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約7割の人が眼鏡やコンタクトレンズを使っているといわれています。

視力矯正の程度は人それぞれですが、目が悪い人にとって裸眼は不便なことが少なくありません。
普段から眼鏡をかけている人は眼鏡をかけた状態が当たり前になっていて、寝るとき以外はずっと着けたままであることも多いです。
そのため、眼鏡をかけたまま岩盤浴をする人も少なくないでしょう。

でも、眼鏡をかけたままの岩盤浴は、裸眼では起こらない様々な不都合が生じます。

ということで今回は、眼鏡をかけて岩盤浴を行う際の「あるある」を紹介していきます。

レンズが曇る

岩盤浴室内は室外とは温度・湿度が異なる環境になっています。
そのため、眼鏡をかけたまま岩盤浴室内に入ると、眼鏡が曇ることは珍しくありません。

目の前が真っ白になり、しばらく何も見えない状態に。

そもそも岩盤浴室内は照明が薄暗くなっていて、室内の様子が見えづらい場合が少なくありません。

その上に眼鏡まで曇ってしまっては、開いている岩盤浴スペースをすぐに見つけ辛いのです。

汗がレンズに垂れる

大量の汗をかくのが岩盤浴。
当然ながら、顔にもたくさんの汗をかきます。

体を起こした際や汗を拭うために手を顔の近くに持ってきた際などには、汗が垂れて眼鏡のレンズに付着することも。

わざわざ眼鏡拭きまで岩盤浴室内には持ち込まないので、応急措置的に持っているタオルで拭います。
でも、たっぷりと自分の汗が染みこんだタオルだと、余計にレンズが汚れてしまう結果になることも・・・。

熱を持った金属フレームが熱い

岩盤浴よりは、岩盤浴エリア内のロウリュウルームで起こります。

一般的な岩盤浴室は40~50℃ほどですが、ロウリュウルームは70℃ほどに設定されていることが多く、岩盤浴室と比べてかなり高温になっています。

金属が熱くなりやすい環境のため金属フレームの眼鏡などはやけどなどの注意が必要
また、金属に関連したところでは、汗の付着が金属部のサビに繋がる面もあります。
できる限り、金属フレームの眼鏡は外して入室するべきです。

でも、普段当たり前のようにかけている眼鏡は、外し忘れてしまうもの。

しばらくすると、顔に触れている部分が熱くなってきたり、眼鏡を触れた際にフレームの熱さに驚くことも。

ヒビ・傷ができる

こちらも岩盤浴よりは、岩盤浴エリア内のロウリュウルームで起こります。

一般的な眼鏡のレンズは高温の環境での利用向けにはなっていません。
そのため、ロウリュウルームやサウナなどの高温環境でもかけていると、レンズに傷やヒビが入ってしまいます。

岩盤浴(ロウリュウ)を終えて部屋の外に出た際に、「ちょっと周囲が見えづらいかな?」と感じて眼鏡を見てみたらレンズに細かい線が・・・。
最初は汚れかと思ってレンズ拭きやタオルでゴシゴシ拭ってしまうんですよね。

入り口の眼鏡置き場で外したくない

ここまでご紹介した「あるある」でもわかるように、岩盤浴室の環境は眼鏡との相性があまり良くありません。
それもあって、スーパー銭湯の岩盤浴などでは岩盤浴室の入り口に眼鏡置き場が設けられており、外して入室できるようになっていることもあります。

でも、眼鏡をしている人間からすると、眼鏡置き場があっても眼鏡を外したくないのです。

岩盤浴そのものは、視力はあまり関係ないので眼鏡を外しても大きな支障はありません。
でも、視力が悪い人間にとっては、岩盤浴室の入り口で眼鏡を外してしまうのは不都合が生じます。

全体的に視界がぼやけてしまうため、室内の様子がはっきりと認識できません。
人が横になっている岩盤浴スペースなのかの判断も、近くまで行かないとわからない場合があります。

店舗によっては、室内に「女性専用」と掲示して女性用にエリアや岩盤浴スペースを確保しているケースが見られますが、眼鏡を外していると女性用であることを認識しづらいです。
また、コロナ禍においては、ソーシャルディスタンスを保つために隣り合う岩盤浴の片方を利用禁止にして該当のスペースに「利用禁止」と掲示されていることも多いですが、目が悪いとそれもなかなか認識しづらいんですよね。

「入室から自分が岩盤浴をするまで」にも気を付けないといけないことがあるので、岩盤浴のスペースへたどり着くまでは眼鏡をかけておきたいんですよね。

お風呂・サウナ用メガネ

眼鏡ではなくコンタクトレンズをすれば解決する問題もありますが、コンタクトレンズは目に直接触れるため怖いと感じる方も少なくないでしょう。
そんな方にはお風呂やサウナ向けに作られた眼鏡を付けて岩盤浴をするのも手です。

曇りづらい、熱に強い、金属が使われていない、といった特徴を持つ眼鏡がお風呂やサウナ向けとして販売されています。

お風呂・サウナ向けの眼鏡を岩盤浴用メガネとして岩盤浴時に着用して利用すれば、一定の問題解決が図れることでしょう。

ただ、お風呂・サウナ向けの眼鏡を普段使いしない場合に気を付けたいのがうっかりミス。
せっかく岩盤浴用の眼鏡を用意したのに、普段の眼鏡のまま店舗に入店してそのまま岩盤浴をすることになった、なんてことがないように注意したいですね。