三重県四日市市にある「四日市温泉 おふろcafé 湯守座」(以下、「おふろcafé 湯守座」と表記)。
「現在の芝居小屋」をコンセプトに設計された空間の中で、カフェ感覚で楽しく過ごせる温浴施設です。

館内では温泉や大衆演劇、食事、ボディケアなど様々な楽しみが用意されています。

中でも注目したいのが浴場内にある「サウナ」。
男性浴場内には「高温サウナ」「セルフロウリュサウナ」「かま風呂ミスト浴」の3種類のサウナ空間が用意されています。
セルフロウリュサウナでは、自分で熱炉に水をかける「セルフロウリュ」を行うことができ、スタッフさんがうちわで扇いでくれる「熱波イベント」も定期的に行われています。

サウナブームといわれる昨今。
サウナやロウリュに注目が集まっています。
複数のサウナが用意されていたり、セルフロウリュができたり、イベントが開催されているのは魅力的ですよね。

今回の記事では筆者の体験をもとに、おふろcafé 湯守座をサウナを中心に紹介していきます。

現代の芝居小屋風温浴施設

飲食チェーン店などが多く集まるエリアにあるおふろcafé 湯守座。
約200台が止められる駐車場があるので車で訪れやすいとともに、近鉄四日市駅とおふろcafé 湯守座を行き来するシャトルバスもあるので、アクセスは便利です。

「現在の芝居小屋」をコンセプトにしているだけあって、館内は木製の内装に仕上がっており、また江戸時代を思わせる雰囲気の絵も見られます。

館内に入ったら靴を靴箱ロッカーに入れ、ゲートを通り、フロントで入館の手続きを行います。

おふろcafé 湯守座は時間制コースとフリータイムコースがあります。
フリータイムなら館内着とフェイルタオル、バスタオルのセットがレンタルで付いているので、ゆったり過ごすならフリータイムコースが便利です。

フロントの向かいから広がるのが、様々なシートが用意されたくつろぎのスペース

ソファシート、テーブル、こたつ、座敷状といった様々なエリアを利用してくつろぐことができます。
奥の方には観劇用シートがあり、舞台では演劇や歌謡ショーなどが開催されます。

うたたね処という、リクライニングシートの並ぶエリアも。

また、宙うたたね処という2階フロアにあるスペースには、二段になったボックス型のシートスペースが並びます。
各ボックスの下の段にはテレビやテーブル、クッションが付いており、上の段にはクッションが置かれていました。
上の段には梯子状の階段で上ります。
上の段は下の段と比べると設備は簡素ですが、高さがある分だけ館内の様子を眺めやすかったです。

館内は芝居小屋の雰囲気なので、その雰囲気を楽しむのもいいですね。

ボールすくいや、ピンボールなどもあり、縁日の雰囲気もあります。
また、パソコンの設置や、テーブルゲームも用意されていて、子どもも楽しいと思います。

くつろぎスペースの各所には本棚があり、たくさんの人気漫画や雑誌が並びます。
雑誌の量も豊富で、旅行系、演劇系、スポーツ系の雑誌なども用意。
サウナやお風呂に関するマンガや一般書も見られました。

フリードリンクとしてホットコーヒーが飲めるサービスも利用できます。
このあたり、カフェのイメージに沿っていますね。

食事処では丼ものや蕎麦、うどんなど様々なメニューが用意されているので、もちろん食事も楽しむことができます。
また、館内の一部はカプセルホテル(別料金)にもなっており、宿泊することも可能です。

おふろcafé 湯守座のサウナ・ロウリュウ

サウナのある浴場は地下1300mから湧き出す天然温泉のお風呂が楽しめます。
全浴槽・シャワーに「ナノ水」が使用されている特徴もあります。
また、男女ともに泥パックも用意。

そんな浴場内にあるサウナは3種類。

「かま風呂ミスト浴」は玉砂利が敷き詰められた湿度の高い空間です。
室内は蒸気が霧のように立ち込め、少し離れた位置になると真っ白でほとんど見えないほどでした。
床には横並びの仕切りがあり、1人1人が横になって過ごすため、岩盤浴に体験ができます。

「高温サウナ」は90℃のサウナ室。
空間的には正方形に近い形をしており、浴場側の壁に窓があるので浴場の様子が見えます。
腰掛は2段。
テレビが設置されているので、地上波の放送を見ながら過ごせます。
ちなみにテレビのすぐ上にはデジタルの時計があったのが印象的でした。

「セルフロウリュウサウナ」は名前の通りセルフロウリュウができるサウナ室。
温度計は約70℃を示していました。
室内は長方形の形をしており、腰掛は2段。
入口の戸に窓はありますが、それ以外に窓はなく、高温サウナと比べると暗めです。
室内には急須や茶筅などのお茶の道具の入ったショーウインドウがあったのが印象的でした。

このセルフロウリュウサウナ室の中心あたりには、円形の網筒内にサウナストーンが入ったサウナストーブが設置されています。
急須型の蛇口や陶器の水受け、柄杓もあり、それを使って自分でストーブに水をかけてロウリュウを楽しむことができます。
なお、サウナ奉行の御定書という家型の木の案内板があり、セルフロウリュウの注意事項やマナーが書かれていました。

この3種類のサウナとともに楽しみたいのが水風呂。
「備長炭水風呂」という備長炭が入った袋が浴槽内に入った水風呂がサウナの近くにあります。
水が高めの位置から滝のように浴槽へと注がれていたのが印象的でした。

浴場内や露天風呂スペースには休憩用のイスやシートも用意されていて、ととのうための設備もあります。
また、給水機もサウナ近くに設置されているので、こまめな水分補給も可能となっていました。

筆者が足を運んだ日にはセルフロウリュウサウナにて19時から、「男性サウナ熱波」というイベントが開催されました。
このイベントはスタッフさんが大きなうちわを使って、サウナ室内にいる人を扇いでくれるものです。

時間になるとサウナ室にスタッフさんが入ります。

人気のイベントらしく、セルフロウリュウサウナは参加者でいっぱい。
腰掛はほぼ埋まっていました。

スタッフさんは簡単な挨拶の後、サウナストーブに水を注ぎます。
うちわでストーブや室内の上部を扇いで、暑い蒸気を室内に行き渡らせます。

室内の体感温度はかなりの熱さに。

イベントのメインはここから。
スタッフさんが参加者に向けてうちわを扇いで、熱波を浴びせます。
1人10扇ぎ×2セットが標準のようですが、参加者の希望に合わせて扇ぐ回数は調整してくれるようでした。

浴びせられる熱波の熱さは特筆もの。
参加者の中には1セット目が終わったところで室内から出て行かれた方もいました。

セルフロウリュウサウナは利用者が自由にロウリュウをできることもあって、通常から室内の湿度は高めの印象でした。
イベントではそこに追加して水がかけられることになるので、より一層湿度が上がって体感温度も熱くなるのかもしれませんね。

おふろcafé 湯守座は敷地内の入り口に「サウナ」が大きくアピールされており、サウナにも力を入れている温浴施設だと感じます。
サウナ好きの方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2021年12月11日時点)のものです。最新の情報は四日市温泉 おふろcafé 湯守座[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:35歳男性