六条温泉 喜多の湯(岐阜市)の岩盤浴とサウナで発汗体験!マンガやリクライニングシート完備のロビーも魅力
岐阜県岐阜市にある「六条温泉 喜多の湯」。
国道21号線・岐大バイパス沿い(南側)にあるスーパー銭湯です。
喜多の湯は株式会社カケンが展開する温浴事業で、愛知県を中心に岐阜や静岡、大阪にも店舗があります。
六条温泉 喜多の湯は2009年4月にオープンしました。
六条温泉 喜多の湯では高濃度炭酸泉、水素風呂、美肌の湯などの多彩なお風呂を楽しめるほか、岩盤浴エリア「更紗」を追加料金で利用することができます。
更紗は5つの岩盤浴室が楽しめるほか、広い休憩ロビーも備わった空間。
たくさんのテレビ付きのリクライニングシートやマンガ、雑誌が用意されており、ゆったりとくつろぐことができます。
ということで今回の記事では、2022年1月10日の筆者の体験をもとに、六条温泉 喜多の湯を岩盤浴中心に紹介していきます。
六条温泉 喜多の湯のシステム
国道21号線を走っていると通りの南側に現れる六条温泉喜多の湯。
市街地にありますが、2つの立体駐車所を含む約250台収容な無料駐車場があるので車で訪れやすいです。
建物の入り口に入ったら、靴を靴箱ロッカーへ。
券売機で券を購入して、受付で券を渡します。
岩盤浴を利用する場合は、受付で靴箱ロッカーのキーと交換で岩盤浴セットを受け取ります。
その際にナンバーの書かれたタグを渡され、岩盤浴セット返却時にはタグも一緒に返却します。
岩盤浴セットは岩盤浴着と大判タオルです。
岩盤浴着は男性が茶色、女性が赤色のデザインとなっています。
岩盤浴着への着替えは2階にある浴場脱衣所で。
脱衣所のロッカーは100円を入れるタイプのコインロッカーとなっているので、100円硬貨を用意しておきましょう(脱衣所内に両替機もありました)。
岩盤浴着に着替えたら、1階にある岩盤浴「更紗」で岩盤浴を楽しみましょう。
ちなみに、2階フロアにはリクライニングシートが並ぶ休み処があります。
シートが27つ並ぶエリアと16シーと並ぶエリアに分かれており、どちらのエリアにも大型テレビが1つ設置されています。
また、マンガの本棚も設置され、本を読みながら過ごすこともできます。
六条温泉 喜多の湯の岩盤浴「更紗」
館内の1階、位置的には受付の真裏にある岩盤浴エリア「更紗」。
エリアに入るとまず目に入るのが広々としたロビーです。
大きな木製のテーブルや30席のリクライニングシートなどが設置された広々スペース。
奥には、マットシートの並ぶスペースもあります(一部女性専用)。
リクライニングシートはすべてのシートに小型テレビが付けられており、飲み物を入れるカップ入れも設けられていました。
壁際にはマンガの本棚や雑誌ラックも用意されています。
本は岩盤浴室への持ち込みは禁止のルールとなっていますが、リクライニングシートでゆっくりと読むことができます。
ちなみに、岩盤浴室内での携帯電話の使用もNGとなっています。
岩盤浴中は携帯電話などを貴重品ロッカーに入れておきたいところ。
貴重品ロッカーは岩盤浴エリアを出てすぐのところにあります。
さて、気になる岩盤浴室ですが、更紗にある岩盤浴室は「岩塩房」「陶板房」「電磁房」「女専房」「涼風房」5つです。
涼風房以外の岩盤浴室の入り口外側には温度表示があり、入室前に室内の温度がわかるようになっています。
岩塩房は名前の通り岩塩がたくさん使われた空間です。
室内の温度は約53℃。
岩塩の砂利状床が7床、平らな岩盤床が7床用意されています。
砂利状床の方には仕切りがありませんが、平らな岩盤床の方には岩塩の仕切りがあります。
陶板房は傾斜のある背もたれの腰掛が並ぶ空間です。
室内の温度は約39℃。
リクライニングシートのような背もたれのある石の腰掛が、入り口から見て左手側に5つと右側が7つ並んでいます。
テレビが室内の上部に設置されていて、地上波を見ながら過ごすことができます。
電磁房はゲルマニウム鉱石が使われた空間です。
室内の温度は約48℃。
砂利状床が7床と平な岩盤床が6床あり、平な岩盤床は仕切りがあります。
時折、室内奥の装置がゴォーっと大きな音を出しながら蒸気を発生させていました。
女専房は女性専用の空間です。
室内の温度は約49℃。
室内には砂利状床と平な岩盤床の岩盤床があるようです。
筆者は男性のため実際に体験しておらず、詳細は六条温泉 喜多の湯の公式ホームページなどを参照いただければと思います。
涼風房はクールダウンルームです。
壁はタイル張り、奥の壁や天井にはオーロラが見える夜空の絵が描かれていて、北極圏を思わせる雰囲気です。
また、部屋の奥には氷を作る装置があり、棒状の氷を作って容器に溜めるようになっています。
室内には数人掛けのベンチが2つ設置されています。
六条温泉 喜多の湯のサウナ
六条温泉 喜多の湯の男性浴場サウナについても紹介します。
浴場内にあるのは5段のタワーサウナです。
入り口外側付近にサウナマットが用意されているので、マットを持ってサウナへ。
ちなみにサウナマットの設置棚は未使用と使用済で置き場が分かれています。
サウナへ入ると、入り口から見て奥の壁の中央にテレビ、両サイドに熱炉が設けられています。
テレビの上には十二分計、そしてテレビの上下には温度計が付いています。
温度計は高い位置にあるものが約85℃、低い位置にあるものが約75℃を示していました。
窓があって室外の光も差し込みやすいためか、サウナ室内は明るめの印象です。
サウナを出てすぐのところには水風呂があります。
水風呂の温度は約15℃。
水風呂の深さがやや特徴的で、成人男性がしゃがんで入ると肩まで浸かるくらいの深さになっています。
浴槽床にお尻を付けると顔の大半が浸かってしまうくらいの深さなので、ほとんどの利用者が中腰というか空気イスみたいなスタイルで入っていました。
5つの岩盤浴とロビーでゆったり過ごしたい
岐阜県岐阜市にある六条温泉 喜多の湯。
そこで体験できる岩盤浴はバラエティ豊富。
室内の温度や特徴が異なる5つの岩盤浴室は、休憩を挟みつつローテーションで各部屋を行き来することで、飽きることなく発汗に励める印象です。
また、その時の気分や体調に合わせて入る岩盤浴室を決めるのもよいでしょう。
そしてロビーにズラッと並んだリクライニングシート。
すべてのリクライニングシートにテレビが付いているため、休憩スペースの設備の充実度はかなりのものです。
テレビを見たり、本を読んだり、仮眠を取ったりと、シートに腰掛けてゆったり過ごせそうです。
浴場はサウナにサウナマットを用意しているあたりに、サウナへの力の入れ具合を感じさせます。
また、露天風呂エリアにありながら屋内型となっていた水素風呂も特徴的でした。
岐阜市の中心部付近かつ国道沿いのわかりやすい場所にあるため、車で訪れやすいスーパー銭湯だと思います。
岐阜市エリアへお出かけの際には、六条温泉喜多の湯へ立ち寄って岩盤浴やお風呂でリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
※本記事の掲載情報は体験当時(2022年1月10日時点)のものです。最新の情報は六条温泉 喜多の湯[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:35歳男性