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新型コロナウィルスの流行による外出自粛などもあって、自宅で何かを楽しむことが増えた近年。
外出制限が課されることは少なくなってきましたが、今までは外出して楽しんでいたことを自宅で楽しむ習慣が付いた人もいるのではないでしょうか。

サウナも外出して行うことが一般的な活動。
外出自粛が求められていた期間などには、なかなかサウナができずにストレスを抱えていたサウナ好きは少なくないと思います。

自宅にサウナがあれば・・・と思った方もいるでしょう。
でも、自宅にサウナを作るとなれば数十万円~数百万円は必要。
一般庶民が気軽にできるものではありません。

もっと気軽にサウナ気分が味わえる方法はないものか。
そこでおススメしたいのが「サウナ傘」です。

お風呂deサウナ傘

Loftで購入した「お風呂deサウナ傘」
傘や雨具などのレイングッズを中心に販売する株式会社ギークルジャパンの商品です。

お風呂deサウナ傘は自宅のお風呂と組み合わせて使うもの
簡単に自宅でサウナ気分が味わえるアイテムです。

パッと見は透明なビニール傘。
傘の持ち手のありますし、傘骨の端の留め具も収納する際に使うボタンもあります。

でも、よく見ると通常の傘とは形状が異なります。

通常の傘は持ち手と同じ方向に傘骨の端の留め具がありますが、サウナ傘は持ち手と反対側にあります。

ボタンを外して、サウナ傘を広げてみます。

広げてみると、強烈な風にあおられて骨が反り返った傘みたい。
もちろんこれは不良品というわけではなく、サウナ傘としては正しい形です。

広げたサウナ傘は、持ち手を天井に向けて、4本ある傘骨の足を浴槽の縁に乗せます。
湯船とサウナ傘によって、お風呂がテントのようです。

お湯を張って湯船に浸かったら、顔や上半身をサウナ傘の中に収めます。
傘をかぶせてしばらくすると、お風呂の湯気がテント状になったサウナ傘の中に溜まってミストサウナのような空間が出来上がり。

ちなみに、お風呂deサウナ傘は家庭のお風呂で一般的な幅70センチの浴槽に適合しています。

サウナ傘を使ってみた

サウナ傘を使ったサウナは、浴槽にお湯を張って傘を乗せるだけ。
簡単ですね。

傘のサイズは縦横各約67センチ、傘の中の内側の高さは約40センチ。
身長170センチの成人男性を基準に作られているとのことなので、かなり大柄な人でなければ入ることができるサイズでしょう。

ちなみに、お湯の温度を少しでも保つため、サウナ傘からはみ出る浴槽部にはフタをした状態で使いました。

サウナ傘に入って約10分。
だいぶ傘の内側が湯気で曇ってきました。

傘の中の湿度が上がっていることも感じます。

高湿度の空気感を味わうのなら、上半身を起こしてなるべく傘の内側の高い位置にする方が良いと思います。
傘と浴槽の縁には隙間があるので、傘の中の低い位置は湿度が低くなるからです。

お風呂のお湯の熱さは一般亭には約40℃ほどでしょう。
一般的なドライサウナでは室内の温度が80℃~100℃くらいなので、温度だけでいえばサウナ傘の中はそれほど高くはなりません。

しかし、簡易的な湿度計で湯気の溜まった後のサウナ傘の中の湿度を計ったところ、湿度は80パーセント以上にまで達していました。
高湿度の中にいるため、サウナ傘の内側に10分~15分入っていると顔や湯船から出ている上半身を中心に汗が浮き出てきます。

予想以上に発汗効果あり。

15分くらいサウナ傘の中にいると、傘の外の空気が恋しくなります。

一度、傘を傾けて空気の入れ替えを実施。
傘を外すと蒸気が拡散されるためか、一気に空気感が変わります。
ムワッとした空気から一転、スーっとした爽やかな空気を感じました。

汗をかくことも気持ちよいですが、傘を外した時に感じる空気の変化がサウナ傘を使った自宅サウナの一番の魅力かもしれません。

シャワーで水を浴びて、もう1セットいきましょうか。

自宅サウナ+α

自宅サウナでは、サウナ中の時間の過ごし方もポイントですよね。

筆者はテレビが付いているサウナの方が好きな人なので、それに近いことがしたかったです。
でも、家のお風呂にはテレビはついていません。

そこでやってみたのが、防水ケースの中にスマートフォンを入れてYoutubeを見ること。

ドン・キホーテで防水ケースを購入。
壊れても良いように、念のため以前使っていたiPhoneをケースの中に入れて動画を視聴してみました。

Youtubeには5分~15分程度の動画も多いので、動画を1本視聴し終えたところで自宅サウナにもキリを付けられることがいいですね。

防水のスマホケースは色々と販売されていて、お風呂で使うことをメインとしたものもあるみたいですね。
ただ、完全防水ではないものが多いみたいなので、湯船の中に落としたり、水をたくさんかけてしまうことは無いように注意して使いたいところです。

より高い発汗効果を期待して試したのが発汗系の入浴剤
市販されている入浴剤には様々な種類があり、その中には発汗効果をうたっているものもあります。

熱さを表現する理由もあるかもしれませんが、発汗系の入浴剤はパッケージに赤色が使われているものが多い印象です。
とうがらしの成分を含んでいるものが多いみたい。

そんな発汗系の入浴剤を入れた湯船の上にサウナ傘を乗せての自宅サウナ。

発汗作用のある成分が含まれたお湯になるためか、通常のお湯に浸かっているよりも発汗効果は高くなりそうです。
湯の色が赤ければ、その見た目の印象で熱く感じる部分もあるかもしれません。

また、入浴剤には香りが付けられている場合が多いこともポイント。
サウナ傘の中でも入浴剤の香りが漂い、アロマセラピーを行っている気分にもなります。

ちなみに、発汗作用がある入浴剤がある一方で、清涼感を出す入浴剤もあります。
スーっとした爽やかさを感じられるもので、お湯が青色になることが多い印象です。
清涼感のある入浴剤を入れた浴槽にサウナ傘をかぶせて自宅サウナをすれば、サウナと水風呂を同時にやっている気分が味わえるかも!?

自宅サウナでは入浴剤を使うことで、より楽しくなりますね。