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愛知県名古屋市緑区にある「みどり楽の湯」
地下1200mから湧出する天然温泉を使用するスーパー銭湯です。

館内の浴場には、前述の天然温泉を使った露天風呂をはじめ、ナノ水や炭酸泉を使った室内風呂などが設けられています。
また、館内には岩盤浴のエリアもあり、岩盤浴や岩塩浴も楽しめます。

そして、サウナブームと呼ばれる昨今において、温浴施設ではサウナも注目したいところ。

みどり楽の湯でも、浴場内にサウナが完備されています。
公式サイトによると、サウナは湿式で広々としているとのこと。
また、掲載画像から、腰掛の段差が何段にもなっている様子が見受けられました。

いったいどんなサウナなのか?
詳しいことが知りたくなったため、みどり楽の湯足を運んでサウナを味わってきました。

今回の記事ではみどり楽の湯のサウナについて紹介します。

※本記事は2023年1月3日の体験をもとに作成されています。
※記事の内容は男性浴場内のサウナを対象としています。

みどり楽の湯のサウナ

名古屋市の中心部からは少し離れた場所に位置するみどり楽の湯。
無料の駐車場(200台)があるため車で訪れやすいほか、平日には無料巡回バスも走っています。

館内に入って靴をロッカー(返却式コインロッカー)に入れたら、券売機で券を購入。
券は券売機すぐにある受付でスタッフさんに渡し、入館します。

受付の付近には、地産品などを中心とした物販の品物が陳列されています。
サウナハットやサウナマットといったサウナグッズも販売されていました。

ガラス張りで外の景色が見える廊下を進んでいくと浴場・脱衣所。
脱衣所はロッカーが返却式のコインロッカーとなっています。

服を脱いで浴場へ。

浴場内は室内風呂と露天風呂の2エリアに分かれています。
室内風呂にはジェットバスや炭酸泉など、露天風呂には高さの異なる三段風呂や檜風呂、壺湯など様々なお風呂が用意されています。

そしてサウナ。

サウナは室内風呂エリア内の一角にあります。
入り口外側にはサウナマット置き場があり、用意されているマットを利用可能。
マット洗浄用の備え付けシャワーも用意されています。

室内に入ると腰掛の段差が5段のサウナ室。
最上段の背面には窓があり浴場の光が差し込むため、サウナ室自体の明かりは控えめですがそれほど暗くはない印象です。

最上段を除く各段は縦幅が広く、前後の間隔がゆったりとしています。
各段は少し間隔をあけても4、5人座れそうです。

段差の向かい側にはテレビ。
テレビの上には温度計、テレビの下には温度計と十二分計が付いています。
テレビ上の高めの位置にある温度計は約80℃、テレビ下の低めの位置にある温度計は約70℃を示していました。

テレビの横には熱炉があります。
熱炉には湿式遠赤外線ヒーターが使われており、室内は中低温、高湿度に保たれています。
1分間隔でヒーターに水が注がれるため、室内はソフトなロウリュウサービスがずっと続いているようなイメージです。

サウナを出てすぐのところには水風呂が設けられています。
デジタルの水温表示があり、水温は約15.5℃

水風呂の浴槽の脇にはかけ水用の手桶が用意されているので、それで水風呂の水を体にかけてから浴槽へ入ります。
ちなみに、かけ湯用は浴場の入りの近くにあります。

水風呂の深さは約60センチ。
平均的な成人日本人男性なら、底にお尻をつけて肩まで浸かるかどうかくらいの深さです。

室内風呂、露天風呂の各所にはイスが設置されているので、サウナの休憩や、外気浴も可能。
飲み水の給水機もサウナ近くに用意されています。

常に続くロウリュウ感覚

みどり楽の湯のサウナの一番の特徴は、常に続くロウリュウ感覚だと思います。

サウナに滞在していると、頻繁にジューっとヒーターに水が注がれる音が聞こえました。
定期的に水を蒸発させて、湿度を保っているわけです。

音がする間隔を十二分計を参考に計ってみると、1分間隔で20秒程度の注水がされているようでした。

室内の温度計の値は約80℃だったので、サウナとしてはそれほど高い温度ではありません。
しかしながら、常に高い湿度になっているため、体感する温度は結構熱め
発汗性もよさそうでした。

また、みどり楽の湯の露天風呂は立体的な造りになっていることも特徴として挙げておきます。

三段風呂という高さの異なる浴槽のお風呂が用意されており、露天風呂スペース内で高低差がある比較的珍しいかたちとなっています。
そのため、外気浴として露天風呂スペースで休憩していると、他の温浴施設の露天風呂とは一味異なる景色が目の間にある感覚がしました。
露天風呂内の低い位置と高い位置では、感じられる空気感も微妙に異なっていた印象です。

湿度が保たれたサウナと、立体感のある露天風呂での外気浴。
興味のある方はぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2023年1月3日時点)のものです。最新の情報はみどり楽の湯[公式サイト] をご確認ください。