[PR]

愛知県常滑市にある常滑温泉 マーゴの湯(以下、マーゴの湯と表記)。
イオンモール常滑の敷地内にある温浴施設です。

イオンモール常滑は中部国際空港(セントレア)に一駅で行ける距離にある大型商業施設。
ショッピングや食事はもちろん、映画、ゴーカート、フィールドアスレチック、BBQなど様々な楽しみが揃っています。
温浴もその1つです。

マーゴの湯ではアジアンリゾート風の「天空の湯」と、和風の「潮風の湯」の2つのコンセプトの浴場が用意されています。
2つの浴場は男女浴場のどちらか一方に割り当てられ、週替わり(水曜日から)で入れ替えが行われます。
足を運ぶタイミングによって、異なる雰囲気のお風呂が楽しめるわけです。

そんなマーゴの湯の浴場の中にはサウナが設けられています。
また、サウナストーブにアロマ水をかけて熱い蒸気を発生させるロウリュウも定期開催。

近年のサウナブームにおいて、ロウリュウが体験できるサウナは気になりますよね。

ということで、2022年10月2日にマーゴの湯へ行ってきました。
今回の記事ではマーゴの湯をサウナを中心に紹介していきます。

※本記事では、筆者体験時に男性浴場となっていた潮風の湯のサウナについて取り上げます。

マーゴの湯のサウナ、ロウリュウ

イオンモール常滑の敷地内にあるマーゴの湯。
敷地内の位置としては北側の端にあります。

駐車場はイオンモールと共用で4時間まで無料(以降30分毎100円)。
なお、マーゴの湯を利用した場合は、駐車券をフロントに提示すれば営業時間終了まで延長してもらえるので、実質無料で駐車できます。

イオンモール常滑の駐車場は広いので、なるべく北側のマーゴの湯の建物近くに駐車するのがおススメ。
マーゴの湯はイオンモールのメインの建物からは少し離れているので、空きの駐車スペースは比較的見つかりやすいと思います。
ちなみに、敷地内の南側からだと、マーゴの湯まで数百メートルの距離を歩く必要が出てきます。

マーゴの湯の建物は三階建て。
建物の入り口となる1階は靴箱のあるエントランスです。
靴箱ロッカーのキーはバーコード付きのリストバンドとなっています。

靴をロッカーに入れたら3階へ。
3階のフロントで靴箱ロッカーのキーのバーコードを提示して、入館の手続きを行います。

料金の支払いは後払い。
退館時にフロントにて精算します。

受付のある3階には、食事処や休憩エリアがあります。
14000冊あるマンガが本棚にずらりと並べられており、利用者はマンガを楽しむことも可能です。
ロビースペースに設置のベンチソファ、くつろぎ処でマンガを読んでいる人は多くみられました。

なお、追加料金で館内着をレンタルすると、館内着着用者専用のリラックスルームを利用できます。

フロントの近くにはサウナグッズが陳列され、サウナマットやサウナハットなどの販売もされています。
筆者が足を運んだ日はサウナハットが売り切れており、昨今のサウナ人気を感じさせました。

そんな3階を経由して向かうのが2階にあるお風呂です。
マーゴの湯では1階の玄関を入って3階に上がり、フロントで入館手続きをしたら2階へ下ります。
同じルートを行き来するわけではないのですが、少し変わった導線になっているように感じました。

さて、マーゴの湯のお風呂ですが、先述の通り「天空の湯」と「潮風の湯」の2種類があり、男女各浴場に割り当てられます。
足を運んだ日の男性浴場である潮風の湯へ。

脱衣所で服を脱ぎ、浴場へ入ります。
ちなみに、脱衣所のロッカーは100円コインロッカーとコイン不要のロッカーが混ざって並んでいました。

白湯やシルク湯、座湯、炭酸泉、壺湯など様々なお風呂が用意された潮風の湯。
露天風呂エリアの「草津温泉」の泉質成分を再現した硫黄泉を使った硫黄の湯は大きな特徴の1つです。

そして、サウナ。
サウナは露天風呂エリアに設けられた建物の中にあります。

サウナに行くためには、露天風呂エリアを経由する必要。
サウナに入る前に必ず外気に触れることになるのは、1つポイントかもしれません。

サウナ室のドアを開けて入室。
入り口付近にはサウナマットが用意されているので、多くの利用者がマットを手に取ってサウナへ入っていきます。

サウナ室は横長のかたちをしています。
中央付近にサウナストーンが積まれた四角い熱炉。
熱炉の奥にはテレビがあり、地上波の放送が流れていました。

テレビ側の壁にはテレビを挟んで窓があり、露天風呂エリアの様子が見えます。
また、入り口から見て奥側の窓の上には、十二分計と温度計を設置。
温度計は約85℃を示していました。

テレビ側以外の壁際は2段の腰掛けになっています。
目算で1段目が約11人、2段目が約13人ほど座れるかと思います。

サウナの後は水風呂、そして外気浴ですよね。

水風呂はサウナ室のすぐ側の露天風呂エリアに設けられています。
もちろん、水風呂の手前にはかけ水も。
水風呂の水温はデジタル表示されていて14℃付近の数値でした。
浴槽は4人くらい入れそうなサイズで、成人男性が浴槽底にお尻をつけて顔が出るくらいの深さになっています。

休憩・外気浴の設備として、露天風呂エリアにはイスやベンチが設置されています。
また、雑魚寝ができる寝ころび処もあり、外気浴を行いやすそうです。

ちなみに、給水機もサウナすぐにあるので、水分補給も可能です。

さて、マーゴの湯のサウナでは定期的にロウリュウが開催されています。
2022年10月時点では男女各サウナで1日4回。
現在は、新型コロナウィルス流行の影響により、スタッフさんがサウナストーブへの水打ちのみを行うかたちとなっています。

ロウリュウの時間になると、アロマ水の入った桶と柄杓を持ったスタッフさんがサウナ室へ。
スタッフさんはロウリュウの説明をして、サウナストーブへアロマ水をかけていきます。

アロマ水が注水されると、徐々にアロマの香りと熱い蒸気が室内に漂い、体感温度が上昇。
通常のサウナ室とは一味違った熱さが体験できます。
ロウリュウは人気のサービスのようで、筆者が参加した回は満席となっていました。

感じられた露天サウナの魅力

大型商業施設の中にあり、ロウリュウも味わえるマーゴの湯のサウナ。
それだけでも魅力的ではありますが、足を運んでみてサウナが露天風呂エリアにあることにも魅力を感じました。

露天風呂エリアの開放感のある爽やかな空気感。
それを一度感じたうえでサウナへイン。

外気に触れて肌の水分が飛んでいるためか、サウナ室に入った際の肌感覚が新鮮でした。

サウナを出た瞬間に感じられる空気感も違います。
ドアの外は露天風呂エリアなので、サウナ室内の蒸し暑さからの開放感が強く感じられました。

さらには、空を見上げながら浸かることもできる水風呂もいいですね。

気候や天候に恵まれた面もあるかもしれませんが、とても気持ちよくサウナを行うことができました。
また、気候や天気に影響される露天風呂エリアのサウナだからこそ、季節や天気によっても違った感覚でサウナを楽しめる気がしています。

次に足を運んだ際には、どんな感想を持てるのか楽しみなサウナでした。

※本記事の掲載情報は体験当時(2022年10月2日時点)のものです。最新の情報は常滑温泉マーゴの湯[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:36歳男性