湯ごころ ゆるり(愛知県春日井市)の岩盤浴を体験!火窯や冷風や熱波も
愛知県春日井市にある「湯ごころ ゆるり」(以下、「ゆるり」と表記)。
温泉やサウナ、岩盤浴などが楽しめる温浴施設です。
以前は笑福の湯という名前で営業していましたが、2022年10月にリニューアルオープン。
リニューアルを機に店舗の名前も変わりました。
そんなゆるりは、2022年12月に発表された「第17回 ニフティ温泉 年間ランキング2022」で愛知県総合2位にランクイン。
注目のスーパー銭湯の1つと言っても過言ではないでしょう。
リニューアルが行われていて、かつ高い評価を受けている温浴施設に岩盤浴があるとなれば気になりますよね。
ということで、2023年1月3日にゆるりへ足を運び、館内の岩盤浴を体験してきました。
今回の記事ではゆるりについて、岩盤浴を中心に紹介していきます。
※本記事は2023年1月3日の体験情報を基に作成されています。
ゆるりのシステム
国道302号線から北側に1本入った通りにあるゆるり。
周辺にはDCMカーマ、スギ薬局、西友の店舗があります。
名古屋第二環状自動車道の松河戸ICから約3分の高速道路の出口すぐに位置し、駐車場は第2まで用意されているので、車で訪れやすいでしょう。
館内の入り口を入ったら、靴を靴箱ロッカーへ。
靴箱ロッカーは返却式の100円コインロッカーになっています。
次は受付へ。
受付で入浴と岩盤浴の利用を伝え、バーコード付きのリストバンドと岩盤浴セットを受け取ります。
ゆるりの利用料の精算は退館時。
岩盤浴セットの返却も受付です。
岩盤浴セットは大判タオルと岩盤浴着。
男性は黒、女性はピンクです。
岩盤浴着への着替えは、2階にある浴場の脱衣所。
着替えたら1階にある岩盤浴エリアへ向かいます。
ちなみに、2階には休憩所があり、座敷スペースや木箱状のボックスが設けられています。
そのエリアには約1500冊のマンガが用意されています。
ゆるりの岩盤浴
岩盤温熱「笑汗房」と書かれたボートの先にある岩盤浴エリア。
岩盤浴エリアの手前には貴重品ロッカー(100円返却式)が設置されており、貴重品を預けることができます。
岩盤浴エリアに入ると、まずあるのはロビー。
ロビーには壁際を中心にマンガの本棚が並びます。
岩盤浴エリアに用意されているマンガは約3500冊。
2階の休憩所とあわせると、ゆるり館内には約5000冊のマンガが揃えられていることになります。
おすすめタイトルのピックアップ掲示も。
ロビーの窓側にはテレビつきリクライニングチェアが並びます。
岩盤浴エリアに用意されている岩盤浴室は5つ。
特徴的な形の熱炉がある火窯房。
温度は約45℃。
室内には半球型の火窯ストーブが設置された空間です。
床はプレートの岩盤床で明確な仕切りは無く、木の枕が6つ一定間隔で並べられていました。
室内には十二分計あり。
岩塩が使われた電鉱房。
温度は約40℃。
岩塩ブロックの熱炉が室内中央に設置されています。
床は入り口から見て右手側がプレート状の岩盤床、左手側が砂利状の岩塩が敷き詰められた床となっています。
1人分の床に明確な仕切りはなく、それぞれに5つずつ木の枕が設置されていました。
室内に十二分計あり。
寛ぎ空間にもなるホットルーム。
温度は約35℃。
室内はイスやソファ、小さなテーブルが設置されており、寛ぎながら過ごすことができる少し暖かめの部屋といった雰囲気です。
この部屋だけは、本の持ち込みがOKとなっています。
ロウリュが行われる熱波房。
温度は約60℃。
室内の奥に熱炉、両側に7つずつの板状岩盤浴床が設けられています。
各岩盤床にはもみがら枕が置かれています。
入り口から見て左手側の岩盤床は、仕切りに木のプレートを載せることでベンチになるように作られています。
また、右手側の岩盤床の枕元には腰掛があります。
熱波房では1日に3回ロウリュイベントが開催されており、受付で参加申し込みを行うことで参加できます(定員あり)。
クールダウンには冷風房。
温度は約10℃。
室内には入り口から見て右手側に6つ、左手側に7つのベンチが設置されています。
ベンチが置かれている位置の壁にはボタンがあり、ボタン押すと各ベンチ上にある天井の装置から風が吹く仕掛けが用意されています。
特徴的な空間多し!ロウリュウも人気か
ここまで、ゆるりの岩盤浴エリアを紹介してきました。
筆者の感想としては、特徴的な空間が多い印象です。
岩盤浴室内に熱炉があることは珍しくありませんが、火窯房には設置されていた半球型の火窯は特徴的。
1つの岩盤浴室内で砂利状の岩盤床もプレートの岩盤床も用意されていることは珍しくありませんが、電鉱房のように1つ1つの岩盤床の仕切りが無い形となっているのは意外と少ない気がします。
クールルームがあることは珍しくありませんが、冷風房にあるボタンを押すと風が天井から吹いてくるシステムは大きな特徴でしょう。
初体験だとワクワクする点が少なくないと思います。
また、ロウリュの人気の高さも実感しました。
熱波房では1日3回ロウリュイベントが行われるのですが、筆者は予約が埋まっていたため参加できませんでした。
15時開催のロウリュウの時間に合わせて、14時半過ぎに入館。
岩盤浴エリア到着後すぐにロウリュ体験したかったのですが、受付での事前予約制であることが発覚。
狙っていた15時開催の回はすでに予約で定員まで埋まっていたため、参加することができませんでした。
お正月の三が日で休日の人が多いとはいえ、お昼の温浴施設はそこまで混まないと考えていたため、自身の判断の甘さを反省。
それと同時に、定員いっぱいになってしまうほどロウリュ人気があることを感じました。
ちなみに、ロウリュのイベントそのものは体験できなかったのですが、イベント終了後のおこぼれ熱気は頂戴。
ロウリュウ後しばらくは、熱波房は高湿度な状態が続いているので、余熱による発汗を行いました。
ということで、様々な見どころがあるゆるりの岩盤浴。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
※本記事の掲載情報は体験当時(2023年1月3日時点)のものです。最新の情報は湯ごころ ゆるり[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:36歳男性