けられたのです。
空港のある市ならではのコンセプトのサウナに興味を持ったので、今回、エアラインサウナを体験するために楽の湯を訪れました。
※本記事は2026年2月22日の筆者の体験に基づいて作成されています。
まずは県営名古屋空港へ

さて、楽の湯へ行く前にせっかくなので空港にも立ち寄ってみました。
実際の飛行機を見た後でエアラインサウナに入るのも楽しみ方としてよいかなと思ったためです。
まず最初に、空港の近くにあるエアポートウォーク名古屋へ。
この場所はかつて国際線ターミナルがあった場所を再利用した施設で、現在はアピタを中心とした大型ショッピングモールになっています。
飛行機の滑走路が敷地に隣接しており、エアポートウォークの屋上の展望デッキなどから、飛行機を見ることができる場所でもあります。
また、「愛知航空ミュージアム」という航空機の博物館もあり、飛行機好きにとっては楽しめるスポットです。

その後、県営名古屋空港へ。
こちらにも展望デッキがあり飛行機を間近に見ることができます。
さて、県営名古屋空港へ行って感じたことが1つ。
それは想像してたいたよりも飛行機がいないということです。
展望デッキからは1~2機がポツンと見えたものの、今にも出発しそうな機体は無く、次々と飛行機が行き交うような感じではなかったのです。
筆者が県営名古屋空港を訪れたのは午後2時過ぎだったのですが、電光掲示板を確認すると、直近の到着便は15時45分、出発便は16時35分頃。
1時間半以上経たないと、飛行機の離陸も着陸も見られなさそうな時間帯でした。
3連休中日の日曜日ではあったのですが、民間はFDAのみが就航しているため、発着の頻度はそれほど多くないのでしょう。

実は今回、楽の湯を訪れるにあたってエアラインサウナのほかに、もう1つ目当てがありました。
それは、露天風呂から飛行機を見ること。
こまき楽の湯は空港近くにあることから、以前より露天風呂は飛行機が見える露天風呂として知られているのです。
空港に着くまでは考えていなかったのですが、空港の発着陸予定の電光掲示板を見て、無計画に楽の湯の露天風呂にいても飛行機が見られる確率はあまり高くないと感じたのです。
そこで空港で見た電光掲示板の発着陸の予定をふまえたうえで、楽の湯へ向かいました。
県営名古屋空港からこまき楽の湯までは、車で10分~15分ほどの距離です。
楽の湯のエアラインサウナ

さて、こまき楽の湯に到着。
楽の湯は立体駐車場も含む約280台が駐車できる無料駐車場があります。
空港とのつながりは館外から感じられ、「飛行機が見える天然露天風呂」と書かれたのぼりや、飛行機のアイコンがあしらわれた暖簾などが目に入りました。
館内に入ったら、まずは靴を靴箱に入れます。
靴箱のキーはICタグ付きのリストバンド型になっており、館内の飲食や各種サービスはこのタグをタッチして利用し、退館時にまとめて精算する仕組みです。
受付で利用内容を選択し、入館手続きを済ませます。
受付付近の物販コーナーにはサウナグッズがいろいろ販売されていました。
こまき楽の湯オリジナルのサウナハットやサウナマットなどサウナにおけるメジャーアイテムのほか、エアラインサウナのイラストが描かれたTシャツやナップサック、布生地のサウナマットで作られたトートバッグ、サウナトレカといった珍しめのアイテムも見られました。
浴場は2階にあり、脱衣所も同じ階にあります。
脱衣所のロッカーは、サイズや形の異なるものがいくつか用意されており、荷物の量や形に合わせて選べるようになっていました。
服を脱いで浴場へ。
入口すぐのところにかけ水とかけ湯があります。
かけ湯だけの施設も多いので、かけ水があることはポイントだと思いました。
そして、そのすぐ先には今回の目的である「エアラインサウナ」がありました。
外観はかなり目立つデザインになっていて、フジドリームエアラインズが絡んだ装飾もされています。
オートロウリュが毎時00分と30分に行われるようで、その時間も分かりやすく掲示されていました。
サウナ室の中は、向かい合う形で各3段の座面が配置されています。
入口から見て正面側は1列に6人ほど座れる広さ、その向かい側(入口横の奥)は1列に3人ほど座れる作りになっていました。
室内全体が飛行機をイメージしたデザインになっているのが特徴で、座面や壁には曲線が多く使われています。
また、壁には飛行機の窓をイメージした楕円形の窓が設けられており、機内の雰囲気を演出しています。
サウナストーブの囲いもデザイン性が高く、薬草の袋が吊るされるなど、視覚と嗅覚の両面で楽しませてくれます。
ちなみにサウナストーブはメトス製。
室内には温度計と12分計が2つずつ(入口の上部とサウナストーブの向かいの壁の上部)あります。
入口上部の温度計は約90度、サウナストーブの向かいの壁上部の温度計は約100度を示していました。
入口のほうは人の出入りが多いため、少し温度が低く表示されているのかもしれません。
1時間に2回行われるオートロウリュ。
オートロウリュの時間になると、機内アナウンスのような音声が流れます。
「アテンションプリーズ」といったフレーズから始まり、まるで飛行機が出発するかのような演出でロウリュが始まるのが特徴です。
筆者は2回オートロウリュを体験したのですが、アナウンスが回で異なっており、1回は女性CAのアナウンス、もう1回は男性パイロットのアナウンスのような印象を受けました。
アナウンスの後、サウナストーブにスポットライトが当たり、上部の装置から水がストーブに注がれます。
約10秒から15秒ほど水がかけられ、その後は室内の体感温度が一気に上昇します。
およそ1分ほどでライトが消え、ロウリュが終了したようでした。
ちなみに、こまき楽の湯の男性浴場にはもう一つサウナがあります。
遠赤外線ドライサウナです。
こちらは以前からあるサウナで、室内には5段の座面があります。
入口は2段目の高さにあり、横幅は1段目が9人ほど、2段目から4段目は7人ほど、最上段は6人ほど座れる印象でした。
座面の向かい側にはテレビが設置され、その両側に遠赤外線ストーブがあります。
テレビの上には温度計と十二分計があり、温度は約105度を示していました。
遠赤外線ドライサウナの入り口外側にはサウナマット置き場があり、利用者が用意されたマットを自由に使うことができます。
また、給水機も設置されていました。
水風呂はエアラインサウナを出てすぐの位置にあります。
地下天然水水風呂とのことで水質がよさそうです。
水温はデジタル表示によると15.5℃あたりを示していました。
深さは平均的な成人男性が底にお尻をつけて肩上が出るくらい。
同時に4人くらいなら、余裕を持って入れる広さがあります。
なお、水風呂の壁面裏にはサウナハット掛けがあります。
浴場内にはイスがいくつか設置されており、露天風呂エリアにもデッキチェアやリクライニングチェアもあり、外気浴もゆったり楽しめる環境になっていました。

さて、忘れてはいけないのが露天風呂から飛行機。
エアラインサウナで飛行機に乗った気分を味わった後は、露天風呂で実際に飛行する機体を見たいところです。
結論から言うと、露天風呂のデッキチェアに座って空を眺めていたら、上空を進む飛行機を2機見ることができました。
2機の飛行機はどちらもかなり高い位置を飛んでおり、何とか飛行機だと認識できるくらい大きさでまっすぐ移動していました。
ただ、別の日に県営名古屋空港の近くを訪れた際には、楽の湯の露天風呂で見たときよりも間近を飛ぶ飛行機を見ました。
※その時見た飛行機は、おそらく民間機ではなく自衛隊機だったのではないかと思っています。
その時の印象があったので、期待した見え方ではなかったのですが、とりあえず飛行機が見えたので良しとしましょう。
というわけで、こまき楽の湯のエアラインサウナの体験を共有させていただきました。
かなり個性的な見た目なので初見では見ても楽しいサウナですし、サウナそのものとしても良いかと思います。
オートロウリュはもちろんですが、曲線的な作りになっているところが熱気の流れに影響を与えているような気がします。
興味を持たれた方た足を運んでみてはいかがでしょうか。
※本記事の掲載情報は体験当時(2026年2月22日時点)のものです。最新の情報はこまき楽の湯[公式サイト] をご確認ください。
