【岩盤浴めし】冷やし坦々麺|美彩都 湯友楽
サウナ後の食事を魅力に感じる人は少なくありません。
サウナ愛好家の間では、サウナとセットで摂る食事が「サウナめし」「サ飯」と呼ばれていたりします。
サウナとは別物ではありますが、共通点も多くあるのが岩盤浴。
サウナ後の食事が魅力的に映るのなら、岩盤浴後の食事も魅力的に映っておかしくありません。
岩盤浴は温かい岩盤の上に寝転がって過ごすものですが、体を温めて汗をかくことはエネルギーを消費する活動です。
岩盤浴をした後はお腹が空いたと感じる人は少なくないでしょう。
近年は岩盤浴がスーパー銭湯内にあることも多いため、浴後に食事処で食事をとることも可能です。
せっかくなら、岩盤浴と合わせて食事を楽しむのも良いかと思います。
サウナめしならぬ、岩盤浴めしですね。
ということで、今回は筆者が岩盤浴で汗をかいた後に摂った岩盤浴めしを紹介します。
美彩都 湯友楽 食彩処「百花」
足を運んだのは愛知県一宮市にあるスーパー銭湯「美彩都 湯友楽」。
湯友楽内には「璃汗房」という岩盤浴エリアが設けられています。
璃汗房で楽しめる岩盤浴室は4つ。
岩塩や白い砂利石など使われた岩盤床が用意されている「太陽」。
雲に見立てた白い蒸気が室内を漂う岩盤浴室「雲」。
ロウリュウが開催される「爽香」。
クールダウンエリアの「凛」。
また、璃汗房内にはコミックコーナーやリクライニングシートが用意されており、岩盤浴の休憩時間に利用できます。
さて、足を運んだ日は2020年6月28日。
コロナ禍といわれ感染症対策をしながら営業されている時期です。
館内では様々な感染症対策が行われていました。
例えば、アルコール消毒液が設置されており、岩盤浴の前後での消毒が奨められていました。
スタッフさんがこまめにコミックコーナーの清掃を行っている様子が見られたのも印象的でした。
そして、「爽香」で開催されていたロウリュウが感染防止のため影響を受けています。
湯友楽では1日5回ロウリュウが開催されており、うち3回が機械仕掛けで行われるオートロウリュウ、2回がスタッフさんが「熱波隊」として参加者をうちわで扇ぐロウリュウアトラクションでした。
それが2020年6月28日現在は、1日5回の開催はすべてオートロウリュウとなっていました。
ただ、オートロウリュウの仕組みがない店舗ではロウリュウイベントそのものを休止しているケースが多いです。
オートロウリュウのみとはいえ、回数を減らさずに開催されているのはロウリュウ好きとしては嬉しいですね。
筆者は19時と21時に開催されたオートロウリュウで灼熱の発汗体験を体感。
また、ロウリュウ以外の時間は岩盤浴で汗をかきつつ、休憩がてらコミックも楽しんで時間を過ごしました。
そして、お風呂も入ってサッパリした夜10時頃。
館内の食彩処「百花」にて岩盤浴めしをいただきました。
冷やし坦々麺
今回岩盤浴めしとして選んだのは「冷やし坦々麺」。
夏のおすすめとしてピックアップされていたメニューです。
価格は880円。
このメニューを選んだ理由は冷たくて辛いメニューを食べたくなったから。
7月も間近に迫り、もう夏といっても過言ではありません。
冷たい食べ物を食べたくなる時期ですよね。
また、岩盤浴で大量の汗をかいたこともあって、塩分が強そうな辛めの食事を摂取したい気分になっていました。
食券を購入。
食券をスタッフさんに提示しようとしたところ、「すでに注文は取られているから大丈夫」と言われました。
どうやら、食券機が厨房と連携しているようです。
料理が出来上がるまで席で待つことに。
水はセルフサービスでいただけるのですが、岩盤浴で水分が失われていたためか、すぐにコップ一杯を飲み干してしまいました。
そして、出来上がった冷やし担々麺。
カウンターで料理を受け取り、もう1杯コップに水を注いだ後で着席。
冷やし担々麺だけあって、当然ですが料理からは熱気は感じられません。
夏のメニューって感じがしますね。
糸唐辛子の赤、ネギの薄緑、ワカメの緑、半熟卵やもやしの白、挽肉の茶色、スープの薄茶色と、見た目の色合いは結構カラフルですね。
上の方の具からいただいたところ、まず印象的だったのがもやし。
もやしのシャキシャキとした感覚が、食べている気分を強くします。
コシのある麺と一緒にもやしが口に入ると、シャキシャキ感がより際立つように思いました。
スープはまろやかながらも結構辛め。
辛さの分類としては、塩辛さを強く感じました。
うん。塩分をとってる。
汗をかいたことで失われた塩分はしっかりと補給できた気がします。
半熟卵のトロっとした味わいや、ネギやワカメなどの味も楽しみつつの食事。
冷やし担々麺、美味しくいただきました。
冷やし担々麺は全体的に辛いメニューです。
担々麺なので辛いのは当然だと思うのですが、「冷やし」であることが若干辛さを感じづらくしているところはあるかもしれません。
熱くて辛いメニューよりは、冷たくて辛いメニューの方が辛さが控えめな気がしませんか?
とはいえ、辛いメニューであることに変わりはないので、食べ終わるまでに結構水を飲みました。
もともと水分が奪われている上に、辛い料理を食べたので、いただいたお水はトータル5杯。
岩盤浴後の食事は、料理はもちろんですが水も美味しく感じますね。
※本記事の掲載情報は体験当時(2020年6月28日時点)のものです。最新の情報は湯友楽[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:34歳男性