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岐阜県中津川市にある「付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯」(以下、おんぽいの湯のと表記)。
森林浴、紅葉狩りのスポットである付知峡で有名な地域にある温浴施設です。

キャンプ場も多く、自然豊かな地域である中津川市の付知地区。
そこで天然かけ流し温泉を楽しめるのがおんぽいの湯です。

おんぽいの湯にはレイアウトや内容が異なる2つの浴場があり、月の前半と後半で男女浴場の入れ替えが行われています。
足を運ぶ時期が違えば異なるお風呂を楽しめます。

浴場にはお風呂だけでなくサウナも設けられており、水風呂や露天スペースでの外気浴も可能。
しかも、それぞれの浴場でサウナは異なり、一方がガス式ストーブのロッキーサウナ、もう一方が電気式ストーブのフィンランドサウナとなっています。

そんな山間の地域にあり、2種類のサウナがあるおんぽいの湯をサウナ中心に今回の記事では紹介します。

※本記事は2022年12月3日の男性浴場サウナ体験時の情報を基に作成しています。
※2022年12月3日の男性浴場はフィンランドサウナのため、本記事はフィンランドサウナ側を取り上げます。

おんぽいの湯のサウナ

中央自動車道「中津川インター」を降りてから約30キロの距離にあるおんぽいの湯。

自然豊かな場所に、木造で和風のレトロ感ある建物が建っています。
駐車場は用意されているので、車で訪れるのが便利です。

館内に入ったら、靴を脱ぎ、靴は靴箱ロッカーへ。
ロッカーキーは自己管理となります。

券売機で券を購入したら、フロントで券を渡せば入館手続き完了です。

そういえば施設名である「おんぽいの湯」の「おんぽい」って、どういう意味なのか気になりませんか?

付知を含むこのあたりの地域は江戸時代から良質な材木を産出しており、「おんぽい」は建築材を運ぶ際の掛け声に用いられた言葉から来ているそうです。
その名前の由来は館内に記載されていました。

入館を済ませたら、さっそく脱衣所へ。
浴場脱衣所のロッカーは100円を入れて後で戻ってくるタイプのコインロッカーでした。

服を脱ぎ、浴場へ。
浴場入り口を入ってすぐのところにかけ湯があります。

また、かけ湯のすぐ目の前には水風呂も。
そして、入り口の真横にあたる位置にサウナが設けられています。

からだを流してサウナへ。

サウナ室の形は長方形。
入り口のある面には入り口と窓のほか、温度計と十二分計がかかっています。
入り口から見て右手側の面にあるのがテレビとストーブで、テレビが入り口側に設置されています。
テレビでは地上波の放送が流されていました。

残りの二面が腰掛け。
腰掛けは二段になっており、一段目が4人、二段目が6人座れます。
コロナ禍のため、腰掛けにマットが一定間隔で10枚敷かれ、室内の利用人数が10人までに制限されています。
おそらく、コロナ禍でなければ15人くらいは入れそうです。

サウナ室内の温度は約90℃
室内の照明は暗めで、オレンジ色。
窓があるので、浴場側の明かりもそれなりに入ってきます。

サウナ室の目の前にあるのが水風呂。
先述の通り、かけ湯もすぐ近くにあるので、サウナから出たらかけ湯で汗を流して水風呂に入れます。

水風呂の温度は表示がなくて正確にはわかりませんが、一般的な水風呂の温度の印象です。
サイズは最大で大人6人くらい入れそう。

露天風呂スペースには、3人掛けの木製ベンチが3つ並んでいます。
サウナ上がりの人が外気浴に使う様子が見られました。

90℃の高温サウナと自然を感じる外気浴

ということで、おんぽいの湯のサウナを紹介していきました。

筆者が体験したフィンランドサウナは、約90℃と少し高めの温度設定ということもあって、数分滞在していれば汗が出てきました。
一段目に座っていた感覚と二段目に座っていた感覚でも異なり、高い位置にある二段目の方が更に熱さが感じられます。

筆者がおんぽいの湯を利用したのは土曜日の17時ごろなのですが、サウナの利用者は思った以上に多かった印象です。
地域的には地方の田舎の温浴施設なのですが、ここでもサウナブームが来ていることを実感。
コロナ禍もあって人数制限がされていることもありますが、どんどん利用者は入れ替わっていくとはいえ、満室の状況も少なくありませんでした。

一番気持ちよく感じたのが外気浴です。
空気は澄んでいる気がしますし、森林浴でも有名な地域ということもあって自然の中で外気浴している感があります。
街中のスーパー銭湯やサウナ施設では味わえない空気感の外気浴。

ちなみに、露天風呂スペースからは周辺の山々を見ることができます。
夕森山と恵那山が見える方角には標高を記した案内もあって景色の見どころがわかりやすいので、地元以外の人でも山の風景を見ながら外気浴を楽しめると思いました。

次に行く機会があれば、ロッキーサウナの方も体験してみたいですね。

※本記事の掲載情報は体験当時(2022年12月3日時点)のものです。最新の情報は付知峡倉屋温泉 おんぽいの湯[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:36歳男性