【サ道】サウナに興味が出たら読みたい!!ロウリュウも登場する文庫とマンガを紹介
ロウリュウといえばサウナ
「ロウリュウ」を岩盤浴きっかけで知った人は少なくないでしょう。
ロウリュウといえば、スーパー銭湯の岩盤浴などで開催される猛烈な熱さによって発汗体験できるイベントのことですね。
熱炉にアロマ水をかけて発生した蒸気によって室内の体感温度が上昇。
団扇やタオルを使って起こされた熱い風(熱波)を浴びることで発汗が促されます。
きっと岩盤浴でロウリュウを体験したことで、ロウリュウにハマってしまった人もいるのではないでしょうか。
さて、そんなロウリュウですが、そもそもはフィンランドのサウナで行われていた温浴が発祥といわれています。
また、日本でロウリュウを最初に始めたのは大阪にあるサウナ施設だそうです。
つまり、ロウリュウはサウナと密接な繋がりがあるものなんです。
ロウリュウきっかけのサウナ
かくいう筆者も、ロウリュウの存在は岩盤浴から知りました。
あるスーパー銭湯の岩盤浴施設を利用した際に丁度ロウリュウイベントの開催があって、それに興味本位で参加したことがきっかけです。
そのため、最初はロウリュウ=岩盤浴というイメージがありました。
しかし、後に別のスーパー銭湯のサウナでロウリュウが開催されていたのを見つけ、サウナでロウリュウが行われることを知りました。
実は筆者はそれまではサウナに興味を持っておらず、スーパー銭湯を利用してもサウナに入ることはあまりしませんでした。
なぜなら、サウナの暑い空間が苦手だったから。
しかし、岩盤浴や岩盤浴ロウリュウによって熱さに耐性がついていたのか、いつの間にかサウナが平気になっていました。
サウナの空間が苦にならないことに気が付いてからは、岩盤浴だけでなくサウナの利用にも時間を割くようになったのです。
もちろん、サウナのロウリュウにも意欲的に参加するようになりました。
つまり、筆者は「岩盤浴⇒ロウリュウ⇒サウナ」という流れから、サウナの世界にも興味を持ったわけです。
サウナに興味が出たら読みたい「サ道」
基本的にサウナは熱い室内でベンチに腰かけて時間を過ごすもの。
サウナの気持ち良さを味わうためには難しい知識入りませんし、スーパー銭湯などで気軽に利用することができます。
でも、それゆえに「なんとなく」でサウナを利用している人も多いのではないでしょうか。
もちろん「なんとなく」でサウナを利用しても問題はありません。
健康を害しない範囲、非常識にならない範囲でなら、自分なりの楽しみ方をすればよいとは思います。
ただ、「サウナ」というものを理解すれば、より奥深さや楽しさがわかることでしょう。
そこで、サウナに興味を持った方に読んでほしい書籍を2冊紹介します。
サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得
イラストやマンガを交えつつ、サウナの世界・魅力がわかる文庫書籍が『サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得 /講談社/タナカカツキ』。
著者であるタナカカツキ氏はマンガ家であり、日本サウナ・スパ協会から「サウナ大使」に任命された方です。
2011年に出版された書籍『サ道』によってサウナの文化を広めたことをきっかけに、サウナ大使の肩書が与えられたとのこと。
今回紹介の書籍『サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得』は、『サ道』の内容を改定・加筆する形で2016年に出版されたもの。
後から発売された本のほうが内容的に新しいため、本記事では『サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得』のほうを取り上げることにしました。
サウナの専門書というよりは、著者の体験に基づいたサウナの楽しみ方が書かれたエッセイのようなスタイル。
著者がマンガ家ということもあってか、時折マンガやイラストが加わる形となっており、読み進めやすい形になっています。
サウナで見られる光景やちょっとした疑問が解決したり、サウナに行ったことがある人なら共感できる内容が盛り込まれている印象です。
マンガ サ道 マンガで読むサウナ道
サウナの世界をマンガを通して知ることができるのが『マンガサ道 マンガで読むサウナ道 1 /講談社/タナカカツキ』です。
先に紹介した『サ道』のマンガ版です。
もちろん著者はタナカカツキ氏。
文章を読むのが苦手という方は、こちらを手に取ってみることをおススメします。
冒頭でいきなりロウリュウ(書籍の中では「ロウリュ」と表記されています)のシーンが描かれているので、ロウリュウきっかけでサウナに興味を持った方には取っつきやすい流れになっていると思います。
マンガ版ということもあって『サ道 心と体が「ととのう」サウナの心得』の内容と重複する部分は多いですが、マンガ版にしかなかった内容も見受けられました。
そのため、文庫版とマンガ版の両方を読めば、理解がさらに深まることでしょう。。
ちなみに。サウナー(サウナ愛好家)の間で使われる「ととのう」という感覚がマンガを通してわかります。