岩盤浴で期待される効果の1つとして、腰痛や肩こりといった体の痛みの軽減が挙げられています。

現在、日本では約10人に1人が腰痛持ちと言われ、スマートフォン操作時の姿勢によって肩がこる人が増えていると言う話も聞きます。
日本人の10%といえば1千万人単位の数になりますから、それだけ多くの人が腰痛や肩こりに悩まされているわけです。

そんな腰痛や肩こりに悩まされている人には、岩盤浴が効果的というのは朗報ですよね。

でも、どうして岩盤浴が腰痛や肩こりなどの痛みの軽減効果があると言われているのでしょうか。

エンドルフィンと熱ショックタンパク質

岩盤浴が体の痛みを和らげるとされている理由として、以下が挙げられます。

1.遠赤外線の温熱作用によって、痛みのある部位の血行が良くなるため
2.痛みの感覚を軽減させる物質エンドルフィンを放出するため
3.熱ショックタンパク質(HSP)が傷んだ細胞を修復するため

効果的な温め方

効果的に痛みを軽減したい部位があるのであれば、岩盤浴の体位もポイントになります。
それは、痛みのある部位と岩盤が触れる姿勢をとることです。

腰痛や肩こりであれば、仰向けになって岩盤に寝転がった方がよいのです。

また、血行がよくなったところでマッサージをして刺激を与えるとより効果的と言われています。

注意

痛みを和らげるといっても、その効果は痛みのある患部が安定している慢性時に限ります。
発症直後、炎症の急性期にはかえって逆効果となってしまう危険性があるのです。

また、岩盤浴は治療ではありません。
その効果が保証されたものではありませんので、妄信には注意しましょう。

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