おかざき楽の湯(愛知県岡崎市)のサウナはメトス社製ヒーターを使ったオートロウリュウありの5段空間
愛知県岡崎市にある「おかざき楽の湯」。
大庭園露天風呂が特徴のスーパー銭湯です。
岡崎市といえば徳川家康にゆかりの深い土地。
大河ドラマ「どうする家康」の放送に伴って大きな注目を浴びています。
そんな岡崎市にあるおかざき楽の湯。
館内には広い露天風呂を持つ浴場や、岩盤浴、食事やボディケアなど様々なサービスが用意されています。
その中で今回注目したいのがサウナ。
サウナ業界で知られる「METOS社」製のサウナヒーターを導入し、オートロウリュウも味わえるとのこと。
そこで今回は、おかざき楽の湯をサウナを中心に紹介します。
※本記事は筆者のおかざき楽の湯の男性浴場内のサウナの体験(2023年7月22日)を基に作成されています。
おかざき楽の湯のサウナ
おかざき楽の湯は国道248号線から少し入ったところにあります。
駐車場は250台がとめられるので車で訪れやすいです。
館内入り口には徳川家康を絡めた岡崎市の説明案内があります。
大河ドラマを意識すると、こういった説明もより興味が湧きますね。
靴をコインロッカーの靴箱へ入れたら受付へ。
ちなみに靴箱のロッカーキーは退館時まで自己管理です。
受付は靴箱ロッカーから少し離れており、ヘアカットや食事処、休憩所を越えたところにあります。
受付手前にある券売機で券売機で券を購入し、券を受付へ渡します。
受付奥は物販コーナー。
サウナハットやサウナマット、MOKUタオルなどの販売もされていました。
浴場は建物の奥の方。
脱衣所のロッカーはコインロッカーです。
服を脱ぎ、浴場内へ。
浴場入り口を入ってすぐに給水機があります。
サウナ利用者にはありがたい設備です。
かけ湯も入り口の近くあり、そのかけ湯のすぐ横がスチーム塩サウナの入り口。
スチーム塩サウナの入り口を入ると、左手側の壁際にかけ湯用の水壺が二つ。
その他の壁際は腰掛けになっていて、入り口側とその向かいの奥側は3人、入り口右手側の壁際は2人座れます。
スチームと名の付くだけあって、室内はかなり霧がかったように白い蒸気が漂います。
室温は約50℃とのこと。
露天風呂エリアへの出入口の近くにあるのが湿式遠赤外線サウナ。
サウナの入り口近くにはサウナっと置き場があり、利用者が自由に使えるサウナマットが用意されています。
また、物置棚もすぐそばにあり、持参した銭湯サウナアイテムを置くことができるようになっています。
サウナ室内は、入り口を入って左手奥の壁際には2つのサウナストーブに挟まれる形でテレビがあります。
テレビ上には温度計、下には十二分計を設置。
ちなみに、室内の温度は約80度でした。
テレビやサウナストーブの向かいは5段になった腰掛。
腰掛は1~2段目が一列に6~7人、3段目以降は端が入り口の通路スペースになっているため、一列に5~6人座れる横幅です。
湿式遠赤外線サウナにはMETOS社製のサウナヒーターがストーブとして使われており、定期的にオートロウリュが行われます。
ソフトオートロウリュウとして数分おきに少量の水が注がれるので、頻繁に室内にジューっと音がします。
湿式だけあって、一定の湿度が保たれていました。
また、毎時00分と30分にはソフトではないオートロウリュウも実施されます。
時間になると管からストーブに多めの水が噴射され、直後からサウナ室内の体感温度が通常よりも高くなります。
サウナを出てすぐにはかけ水と水風呂があります。
水風呂にはデジタルの温度表示があり、水温は16度台を示していました。
水深は約1mで、成人男性が膝を屈めて入るくらいの深さです。
最大8人くらい同時に入れそうなサイズです。
外気浴や休憩は、湿式遠赤外線サウナの出入り口付近や露天風呂エリアなどで可能です。
ベンチ、イス、デッキチェアなどが各所に設けられています。
少し珍しいところでは、露天風呂エリア内には公園等にありそうな屋根付きの日除けスペースがあり、屋根の下にはコの字状にベンチが設置されているので、そこで日差しをよけながら外気浴をすることもできます。
大きなサウナと充実の休憩設備
ここまでおかざき楽の湯のサウナを紹介してきました。
筆者が体験した感想としては、サウナに力が入っている印象を受けました。
湿式遠赤外線サウナは、30人以上が座ることのできると思われる大きなサウナ室。
腰掛は5段あるため、下の方の段と上の方の段では高低差があり、体感温度も異なります。
座る段差の位置を変えることで様々な熱さを体感できるのは魅力です。
サウナストーブにはサウナ業界では名の知られたMETOS社製のものを採用しているところも、サウナ好きの興味をそそるところ。
湿式のサウナとしているところも、近年のトレンドに沿ったものだと感じます。
そして、サウナ室のキャパシティに見合った休憩設備が用意されていることも大きなポイント。
サウナ室は広くても外気浴のできる場所やイスが少ないため、外気浴難民になりがちな温浴施設は珍しくありません。
しかし、おかざき楽の湯の浴場内には十分なイスやベンチが用意されており、外気浴をする場所に困ることはあまりなさそうな印象を受けました。
おかざき楽の湯のサウナは、全体的に利用しやすくて魅力的な環境だったと思います。
興味のある方は足を運んでみてください。
※本記事の掲載情報は体験当時(2023年7月22日時点)のものです。最新の情報はおかざき楽の湯[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:37歳男性