岐阜市のプライベートサウナ「いろは」の2ルームで発汗体験してみた

岐阜県岐阜市にあるサウナ施設「いろは」。
JR岐阜駅から徒歩で約5分の位置にあるプライベートサウナです。
また、サウナのある建物の1F部は蕎麦バーとなっており、プライベートサウナ&蕎麦バーとして営業されています。
サウナブームが進むにつれて、プライベートサウナとして営業されるサウナ施設も増えてきた印象があります。
とはいえ、名古屋と比べると岐阜でプライベートサウナとして営業されている店舗はほとんどありません。
いろはは岐阜市のプライベートサウナの先駆けといっても過言ではないと思っています。
筆者はこれまでに2度足を運びプライベートサウナを楽しませていただきました。
今回の記事では、岐阜でプライベートサウナを体験できる「いろは」について、筆者の体験をもとに紹介します。
いろはの利用
いろはのサウナを利用するためには、まずは公式サイトから遷移できる予約サイトにて事前予約を行います。
飛び込みで足を運んだ場合でも空きがあれば案内していただけることもあるようですが、しっかりと予約して足を運んだ方が確実でしょう。
JR岐阜駅から徒歩で行ける距離にあるので、電車でも訪れやすいです。
また、専用の駐車場はありませんが、建物から道路を挟んだ向かい側に立体のコインパーキングがあるので、車で訪れる場合はそちらの駐車場を利用すると便利です。
なお、サウナ利用については複数人で一緒に利用することも可能ですが、一緒のサウナ室を利用できるのは同性同士のみとのことで家族であっても男女一緒での利用は不可。
異性と一緒に足を運んでも別々のサウナ室での利用となってしまうので、そのあたりは注意が必要です。
プライベートサウナがあるのは建物の2F~4F。
1Fで受付を済ませたら、サウナ室へ案内されます。
サウナ室は「Regular」「Large」「VIP」の3パターン。
Regularは~2名、Largeは~3名、VIPは~4名が利用できる部屋となっており料金が異なります。
ここからは、筆者が利用したことがあるRegularとLargeのサウナ室について取り上げていきます。
Regular

Regularのサウナ室は1~2人用。
室内の入り口を入ると、まずは脱衣や休憩を行うスペースです。
脱いだ服を入れるカゴなども設置されており、ここでサウナスタイルに着替えます。
タオルも室内に用意されているので、こだわりが無ければ備え付けのタオルで十分かと思います。
このスペースにはドライヤーや各種アメニティが設置された洗面台があり、サウナ後の身だしなみを整えることも可能です。
また、スピーカーも用意されており、スマホと繋げて音楽を聴きながら過ごすこともできるようになっています。
脱衣用スペースの奥へ進むと、段差の下がったスペースがあります。
そのスペースにあるのが水風呂やシャワー。
水風呂は円形の浴槽となっており、サイズ的には1人用だと思います。
シャワーは上部で水の出る口が固定されてるタイプです。
イスも1つ設置されており、水風呂やシャワーを浴びた後に腰掛けて休憩できるようになっていました。
ちなみに、脱衣スペース側にもイスは1つ用意されています。
水風呂やシャワーがあるスペースの奥にあるのがサウナ。
ガラスになっていて中が見えるタイプのドアを開けるとサウナ室です。
サウナ室の中は大人2人が余裕を持って座れるくらいの横一列の座面があります。
入ってすぐに階段にようになった段が1つあり、そこを上って座面に座ります。
天井までの高さも確保されており、座面に座った状態であれば、頭から天井までは余裕があります。
座面は畳のような素材となっています。
サウナの腰掛けといえば木製であることが一般的なので、この辺りは少し珍しく感じました。
ちなみに、シャワーのところにサウナマットが用意されているので、お尻の下にサウナマットを敷いて利用します。
片側の端にはサウナストーブが設置されており、ストーブはロウリュ対応。
アロマ水の桶と柄杓が用意されているので、セルフロウリュをすることができます。
室内には温湿度計が設置されており、温度は約85℃、湿度は約40%を示していました。

Large

Largeのサウナ室は1~3人用。
室内の入り口を入ると、まずは脱衣や休憩を行うスペースです。
まずは少し細長になった通路のようなスペースがあり、靴や荷物などを入れる棚や洗面台があります。
棚の中にはタオルも用意されているので、こだわりが無ければ備え付けのタオルで十分かと思います。
洗面台にはドライヤーや各種アメニティが設置されており、サウナ後の身だしなみを整えることも可能です。
また、スピーカーも用意されており、スマホと繋げて音楽を聴きながら過ごすこともできるようになっています。
細長い通路のようなスペースの先には休憩スペース。
1段上がったところに畳のような素材の座敷があり、2つの座いすや木製の枕が用意されていました。
この座敷は通路の方にも続いており、大人が寝転がれる縦幅となっている個所もありました。
このあたりの休憩スペースは「和」を感じさせる雰囲気。
座敷ということもそうですが、木製の引き戸(開かないみたいでした)には松や富士山、笹などが描かれていました。
また、ガラスにカタカナの「サ」が習字風の文字で付けられていました。
休憩スペースの隣には、段差の下がったスペースがあります。
そのスペースにあるのが水風呂やシャワー。
水風呂は円形の浴槽となっており、サイズ的には1人用だと思います。
シャワーは上部で水の出る口が固定されてるタイプです。
水風呂やシャワーがあるスペースにはサウナへの入り口があります。
ガラスになっていて中が見えるタイプのドアを開けるとサウナ室です。
サウナ室の中は大人3人が余裕を持って座れるくらいのL字型の座面があります。
入口の向かいには成人男性平均くらいの身長の筆者が足を伸ばして寝転がれる横幅の座面があり、角を曲がって入り口側にも1人が腰掛けられる座面が続いている形です。
入ってすぐに階段にようになった段が1つあり、そこを上って座面に座ります。
天井までの高さも確保されており、座面に座った状態であれば、頭から天井までは余裕があります。
座面は畳のような素材となっています。
サウナの腰掛けは木製が一般的なので少し珍しく感じました。
なお、シャワーのところにサウナマットが用意されているので、お尻の下にサウナマットを敷いて利用します。
1人掛けの座面と反対側にはサウナストーブが設置されており、ストーブはロウリュ対応。
アロマ水の桶と柄杓が用意されているので、セルフロウリュをすることができます。
室内には温湿度計が設置されており、温度は約80℃、湿度は約40%を示していました。

いろはのサウナの感想
筆者はRegularもLargeも1人で利用させていただいたのですが、1人の利用であれば十分なスペースが確保された部屋でサウナができました。
サウナそのものの広さも、普通に座ってサウナをする分には上限の人数で利用しても問題ないくらいある印象です。
セルフロウリュができるということで、自由にロウリュができるのも魅力的。
スーパー銭湯のサウナ室ほどの広さは無いので、ストーブに水をかけてから室内の体感温度が上昇するまでに時間はかかりません。
筆者個人の感覚としては、一度に柄杓2杯かければ十分な熱さになり、3杯以上かけると熱すぎになると思いました。
サウナ室を出てすぐにシャワーや水風呂があるのも大きなポイント。
火照った体をすぐに冷やすことができるので、温度変化もより感じやすいと思います。
1つ思ったのが、バスタオルを休憩スペースの手前に用意してサウナに入った方が良いということ。
施設の問題等というよりは利用者の利用の仕方の問題になるのですが、体を拭く用のタオルを水風呂やシャワーのあるスペースから離れたところに置いてしまうと、タオルを取りに行くために休憩スペースを濡らしてしまうからです。
筆者は初回の時にはそれを見落としていたことで、タオルを取るために休憩スペースを移動した結果、フロアや自分の手荷物などを少々濡らすことになってしまいました。
足ふきマットは用意されていたのですが、濡れた体からも水は滴るので、しっかりと体を拭いてから休憩スペースに移動したほうが無難。
まぁ、多くの人は当然のようにそういう準備をしてサウナに入るのかもしれませんが・・・
また、完全個室のサウナなので空間的にはプライベート感は十分ではありましたが、同じフロアの別のルームの利用者のかなり盛り上がった声が聞こえてくることがありました。
通常の会話くらいなら聞こえないかもしれませんが、大声ではしゃいでいると他の利用者に聞かれる可能性があるので、落ち着いて利用しようと思いました。
料金は部屋やプランによって異なりますが、プライベートサウナとしてはリーズナブルな価格帯。
不特定多数の人が同時に利用するスーパー銭湯とは異なり、自分だけの時間が楽しめるところでは満足のいくサウナ施設だと思います。
なお、筆者は利用できていないのですが、建物の屋上にも外気浴スペースができているとのこと。
次回の利用時には、屋上にも注目していきたいと思いました。
※本記事の掲載情報は体験当時(2025年3月、2025年8月)のものです。最新の情報はいろは[公式サイト] をご確認ください。
