愛知県一宮市「美彩都 湯友楽」

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愛知県一宮市にある「美彩都 湯友楽(みさと ゆうらく)」
露天ぶろ付きのお風呂、マッサージ、食事処などが楽しめるスーパー銭湯です。
日曜日には駐車場にて「新鮮野菜市」も開催されています。

そんな湯友楽には、岩盤浴施設「璃汗房(りかんぼう)」も用意されています。
近年よく見られるようになった岩盤浴付きスーパー銭湯なんですね。

2018年のゴールデンウィーク真っただ中の4月29日(日)。
湯友楽の璃汗房を体験してきましたので、今回はそのレポートをしていきます。

800円台で利用可能

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湯友楽の駐車場は270台が駐車できる広々スペース。
道路沿いには「璃汗房」や「岩盤ロウリュウ」「炭酸泉」といった湯友楽の特徴が記載された旗が立っていました。

館内入り口近くの駐車場スペースには緑色のテントが。
この日は日曜日ということもあって、新鮮野菜市が開催されていました。

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入り口を入ったら、まずは靴を靴箱ロッカーへ。
靴を片付けたら、券売機へ向かいます。

岩盤浴「璃汗房」を利用する場合は、券売機で入館と璃汗房の2枚を購入する必要があります。

湯友楽の入館料は大人土日祝450円(平日は400円)。
璃汗房の料金は400円です。
ということは、お風呂と岩盤浴合わせて850円(平日なら800円)
これは結構安めの料金設定だと思います。

購入したチケットは、券売機のすぐ横にある受付に持っていきます。
受付では靴箱のカギを預け、岩盤浴セットを受け取りましょう。

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湯友楽の岩盤浴セットは大判タオルと岩盤浴着。
フェイスタオルは付いていないので、必要な場合は持参するか購入する必要があります。

岩盤浴着は男性が青、女性はピンク、子どもは茶色でした。
どの浴着も鮮やかな色合いの印象です。

岩盤浴着に着替えるために、一度お風呂の脱衣所へ。
ちなみに、湯友楽は平屋建てなので階段を使った移動はありません。
お風呂(脱衣所)と岩盤浴エリアのフロアが異なっていると別フロア間を行き来しなくてはならないため、地味に面倒に感じることがあります。
そのような不満は1階フロアのみの湯友楽にはないですね。

ちなみに、脱衣所ロッカーは100円硬貨を入れるタイプ(返却あり)でした。
また、璃汗房にある貴重品ロッカーも同様です。
そのため、100円硬貨を数枚用意しておく必要があります。

4つのエリア璃汗房はこんな場所

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本記事のメインである璃汗房について紹介していきましょう。

璃汗房があるのは受付の向かい側。
靴箱ロッカーのあるスペースの隣になります。

璃汗房エリアの入り口となる通路にあるのがコミックコーナー
通路左右の壁には本棚が並びます。

入り口を入って右手側が、一列にコミックが50~55冊ほど入る7段の棚が5つ。
左手側は一列に50-55冊ほど入る4段の棚が4つあり、全ての棚の下の方は雑誌ラックになっていました。
また、通路を抜けた先にも本棚が1つ設置されており、そちらは一列約50~55冊8段のものでした。
一列50冊とすると、単純計算で3000冊ほどのコミックが用意されていることになりますね。

ちなみに、璃汗房では一部を除き岩盤浴室内へのコミックの持ち込みOKです。
そのため利用者の多くは、休憩スペースだけでなく岩盤浴室内でも読書をしていました。

コミックの並び通路を抜けると、ソファベンチとテーブルが設置された休憩スペースがあります。
すぐ隣には12席のリクライニングチェアが並びます。
リクライニングチェアの先には1台大型のテレビが設置されていて、テレビを見ながらリラックスできるようになっていました。

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璃汗房にある岩盤浴室は4つです。
各部屋の外には室温の表示があり、どれくらいの温度の部屋なのかがわかるようになっていました。

クールルームである「凛」
室温が1桁台に設定された、各岩盤浴室で温まった体を冷やすための部屋です。
コミックコーナーの隣にあり、室内の奥のガラス張りの壁からは受付が見えます。

室内にはオレンジとホワイトのいすが各5つ、計10個のイスが並べられていました。
入った瞬間にヒンヤリとする感覚。
室内の壁はタイルになっており、冷えたタイルがより涼しさを感じさせます。
ちなみに、本の持ち込み可です。

ロウリュウアトラクションが開催される低温サウナ「爽香(さやか)」
室温が60度台半ば~70度くらいに設定された、璃汗房の中では高温の部屋になります。

室内はサウナのような空間で、壁側の下方が木で作られたベンチのようになっています。
ベンチ以外の壁部分は赤ベースの色になっており、その色が暑さをより感じさせます。
サウナでよく見かける12分計も設置されていました。

室内の奥には香花石が熱せられた爆熱炉という炉が設置されています。
また、炉の奥の壁にはテレビが設置されており、テレビ番組を見ながら発汗に励むことができるようになっていました。

璃汗房の入り口から見て奥手側にあるのが2つの岩盤浴室。

人口太陽の特殊照明による演出が楽しめる「太陽」
室温は50℃台半ばほどに設定された、本の持ち込み可の岩盤浴室です。

室内には白い玉石が敷かれた岩盤浴ベッドが5床、小石状の岩塩が敷き詰められたベッドが4床、平らな岩盤ベッドが3床用意されています。
基本的には各ベッドの間は仕切りで区切られていますが、平らなベッドの端2つを区切る仕切りだけありませんでした。
枕はラタンを編み込んだ籐枕のようなものでしたが、編み込みの中は空洞ではなく詰め物が入った柔らかい感触のものでした。

この太陽の部屋は演出として、定期的に室内が人口太陽の特殊照明で照らされます。
通常はやや薄暗い白色のライトが室内を照らしているのですが、演出時には太陽の光のようなオレンジ色のライトが室内を照らし明るさが増します。
この演出は毎時の0分~15分と30分~45分の時間帯に行われます。
トータルで1時間のうち30分が人口太陽の特殊照明に照らされているわけです。

太陽はコミックを持ち込んで読めるのですが、明るさが増す演出時間帯の方が本が読みやすい印象です。

霧状ミストが使われた幻想空間「雲」
室温は50℃台半ばに設定された岩盤浴室です。

室内は床一面が黒い平らな岩盤になっています。
一人分のスペースに仕切りで区切られており、計10床の岩盤ベッドが並んでいました。
石の枕が設置されているのですが、枕はベッドと一体化しているため動かすことはできません。

雲では霧状ミストで室内を覆う演出が行われます。
演出時間になると部屋の奥にある装置から雲に見立てたミストが排出され、やがて室内の低い位置はミストで覆われます。

装置から出るミストに手を当ててみたところ、冷たい水分の感触がありました。
冷たいから低い位置に溜まるんですね。

低い位置をミストが覆うため、岩盤ベッドに寝転がると体がミストの中に埋もれることになります。
寝転がって少し頭を上げ、自身の体や周囲の景色の方を見てみると、雲の中にいるような光景が広がっていました。
日常生活ではあり得ないような光景が幻想的な雰囲気を感じさせます。

また、光の演出も行われます。
天井を見ると、赤青緑白などの色のライトが順番に光を放っていました。

雲の部屋はミストが使われることもあって湿度が高い空間です。
また、ミストが低い位置を覆うため、水気によって床が結構濡れやすくなっています。
特にミストを出す装置周辺の床は、けっこう濡れていました。

そんな演出もあってか、雲の室内は本の持ち込み不可です。

璃汗房のロウリュウを体験してみた

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璃汗房の「爽香」では、ロウリュウが開催されます。
館内の案内によると、ロウリュウは1日5回。
11時、14時、17時、19時、21時から行われます。

璃汗房で開催されるロウリュウには大きく2種類あります。
1つは機械仕掛けで行われる「オートロウリュウ」
もう1つは「熱波隊」とよばれるスタッフ主導で行われる「ロウリュウアトラクション」です。

5回の開催のうち、14時と19時に開催されるロウリュウはロウリュウアトラクション。
それ以外の3つの時間帯はオートロウリュウが開催されます。

また、ロウリュウは使われるアロマ水によって「Blue」「Gold」「Red」の3つのバージョンに分けられています。
ブルーはペパーミント、ゴールドはメリッサフルーツ、レッドはワコルダーワイルドのアロマ水を使うとの掲示がされていました。

今回、私は17時、19時、21時のロウリュウを体験してみました。
ここからは私が体験したロウリュウについてお伝えします。

オートロウリュウ

17時と21時に体験したのがオートロウリュウです。
時間になると、それまでは民放の番組を映していた爽香のテレビがロウリュウ用の映像に切り替わりました。

映像の最初は間もなくロウリュウが始まることを告げる案内。
ロウリュウの説明や体調等への注意を呼びかける内容も流れました。
ロウリュウは約6分間のスケジュールとのことです。

説明の中で気になったことが1つありました。
ロウリュウ中に流れるBGMは、壊れた細胞を修復する効果のある特殊な周波数のものとのこと。
そんな周波数があるんですね。
色々な工夫が凝らされているようです。

一通りの説明映像が終わると、爆熱炉にスポットライトが当たりました。
そしてアロマ水が炉に注水されます。

ちなみに、私が体験した日は17時開始のロウリュウではスタッフさんが炉にアロマ水をかけていましたが、21時開始のものは天井からアロマ水が噴出されていました。
オートロウリュウというからには、おそらく天井からアロマ水を噴出するのが通常だろうとは思いますが、何か理由があるのでしょうか。

蒸気が室内に漂いはじめると、ツンとくるミント系の香りを感じました。
なるほど、今日はブルーバージョンのロウリュウなんですね。
ちなみに17時21時ともにブルーでした。

ミントの刺激を感じ始めると、参加者の中には多少咽せる人が出てきました。
アロマが喉や鼻を刺激するみたいです。

映像がカウントダウンを開始。
カウントダウンが終わると、室内に強めの風が吹き始めます。
送風機から風が出ているようです。

ちなみに、この時の映像は円がグルグル回るものが表示されていました。
扇風機をイメージさせます。

体感温度が上昇し、汗がどんどん出てきます。
しばらくその熱さを体感したところで、さらに強い風が送られます。

最初は弱めに風を送って、クライマックス付近でより熱さを感じさせているみたいです。

そして時間がくると、映像が終了を告げるものに。
風が止んで室内が落ち着いた雰囲気になりました。
テレビは映像が最後まで終わると、通常の番組に切り替わりました。

6分間のロウリュウ時間とのことですが、その時間で結構な熱さを体験できました。
開始直後から汗はボタボタと流れてきましたよ。

ちなみにほとんどの参加者が、映像が終了を告げると同時に退出し始めました。
その様子は映画館でエンドロールが流れている時間のようです。
室内に熱さの余熱がまだ感じられるため、個人的にはすぐに退出してしまうのは勿体ない気がしました。
もちろん、参加者は皆かなりの熱さを体験しているため、早く涼しいところに行きたいというのはわかるんですけどね。

ロウリュウアトラクション

もう1つ私が体験したのが、19時に開催されたロウリュウアトラクション
こちらも開催時間間近になると、テレビがロウリュウ用の映像に切り替わりました。

流れている映像はオートロウリュウと同じもの。
案内や注意等の説明でした。

一通り映像による説明が終わると、2名のスタッフさんが爽香に入室。
スタッフさんはアロマ水の入ったバケツと大きなうちわを持っていました。

スタッフさんによって、爆熱炉にアロマ水が注水されます。
炉にアロマ水を入れたら、うちわで軽く扇いでいました。

そこでスタッフさんが参加者に向かって話し始めます。
最初に、「両手を上げ、軽く深呼吸を二回」促されました。

手を上げると、室内の熱気を感じます。
熱い空気は高いところの方に集まるため、手を上にあげるとより熱さを感じるのです。

また、深呼吸をすると空気の中にアロマを感じます。
今回使われていたアロマ水はミントとのことでした。

そして、スタッフさんが大うちわを使って参加者一人一人を扇いでいきます
うちわを参加者に向け、熱波と呼ばれる風を参加者に浴びせます。

各参加者が扇がれている間、他の参加者は手拍子と掛け声を求められました。
「パンパン(手拍子)、わっしょい」
参加者が積極的に手拍子や掛け声を行うことで、アトラクション全体が盛り上がりそうですね。

いよいよ自分の番になりました。
自分の目の前に立っているスタッフさんが大うちわを使って浴びせる熱波。
瞬間的には送風機によるオートロウリュウの熱波よりも強烈かもしれません。

さすがに自分の番では手拍子や掛け声をする余裕はありませんでした。
グッと熱さに耐えるので精一杯。

一通り参加者を扇ぎ終えたら、スタッフさんは「おかわり」を求める人を尋ねていました。
「おかわり」とは、もう1回扇いでほしいってことです。

おかわりのリクエストに応え終わったところで、ロウリュウアトラクションは終了。
スタッフさんが終了を告げると、参加者は一斉に爽香を後にします。
ほとんどの参加者はクールルームである凛へ向かったようです。

ちなみに、スタッフさんの役割はここで終わりではありませんでした。
スタッフさんも凛へ入ったのですが、そこで大うちわを使って今度は冷たい空気を室内で涼む人達へ送っていました。
参加者のクールダウンの手助けをするのもお仕事の1つのようです。

ちなみに、アトラクション終了後に大うちわを持たせてもらいました。
軽く扇いでみたのですが、思ったよりも振り下ろす際に結構な抵抗がかかりました。
しっかりと力を入れて持たないと、ちゃんとした形で扇ぐことはできません。

ロウリュウ中の熱い室内で、大うちわを何十回も扇ぐのはかなり大変だと思います。
ロウリュウアトラクションのスタッフさんは結構な重労働をされているのだと感じました。

コスパ◎!十分な満足度

というわけで、湯友楽の璃汗房についてレポートしていきました。

料金設定、岩盤浴の各エリア、ロウリュウ開催などを考えると、全体的な満足度は高いと感じました。

岩盤浴付きのスーパー銭湯では合わせて1000円以上必要になることも珍しくありませんから、800円台でお風呂と岩盤浴が利用できるというのは、安めの料金設定になっていると思います。
しかも、時間制限なし。

その金額にもかかわらず、3種類のバラエティに富んだ岩盤浴室を体験できます。
単なる岩盤浴室ではなく、それぞれの部屋に演出が施されているクオリティ。

璃汗房内はまだ新しさを感じますし、清潔感もありました。
この施設を800円台の料金で利用できることに驚きです。

コミックを岩盤浴室に持ち込めるため、読書に集中しすぎて滞在時間が伸びてしまいそうです。
でも、時間を気にする必要はないからいいですよね。

休憩スペース自体はそれほど大きくない印象ですが、まぁそれは許容範囲でしょう。

どの時間帯に行っても1回くらいは参加できそうな、1日5回開催のロウリュウもポイントが高いです。
しかもオートロウリュウだけでなく、スタッフさんの確保が必要なロウリュウアトラクションも開催されています。

「ほんとに800円でいいの!?」

そんな感想を持った湯友楽の璃汗房でした。

一宮市周辺を訪れた際には、行ってみてはどうでしょうか?

※本記事の掲載情報は体験当時(2018年4月29日時点)のものです。最新の情報は美彩都 湯友楽 [公式サイト] をご確認ください。

■体験者:31歳男性