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最近の岩盤浴はマンガコーナー(コミックコーナー)を設けている場合が増えてきました。
店舗によっては数万冊のマンガが用意されており、小規模なマンガ喫茶くらいは蔵書がありそうです。

マンガコーナーのある岩盤浴では、マンガを読みながらくつろいでいる利用者が多くみられます。
今やマンガは日本の文化ですから、老若男女問わずマンガ好きな人は多いですよね。

読みたい作品が置いてあると、読むのに夢中になってしまうことありませんか?
実際に筆者は、メインである岩盤浴に費やす時間よりも、マンガを読んでいる時間の方が多くなっていることもあったりします。

さて、今回はそんな筆者が岩盤浴の休憩中に読んだマンガのタイトル(作品)を紹介します。

紹介するのは「DEAR BOYS ACT3」です。

DEAR BOYS ACT3 の概要

DEAR BOYSは月刊少年マガジン(講談社)で連載されているバスケットボールマンガです。
1989年より連載がスタートし、2020年9月時点でもシリーズの第4部にあたる「ACT4」の連載が続いています。

バスケットボールマンガでは少年ジャンプで連載(1990年~1996年)されていた「SLAM DUNK」が有名ですが、DEAR BOYSはSLAM DUNKよりも連載開始が早く、かつ長く続いている作品なのです。

そんなDEAR BOYS ACT3の主人公は「天才」と称されるプレイヤー・哀川和彦
※DEAR BOYSはACT4より作品内の舞台が大きく変わっています。哀川和彦はACT3までの主人公です。

和彦はバスケ界の超強豪校・天童寺高校に在籍していましたが、暴力事件によりバスケ部が廃部寸前となった瑞穂高校へ転校します。
和彦の奮闘により活動を再開した瑞穂高校バスケ部は数々の強豪校との対戦を勝ち上がり、インターハイへ出場しました。

第3部にあたるACT3は、インターハイの準決勝~決勝までのエピソード。
過去に対戦経験のある成田中央高校、そして和彦の転校前の学校であり、和彦の父が監督、兄がコーチを務める天童寺高校との対戦が描かれています。

インターハイ大詰めの舞台で因縁のある相手との連戦。
瑞穂高校、哀川和彦の物語のクライマックスを楽しめます。

ここがポイント

岩盤浴といえば汗をかく場所ですが、汗をかく行動の代表的なものとしては「スポーツ」があげられるでしょう。

岩盤浴とスポーツでは行動が全然異なりますが、「汗」という共通のワードがあります。
岩盤浴で頑張って汗をたくさんかいている最中に、スポーツマンガで主人公たちが各競技で汗を流している姿を楽しむというのはどうでしょうか?

そこでおすすめしたい作品として「DEAR BOYS」を挙げさせていただきました。

DEAR BOYSを取り上げた理由は、「キレイでスマートな絵柄」「屋内競技が題材」であることです。

長期連載ということもあって連載初期からは大きく絵柄は変わっていますが、ACT3にもなると作品としての絵柄が確立され、キレイでスマートな線で描かれています。
また、キャラクターによってはツヤのある髪質が細かく描かれているのも大きな特徴です。

洗練された絵柄のマンガは、絵に慣れてしまえば純粋に物語に楽しめると思います。

さて、少し話は脱線しますが、岩盤浴でかく汗はサラサラとして臭くないといわれています。
サラサラとして臭くないと聞くと、ざっくりといってしまえば「キレイ」な汗がかける印象を受けますよね。

岩盤浴でキレイな汗をかこうとしているのですから、岩盤浴の休憩中に読むマンガでもキレイな汗を目にしたいですよね。

作中には選手たちが汗だくになりながらプレイし、場面によっては汗が飛散する描写があります。
そこで描かれている汗は、スポーツマンガならではの爽やかさにスマートな絵柄が加わってキレイな感じがするのです。

また、バスケットボールが屋内競技であることもポイントです。

バスケットボールの試合会場となるのは体育館の中。
炎天下の中で行われるものではなく、会場次第では空調が効いていることもあります。

一方、屋外競技の場合は、炎天下の中で行われることも珍しくありません。
また、選手たちは砂埃にまみれてプレイし、泥だらけになることもあります。

競技を行う環境としては屋内競技の方が比較的快適ですよね。

屋外競技の場合、炎天下の中でかいたじっとりとした汗が描かれることもあり、砂や泥によってユニフォームも汚れます。
スポーツシーンとしてはそれは魅力的なシーン。
ただ、「炎天下」「体が汚れやすい」という点を踏まえると、屋外競技を扱うマンガで描かれる「汗」は、屋内競技と比べると「キレイさ」に劣る面があるのではないでしょうか。

描かれる汗のキレイさという面では屋内競技に軍配が上がると思うのです。
※もちろん競技にもよります

岩盤浴でキレイな汗をかこうとしている最中に、キレイな汗が描かれた作品を読むのなら、屋内競技のスポーツマンガということになります。
そういった点を考えると、バスケットマンガは岩盤浴中に読むマンガのジャンルとして結構良いのではないでしょうか。

店舗紹介


筆者がDEAR BOYS ACT3を読んだのは、岐阜県土岐市にある「土岐よりみち温泉」

地域連携ショップ「まちゆい」や、スーパーマーケット「オークワ」などが入る「テラスゲート土岐」内のスーパー銭湯です。
大型商業施設「土岐プレミアムアウトレット」も近く、ショッピングと合わせての利用もしやすい場所に位置しています。

土岐よりみち温泉内には岩盤浴「楽汗房」があります。

楽汗房は6つの岩盤浴エリアが用意されています。
ロウリュウルームである「笑」、クールダウンルーム「爽」、天井がプラネタリウムの「健」、岩塩の岩盤浴「潤」、カラーセラピーやエクササイズ部屋「静」、ホットな床の休憩エリア「癒」。
それ以外に、リクライニングエリアやコミックコーナーなども設けられています。

コミックコーナーでは、本1冊1冊が表紙のカバーを付けたクリアケースに入れられて並べられているのが特徴。
ケースから取り出した本は表紙カバーが外された状態になっています。

用意されているマンガの冊数は約1万冊

また、マンガ以外に雑誌も豊富に用意されており、約60誌が棚に設置されています。

楽汗房内には、ロビーや「癒」、リクライニングエリア、半個室のボックスといった様々な休憩エリアがあるので、岩盤浴の合間の休憩には好きなスタイルでくつろぎながらマンガを楽しむのもいいかもしれませんね。

※本記事の掲載情報は体験当時(2020年6月13日時点)のものです。最新の情報は土岐よりみち温泉 [公式サイト] をご確認ください。

■体験者:34歳男性