岩盤浴における自律神経失調症への効果
現代人悩まされる自律神経失調症
私たちが毎日元気で健康に過ごせることに大きく関係しているものの一つに、「自律神経」があります。
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2つに分けることができます。
交感神経というのは運動をした時に心拍数を上げたり興奮させるための神経、副交感神経は心身をリラックスさせるための神経です。
本来はこの2つの神経はバランスを保っているのですが、何かしらの影響でバランスを崩してしまった状態を自律神経失調症と言います。
現代はストレスを抱えやすい時代でもあるため、自律神経失調症を引き起こしてしまう方も少なくありません。
体の異常を何かしら感じて病院を受診しているのに異常なしと言われてしまう・・・そんな方もたくさんいます。
人の目には見えない不調のため、どうしたらいいのかわからないところも多いのです。
そんな自律神経失調症に対して効果が期待されているのが岩盤浴です。
岩盤浴と自律神経失調症
岩盤浴が自律神経失調症改善に効果があるといわれている理由は、岩盤に使われている鉱石が発する遠赤外線にあります。
遠赤外線は長い周波を持っているのが特徴で、体を芯から温める効果があります。
岩盤浴は室温が42~45度、湿度65~75%と高温で多湿な環境において行うので、発汗作用がかなり期待できます。
身体を均一に温めて発汗させることが、自律神経やホルモンを活発すると言われています。
さらに、新陳代謝も高めるので、血液やリンパの流れも良くなります。
このような働きから、岩盤浴は自律神経失調症の症状を和らげてくれると考えられているのです。
岩盤浴をうまく利用しよう
自律神経というのは、ちょっとしたことで乱れたりしてしまうもの。
ストレスを抱えずに生活していくということはなかなか難しい時代です。
自分に適した方法で解消していくことが何よりも大切ですが、毎日忙しく過ごしているからこそ、なかなか大変というのも事実です。
そんな時には自分自身へのご褒美として、岩盤浴に行くのもいいのではないでしょうか。
岩盤浴へ行けば、落ち着いた空間でリラックスしながら体を温めることができます。
意識して自律神経整えるようにするのも、自分自身の健康のために必要なことなのかもしれません。
※岩盤浴は医療行為ではないため、自律神経失調症の改善については保証されていません。盲信はせず、本当に体調が悪い場合は医療機関へ相談するようにしましょう。