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岩盤浴が楽しめるスーパー銭湯「笑福の湯」

愛知県春日井市にある「笑福の湯」

2017年11月にオープンしたスーパー銭湯です。

近くには国道302号線およびその上を通る名古屋第二環状自動車道が通っており、名古屋第二環状自動車道「勝川IC」や「松河戸IC」を降りて302号線から数分の距離に位置しています。
厳密には国道302号線沿いから北側に1本入った通りにあり、周辺にあるカーマ、スギドラッグも笑福の湯へ向かう際の目印になるかと思います。

ちなみに、笑福の湯の店舗の位置は、以前はスーパー銭湯「激安温泉 極」が営業していた場所です。

国道や高速道路から近いという点と、無料の駐車場が第二駐車場まであることから、車で訪れやすいといえるでしょう。

笑福の湯にはお風呂のほかに岩盤温熱笑汗房という岩盤浴エリアが設けられています。

岩盤温熱笑汗房には岩盤浴をはじめリクライナー、コミックスなどを用意。
また、毎日ロウリュウイベントが開催されています。

オープンから1年余り経過した2019年1月14日、笑福の湯の岩盤温熱笑汗房を体験してきたので、今回はそのリポートをしていきます。

笑福の湯のシステム

エントランスを入ったら、まずは靴をロッカーへ。

靴箱ロッカーは100円を入れるタイプです。
ロッカーエリアに両替機が設置されていたので、100円硬貨が無くてもお札を崩すことができます。
靴箱のロッカーキーは、退館時まで自分で保管することになります。

靴を片付けたら入館の受付へ。
岩盤浴を利用したい場合は、受付でその旨を伝えましょう。

ちなみに、入館料+岩盤浴で930円(大人)です。

受付ではリストバンドと岩盤浴セット(岩盤浴利用のみ)が渡されます。

リストバンドは館内の各サービスを受ける際に使うものです。
笑福の湯の精算は、すべて退館時に受付で行います。

岩盤浴セットの中身は浴着と大判タオル
浴着の色は、浴着は男性が黒、女性がピンクでした。

笑福の湯の浴場は2階にあるため、岩盤浴着に着替えるため階段(またはエレベーター)で2階の脱衣所へ向かいましょう。
ちなみに、岩盤浴エリアは1階の受付のすぐそばにあります。

岩盤浴やお風呂などを楽しみ終えたら退館の手続き。
退館側の受付へ向かいます。

岩盤浴セットは退館受付の手前にある回収ボックスへ。

受付ではリストバンドを返却し、利用料の支払いを行います。

支払いを終えたら後は靴を履いて退館するだけ。
ちゃんと靴箱ロッカーのキーは持っていますか?

笑福の湯の岩盤浴

笑福の湯の岩盤浴は、「岩盤温熱 笑汗房」といいます。
笑汗房内には、5つの岩盤浴房とくつろぎのロビースペースが用意されています。

まずは岩盤浴利用者専用のロビースペースから。

ロビーの窓側にはテレビ付きのリクライナーが並び、ロビーの内側は主にラタンづくりのようなソファチェアが設置されています。

リクライナー側の端には、iPadが2台設置
インターネットを行うことができます。

また、ロビー内には約3500冊のコミックスが並んでおり、読書を楽しむことが可能。

ちなみに、館内には笑汗房外の休憩スペースも用意されており、約1500冊のコミックスをクッションが置かれた座敷や木箱型の半個室(5つ)で楽しむことができます。

館内合計で約5000冊のコミックスが用意されているわけですね。

では、ここからは各岩盤浴室の話に進みましょう。

笑汗房の各岩盤浴室のドアの外側には、室内の温度が書かれています。
入る前にどれくらいの温度を体感できるのかわかるのはいいですね。

ヨガや禅の映像が流れる「美禅房」
タイムスケジュールが部屋の外に貼ってあり、女性限定の時間帯や、ヨガ、禅の映像スケジュールがわかるようになっていました。
房内は、床は岩盤、壁は鏡貼りでフィットネススタジオっぽい雰囲気。
入り口手間にマットも用意されています。
ちなみに、ドアの温度表示は35度とありました。

岩塩の炉がある「電鉱房」
室内の中央には岩塩のブロックでできた炉が設置され、床は半分が平らな岩盤床、もう半分が岩塩の石が敷き詰められた床となっています。
室内には明確な仕切りはなく、頭を載せる箇所がくぼんだ木のかまぼこ状枕が5つずつ並べられていました。
入り口のドアの温度表記は40度でした。

山型の炉がある「火窯房」
室内は6人ほどが寝転がることができるくらいのスペースで、奥の壁際にはドンと山型の窯のような炉が設置されています。
入り口ドアには45度と表記されていました。

ロウリュウ部屋「熱波房」
ドアには60度と表記された、笑汗房で一番高温の房です。
房内には左右に7つずつの仕切られた岩盤ベッドがあり、奥には熱炉が設置されています。
熱波房はロウリュウイベントで使用される房。
普段は高温の岩盤浴室ですが、イベント中は岩盤ベッドがフォームチェンジされます。
入り口から見て左側の列の岩盤ベッドの仕切りが、木のベンチとして使えるようになっていました。

クールダウンに使用される「冷風房」
ドアには10度と記載された涼しい空間です。
天井にエアコンが設置、壁側にイスが左右5つずつ設置されています。
各イスの背もたれの上あたりの壁にボタンがついていて、押すとイスの真上から冷気が送られるようになっていました。

笑福の湯のロウリュウイベント

笑汗房では毎日2回ロウリュウイベントが開催されています。
開催時刻は13時と21時。

15分くらい前になると、館内にイベントのアナウンスが流れます。

開催時刻の直前には、利用客は熱波房から一時退室。
イベントの準備が行われるためです。

時間なると熱波房への入室が促されます。

熱波房に入ったら、参加者は壁際のベンチに腰掛けます。
入り口から見て左側は、岩盤ベッド間の木の仕切りをベンチ型にしたもの。
右側は、もともと腰かけられる石の段差があるので、そこに座ります。

参加人数が多い場合は、各ベンチに2人ずつ座るように案内されます。
岩盤ベッド1つの幅を1つのベンチとしてカウントするので、28人(岩盤ベッドが左右合計14ある)で満席ということになるでしょうか。

イベントが始まると、最初にイベントを担当されるスタッフさんが自己紹介やロウリュウの説明を行います。

ロウリュウスタッフさんには「エブリデイ」という名前の付いているそうです。
名前の由来は、毎日ロウリュウイベントをやっているから。
スタッフさんは赤いシャツを着て、「一扇入魂」と書かれていた大きな団扇を持っていました。

一通りの話を終えたら、炉にアロマ水が投入されます。
アロマ水入れ終わると、参加者は手を上にあげることを促されます。

手を上げてみると、すごく熱くなった空気を感じます。
驚きの声を上げる参加者も少なくありません。

スタッフさんは団扇で熱気を房内全体に循環させていきます。
ほどなくして、参加者の顔や体は温度の上昇が感じられるようになります。

そしてここからがロウリュウイベントのメイン。
スタッフさんが大団扇を参加者に向けて扇いでいきます。

扇がれる単位は、1つのベンチごと。
ベンチに2人で腰かけていれば、2人一辺に扇がれることになります。

参加者が扇がれている時間、他の参加者は手拍子と掛け声を求められます。
指示された掛け声は「わっしょい」。

掛け声と手拍子に合わせて、スタッフさんは1つのベンチあたり5扇ぎほどしてくれます。

ひと通り参加者が扇がれたら、いったん終了。
なのですが、ここからはおかわりタイム
炉にアロマ水を入れるところからを流れが、もう一度繰り返されます。

スタッフさんはお客さんに無理をしないようアナウンス。
一度の体験で十分だと感じたお客さんは退室されます。

おかわりタイムの参加者が確定したら、再度炉にアロマ水を投入して熱気を室内に循環。
体感的には先ほどよりも熱いように感じます。
そんな熱気の中で、再度スタッフさんに扇いでもらいます。

ちなみに、この時の掛け声は「せいや」でした。

一通り参加者が扇がれたら、イベントは終了です。

参加者の多くが、熱波房から冷風房へ移動していました。

ちなみに、本ロウリュウイベントの流れは筆者が体験した日のものになります。
2019年1月14日の13時から開催されたもので、参加者は20人ほど、使用されたアロマ水は「ローズマリー」でした。

60度近い岩盤浴空間に注目

笑福の湯の岩盤浴「笑汗房」とロウリュウイベントについて、筆者の体験も踏まえて紹介してきました。

笑汗房の最大の注目は「熱波房」だと思います。

というのも、室内温度が60度近くに設定された岩盤浴は他ではあまり見かけないからです。

近年はスーパー銭湯に岩盤浴が併設され、その中で60度近い温度の部屋もあることは珍しくありません。
ただ、そのような高温部屋は岩盤浴室というよりも高温サウナ室となっている場合が多いです。
浴場のサウナに近い雰囲気で、ベンチに腰かけて汗をかくスタイルで楽しむものとなっています。

岩盤浴エリアでロウリュウイベントが開催されるのも、このような高温サウナ室が多いですね。

寝転がって楽しむ岩盤浴室はほとんどは40度~50度に設定されています。
そのため、60度の温度に設定された岩盤浴はあまり見かけません。

しかし、笑汗房の熱波房はロウリュウ時は座って参加するものの、通常は寝転がって楽しむスタイルの岩盤浴室です。

熱波房で寝転がって発汗してみたところ、筆者の体感では発汗性は抜群。
他よりも高めの温度設定になっていることもあって最初から暑いと感じるため、汗の出が早い気もしました。

筆者が足を運んだ時に利用者が一番多かった岩盤浴室は熱波房だったので、そのあたりに人気の高さも窺えます。

笑福の湯の笑汗房を利用する際には、熱波房で岩盤浴は体験してほしいと思います。
ただし、暑いのが苦手な方は、無理しないようにしてくださいね。

※本記事の掲載情報は体験当時(2019年1月14日時点)のものです。最新の情報は笑福の湯[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:32歳男性