スーパー銭湯アイドル・純烈が湯の城(大垣市)にやってきた!お盆開催のライブ&トークショーで好かれる理由を実感
湯の城オープン3周年で純烈のライブ開催
お盆真っただ中、山の日の振り替え休日でもある2019年8月12日(月)。
岐阜県大垣市にあるスーパー銭湯「大垣天然温泉 湯の城」(以下、「湯の城」と表記)がいつも以上の賑わいをみせていました。
湯の城は同じ会社が運営するパチンコ店「プレイランドキャッスル大垣店」が同じ敷地内に、大型ショッピングセンター「イオンモール大垣」が向かいにあるなど、商業施設が集合するエリアに位置しています。
普段から人の集まる場所ではあるのですが、この日は特に人の入りが多かったです。
お盆期間なので普段よりもお客さんが多いのは当然。
ただ、この日の理由はそれだけではありません。
なんと、「純烈」のライブ&トークショーが行われる日だったのです。
純烈といえばスーパー銭湯アイドルとして注目を集め、2018年末のNHK紅白歌合戦にも出場した男性グループです。
近年はテレビ出演されることも増え、2019年時点で大きく注目されているグループの1つといっても過言ではありません。
また、過去に特撮ヒーローものの俳優として活躍したメンバーが複数いるのも純烈の1つの特徴。
2019年時点で20代中盤くらいの年齢の方なら、幼い頃に見ていたヒーローの「あの人」であることも少なくないでしょう。
その俳優さんが、今は純烈として活動されているんですね。
そんな超注目グループである純烈のイベントが、湯の城オープン3周年のタイミングで開催。
これは一大イベントですよね。
ところで、岩盤浴をメインで扱う当サイトで「なぜ純烈のイベントの話をしているのか?」と疑問に思った方もいらっしゃると思うので、少し説明しておきます。
湯の城内にはヒーリングサロン「癒の城」という岩盤浴&くつろぎスペースが設けられています。
入浴料に癒の城の料金をプラスすることで岩盤浴着やマットタオルなどのセット一式を借りることができ、岩盤浴やリクライナースペースを利用することができます。
癒の城には5つの岩盤浴エリアが用意されており、その中にはロウリュウルームやクールダウンルームもあります。
ロウリュウルームというところから察された方もいるかと思いますが、癒の城ではロウリュウイベントが開催されています。
その他に癒の城内ではリクライニングシートが並ぶほか、座敷状の寝ころびゾーンやテーブル、巣箱エリアといった休憩用の設備、15000冊のマンガ、無料のホットドリンクといったサービスも用意されているため、思い思いのスタイルでくつろぐこともできるんですよ。
つまり、今回の純烈のライブ&トークショーは岩盤浴付きのスーパー銭湯で開催されたイベントということ。
当サイトとしては取り上げないわけにはいきません(笑)。
ということで、筆者は8月12日に湯の城へ足を運びました。
本記事では純烈のライブ&トークショーがどんなイベントだったのかをお伝えします。
ちなみに、湯の城については癒の城を中心とした紹介記事がありますので、興味のある方はそちらをご覧ください。
純烈人気で朝から多くの客がスタンバイ!?
2019年8月12日の13時に始まる純烈のライブ&トークショー。
イベント開始直前はかなり混み合うことが予想されるため、筆者は3時間前である午前10時に湯の城へ到着しました。
湯の城は朝6時からオープンしていることもあって、駐車場はすでに結構な数の車がとまっていました。
店舗近くのスペースはすでに埋まっている状況。
多くのお客さんが3時間以上前から来ていることが、館内に入る前から予想できました。
ちなみに、湯の城の駐車スペースは1100台。
建物と同じ敷地内のほか、道路を挟んだ敷地にも駐車場があります。
※駐車場はプレイランドキャッスルと共用です
10時時点ではまだ同じ敷地内の駐車場にとめることができましたが、イベント直前の時間帯あたりでは建物から離れた駐車場にとめることになった方も少なくなかったのではないでしょうか。
ちなみに、純烈の公式ブログでこの日のイベントについて綴られていたのですが、夜中の2時から並んでいたお客さんがいたという情報もあったそうです。
朝10時過ぎ、館内に入るとすぐに目についたのが奥のほうに用意された即席のステージ。
そして、そのステージの前にはすでに席を陣取るたくさんのお客さん。
すでに数十人のライブ待ち客がいらっしゃいました。
ステージとなっていたスペースは普段は座敷の休憩コーナー。
そのスペースをステージとして利用していたため即席ステージと表現しました。
観客席にあたるのは普段は利用客がたむろするロビー兼通路。
脇にはゲームコーナー、トイレや喫煙室の入り口があります。
ちなみに、純烈のライブ&トークショーは館内で開催されるため、観覧するためには入館しなくてはなりません。
純烈のライブ&トークショーを見たいなら、土日祝日料金となるこの日は入館料は750円(大人料金の場合)が必要です。
さて、筆者はイベント開始まで癒の城を利用して岩盤浴を楽しむことに。
※癒の城を利用する場合は「ヒーリングサロン癒の城セット」(大人1250円、入館料込み)で入館します。
癒の城内の炎龍の間では、11時から「爆熱ロウリュウ」が行われます。
癒の城では1日5回ロウリュウが開催されるのですが、5回中4回は機械によるオートロウリュウ「灼熱ロウリュウ」です。
そして、11時から始まるロウリュウのみがスタッフさんによる手動ロウリュウ「爆熱ロウリュウ」なんです。
(2019年8月時点)
筆者が10時に湯の城へ来館したのは、爆熱ロウリュウに間に合わせるためでもあったんですよ(笑)。
爆熱ロウリュウや灼熱ロウリュウについても別記事で取り上げていますので、興味のある方はそちらの記事をご覧ください。
爆熱ロウリュウを終え、純烈イベント会場の様子を確認。
見る前から徐々にザワザワとし始めた雰囲気は感じましたが、だいぶお客さんが入ってきました。
10時の時点ではステージ付近が埋まっているくらいの印象だったのですが、11時過ぎにはロビースペースの半分はお客さんで埋まっている感じでした。
そして、次々とお客さんが来館されている模様。
どんどん客席スペースが埋まっていきます。
筆者はその後も癒の城内で、岩盤浴に入ったり、マンガを読んだりして時間を過ごします。
12時ごろ。
また、純烈イベント会場がざわつき始めました。
イベント開始まで1時間を切り、ロビーは観客でいっぱい。
また、ステージに目をやるとステージ上は衝立で覆われていました。
そして、流れてきた歌声などの音声。
どうやら、衝立の裏ではイベントのリハーサルが行われていたようです。
さて、純烈ライブ観覧客がたくさん入った館内。
1Fロビーはもう満杯といった感じでした。
客席となっているロビーは受付から館内奥まで一直線に続くのですが、ステージ手前から受付のところまでお客さんで溢れている状況にまでなっていました。
癒の城の出入り口はロビーに繋がっているのですが、出入り口の外はずらっと並ぶライブ客。
残念ながら、癒の城内はステージが見える位置ではありません。
ライブが見えない結果になるのは困ると思い、12時半ごろに癒の城から一旦出ることに。
そして、なんとかライブが見える位置を確保することができました。
ちなみに、筆者はこれまでに何度か湯の城を利用しています。
すべてのイベント日を体験しているわけではないですが、筆者の経験上ではここまでお客さんでいっぱいになっているのは初めてでした。
さすが純烈。
ファンサービス充実!純烈ライブ&トークショー
2019年8月12日13時。
ほぼ定刻通りに純烈のライブ&トークショーがスタートしました。
イベントに先立って、お客さんにはうれしいアナウンスも。
なんと、このイベントでは録画や録音はNGですが写真撮影はOKとのことだったのです。
アイドルやミュージシャンなどの有名人のイベントにおいて写真撮影NGはよくあることです。
むしろ、それが普通といっても過言ではありません。
しかし、当イベントでは写真撮影がOKということでスマホを構えるお客さんがたくさんみえました。
目の前にいる純烈メンバーの姿を自分の目に焼き付けるだけでなく、写真という形で記念に残せるのはお客さんとしては嬉しい限りですよね。
ライブはまずオープニング曲からスタート。
全員がステージに上がり、1曲歌われました。
ステージ近くのお客さんを中心に、ファンの中には歌の振りをまねされる方も多かったです。
1曲歌い終え、軽いトーク。
ライブ&トークショーですもんね。
ただ、ここでステージの後ろのほうからヤジ?が飛びます。
「声が聞こえない!」
「顔が見えない!」
マイクの設定によるものでしょうが、トークは客席の中盤以降にはかなり聞き取りづらい音量。
そして、声が聞き取りづらい状況に客がザワザワしてしまい、それによってさらに聞き取りづらい状況が生まれるという負のスパイラルが起きていました。
また、休憩コーナーを使った即席ステージということもあって、ステージを照らす照明の環境がしっかり整っていない部分がありました。
ステージよりも客席のほうが明るい照明に照らされており、後方の観客にはステージ上のメンバーの姿がほぼシルエットになっていました。
しかし、ここでその状況を打破する嬉しい行動が行われます。
純烈のメンバーがステージから降りて客席の中に来てくれたのです。
ステージから明るい客席に降りてくれたことによって、メンバーの姿がしっかりと認識できるようになりました。
ハート模様が描かれたピンク基調のキレイなステージ衣装もバッチリです。
ステージ上に歌を歌うメンバーを1人だけ残し(曲ごとに交代)、残りのメンバーが客席を移動。
各メンバーはお客さんとハイタッチや握手などで触れ合いながら客席の中を進みます。
ちなみに、メンバーの小田井さんがお客さんのハンカチで自分の汗を拭くというサービスをしていたのはインパクトがありました。
会場がそれほど広くはなかったこともあるかもしれませんが、メンバーはステージの真反対である受付付近までしっかり足を運ばれており、ほぼすべての観客が目の前で純烈のメンバーを見ることができたでしょう。
写真撮影OKということもあり、近くに来たメンバーをスマホやタブレットで撮影する人は多かったです。
ファンの中には純烈にハグをしてもらう猛者もいました。
そんなこんなで、おそらく10分以上の時間を使ったファンサービスタイム。
この流れもあって、純烈は一気に観客の心をつかんだ印象です。
目の前に純烈が来てくれたためステージ上で顔が見えないという不満は解消され、後半のトークは客席が全体的に静かになったこともあって聞き取りやすくなりました。
有名グループになった今でも、お客さんと近い距離で接されているところに純烈が好かれる大きな理由があると感じます。
再び全員がステージに上がり、いよいよイベントは最後の曲へ。
ラストは2019年5月にリリースされた新曲「純烈のハッピーバースデー」でした。
曲が始まる前には観客にサビの部分の振りをレクチャー。
振り付けは、手をピース(チョキ)にして4回動かし、最後は手の平を上にしながら腕を下げるという簡単なもの?とのこと。
レクチャーが入ったこともあって、曲のサビでは純烈と一緒に振り付けを行うお客さんもたくさんいらっしゃいました。
最後の曲を終えると、締めの軽いトークをされて退場。
時間としては約30分のイベントでした。
しかし、その短い時間で歌、トーク、お客さんとの交流といった様々な内容を凝縮。
しっかりと純烈の良さが感じられました。
またイベントに行ってみたいと思わせる魅力が純烈にはありました。
純烈のメンバーの皆さん、楽しい時間をありがとうございます。
そして、魅力的なイベントを開催してくださった湯の城の今後のイベント企画にも期待したいと思います。
※本記事の掲載情報は体験当時(2019年8月12日時点)のものです。最新の情報は大垣天然温泉 湯の城[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:33歳男性