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三重県桑名市にある「神馬の湯」
名古屋から約40分で行ける場所に位置する日帰り天然温泉です。

2021年3月にオープンした神馬の湯では、温泉やサウナ、岩盤浴、食事、ボディケアなどのサービスを用意。
まだまだ新しさが感じられる建物内で、様々な癒しが提供されています。

そんな神馬の湯で取り上げたいのが浴場内にあるサウナ。
サウナブームと呼ばれる昨今において、神馬の湯のサウナは注目すべき点が複数あります。

キーワードは「タワーサウナ」「ロウリュウ」「グルシン」

筆者は2022年1月3日に神馬の湯へ行ってきました。
今回の記事は神馬の湯をサウナを中心に紹介していきます。

多度大社近くの温浴施設 神馬の湯

上げ馬神事で知られる多度大社のすぐ近くに位置する神馬の湯。
多度山を散策し、自然を満喫した後に温かい温泉に入るのもいいですよね。

ちなみに、1月3日は初詣で多度大社を訪れる人が多かったためか付近の道路が混み合っており、神馬の湯に辿り着くまでに結構時間がかかりました。
筆者が過去にも神馬の湯を訪れた際には道が混んでいることもなかったので、多度大社でイベントごとがある日は時間に余裕をもって訪れることをおススメします。

神馬の湯を訪れるとまず目を引くのが習字で書かれた「神馬の湯」の文字
駐車場や館内入り口などで見られるのですが、この文字は書道家の武田双雲さんが書かれたものとのことです。
よく見ると署名もあるんですよ。

館内に入ったら靴箱ロッカーに靴を入れてフロントへ。
靴箱ロッカーのキーはリストバンドになっており、館内サービス利用時にセンサーにタグをかざすことに使います。
入館料を含め、清算は退館時に自動精算機で行います。

もし、岩盤浴(有料)を利用したい場合は入館時にフロントでその旨を伝えましょう。
岩盤浴エリア「満願」には、ロウリュウ岩盤浴、スチーム岩盤浴、プロジェクション岩盤浴といった岩盤浴室があり、定期的にイベントが開催されています。
サウナ好きの方にとっては、ロウリュウ岩盤浴は注目したいところではないでしょうか。

神馬の湯のサウナ・ロウリュウ

炭酸風呂やジェットバス、深湯風呂などが用意されている神馬の湯の浴場。
その中にある遠赤外線サウナは6段のタワーサウナです。

これだけ高低差があると、最下段と最上段の温度は結構な差が出ます。
サウナ内には最上段と同じくらいの高さと、最下段に座った場合と同じくらいの高さに温度計が設置されています。
その温度計を見ると、高い位置の温度計は90℃台を、低い位置の温度計は約70℃を示していました。

体感としても上の方に行くほど熱くなっていることがわかります。
あまりサウナ慣れしていない人は最初から最上段に行くのは控えた方が良いかもしれません。
筆者の個人的な印象としては、最上段よりも1つ下の5段目が一番人気があるように見受けられました。

ちなみに、「灼熱サウナDAY」(3と7の付く日)は温度が95℃に設定されるとのことです(男性サウナ)。

室内には温度計のほかに12分計もあるので、滞在時間を計ることもできます。
また、テレビも設置されているので、地上波の放送を見ながら発汗に励めます。

テレビの左側がサウナの熱炉です。

そんなサウナ室に入るときに、多くの人が手にしていたのがサウナマット
サウナ室の入り口近くに棚があり、そこにサウナマットが並べられています。

利用者はお尻の下に敷くためにサウナマットを持ってサウナ室へ入ります。
サウナマットはサウナへの入退室時に、棚の横につけられたシャワーやかけ湯で軽くマットを洗っている利用者が多くみられました。

神馬の湯のサウナではロウリュウを行うこともできます。
「セルフロウリュウの日」(3と7の付く日)に3回(11:30 16:30 19:30)開催されているものです。

時間になるとスタッフさんがアロマ水の入った桶と柄杓を持ってサウナ室へ。
スタッフさんは熱炉にアロマ水を何度かかけて、桶や柄杓を置いたまま室内を後にします。

ここからはサウナ利用者が自分でアロマ水を熱炉にかけられる時間。
スタッフさんが置いていった桶と柄杓を使って、セルフロウリュウを楽しむことができるのです。

ただ、他の利用者もサウナ室内にいるので、アロマ水をかけ過ぎない配慮は必要。
1人1回といったルールもあるようですが、他の利用者に確認をしてからアロマ水をかける人もいました。
サウナ室は広く、利用者も多いので、みんなへの確認をするのも勇気がいりそうです。

サウナといえば忘れてはいけないのが水風呂。
神馬の湯の浴場内には2つの水風呂が用意されています。

1つが約18℃の冷水。
もう1つが約9℃の極冷水です。

18℃は水風呂としては一般的な水温。
ただ、下から泡がブクブクと出るようになったジャグジー式で、一味違った感覚の水風呂となっています。

9℃はサウナ用語で「グルシン」と呼ばれる水温が1桁台の冷たい水風呂。
通常の水風呂よりもかなり低い水温となっており、冷たいどころか足先は痛いと思ってしまうほどの感覚でした。
サウナとの温度差は抜群ですが、慣れないうちは冷水の方に一度入ってから極冷水に入った方がよいかもしれませんね。

ちなみに、どちらも浴槽は4人くらい人が入るといっぱいになるくらいのサイズです。
また、極冷水の風呂の隣には42℃台の高温風呂も用意されています。

ととのうための設備ももちろんあります。
露天風呂スペースや浴場内にラタンのイスやリクライニングシートが並べられており、座りながら休憩も可能。
サウナ⇒水風呂⇒外気浴もばっちりです。

サウナを十分に楽しんだ後は、110センチの深さの深湯風呂で濃尾平野を眺めながら温まるのがおススメ。
クリアガラスはあるものの、インフィニティプールのようになった深湯風呂からの景観もグッドです。

ということで、筆者の体験をもとに神馬の湯のサウナを紹介してきました。
上段へ行くほど熱くなるタワーサウナでロウリュウによる発汗と、グルシンの水風呂で80℃以上の温度差を体感できる神馬の湯。

近年のサウナのトレンドを多く抑えていると思いますので、気になる方は足を運んでみてはどうでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2022年1月3日時点)のものです。最新の情報は神馬の湯[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:35歳男性