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岐阜県揖斐郡池田町にある「池田温泉 本館」
美肌効果が期待できるアルカリ性の湯が使われている温浴施設です。

2023年1月には、すぐそばにある「池田温泉 新館」と合わせた総入浴者数が1200万人に到達
「道の駅 池田温泉」も周辺にあり、お風呂だけでなく地産品の購入や足湯などを楽しめることもポイントです。

そんな池田温泉 本館の浴場は「花霞の湯」と「寝覚めの湯」の2つ設けられており、それぞれ男湯と女湯に週替わりで充てられます。
2つの浴場は内容が異なりますが、どちらにもサウナは完備。

昨今のサウナブームもあって、温浴施設内のサウナには興味のある方は少なくないでしょう。

そこで、今回は池田温泉 本館のサウナについて、筆者の体験をもとに紹介します。
※本記事は2023年1月22日の花霞の湯についての情報となります。

池田温泉本館のサウナ

道の駅や新館の建物がある信号を北側に進み、ぐるっとカーブを越えた先にある池田温泉本館。
建物は少し奥まった位置にあり、自然が豊かな雰囲気です。

駐車場は本館の建物のすぐそばや、新館の付近にも駐車場があります。

館内に入ったら、靴を下駄箱ロッカーへ。
下駄箱ロッカーキーは退館まで自己管理です。

券売機で券を購入。
受付で券を渡し、入館手続き完了です。
ちなみに、受付の奥の壁の上部には有名人のサインが飾られていました。

館内は平屋建てのため1階のみ。
浴場のほか、休憩室や食事処が用意されています。

脱衣所は少々コンパクト。
と思ったら、露天風呂エリアの一角にも脱衣所が設けられていました。

浴場内へ入ると、内風呂としてジェットバスの浴槽があります。
壁際には洗い場。
洗い場は露天風呂スペースの一角にも設けられていました。

そして、ジェットバスや洗い場の間を通った先にあるのがサウナです。

内湯にあるサウナの入り口を入ると、奥側にサウナストーブが見えます。
ストーブの前には岩塩の塊が置かれていました。

サウナストーブを背にして右手の壁際は1段の腰掛、向かい側には3段の腰掛があります。
1段の腰掛は2~3人座れる横幅です。
3段の腰掛は、1段目は右側の腰掛と繋がるため実質1人分の幅、2段目3段目は2人分の横幅となっています。

サウナストーブ奥側の壁には十二分計
3段の腰掛側の壁の上の方には温度計があり、温度は80℃代後半を指していました。

さて、サウナといえば水風呂も欠かせませんよね。
水風呂はサウナを出てすぐのところにあります。

ただ、水風呂は内湯ではなく、露天風呂スペースの一角に設けられています。
実はこのサウナは内湯側と露天風呂側の2つの出入り口があるのです。

露天風呂側の出入り口からサウナの外へ出ると、すぐにあるのが源泉風呂という水風呂。
源泉風呂は水温が約28℃と、一般的な水風呂と比べると水温が高めで、プールくらいの温度になっています。
水風呂は冷たくて苦手という方もいると思いますが、この源泉風呂であれば無理なく浸かることができるでしょう。

露天風呂スペースには2人掛けくらいの白いベンチが設置されていたので、そこに座って外気浴もできます。

コンパクトなサウナ、露天風呂にはすべり台も

さて、池田温泉本館のサウナを紹介してきました。

サウナ室は収容キャパシティ的には腰掛に座れるのは最大8人ほど。
比較的コンパクトのため、複数人で連れ立って利用するよりは、1人で足を運んだほうがサウナ室を利用しやすい面がありそうです。

腰掛の高さが3段あるため、熱さを感じたいのなら上の方の段差に座るのがおススメです。

サウナストーブ前に設置された岩塩もポイント。
岩塩は抗酸化作用や発汗作用があるとして入浴剤にも使われますから、サウナでも良い効果をもたらしてくれそうですよね。

水温28度の冷たすぎない水風呂があるので、水風呂が苦手な人に向いているかもしれません。

ちなみに、花霞の湯の露天風呂スペースにはスライダー風呂というすべり台付きの特徴的なお風呂があります。
斜面は2~3mくらいのスライダーのため、子どもが楽しそうに利用する様子が見られました。

小さい子どもから目を離してはいけませんが、大人はサウナ、子どもはすべり台で楽しめる面が池田温泉本館の浴場にはあると思います。

さて、最後に面白いものを見つけたのでご紹介。

館内の休憩所のリーフレット置き場の横にカプセルトイの機械が設置されていました。
そのカプセルトイは池田温泉のグッズ
入浴券やバッチ、木製のキーホルダーや入浴剤が出てくるものです。

近年はカプセルトイがブームと言われていますが、こうしたご当地のカプセルトイが存在しているのも面白いところ。
せっかくなので、1回やってみよう!と思いますよね。

ということで、池田温泉本館をサウナを中心に取り上げてみました。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2023年1月22日時点)のものです。最新の情報は池田温泉[公式サイト] をご確認ください。