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温かい岩盤の上で寝転がることで発汗を促す岩盤浴。
最近はスーパー銭湯内に設けられていることも多く、お風呂に入れるほか、ロウリュウができたり、たくさんのマンガが揃ってたりと、充実した体験ができることも珍しくありません。
満足して帰途に着ける岩盤浴施設は多いですよね。

ただ、基本的には満足できてはいるものの、中には「ここだけちょっと残念だった」と感じた岩盤浴施設もあるのではないでしょうか。

そこで今回は、筆者が過去に足を運んだ岩盤浴施設の中で感じたガッカリポイントを共有します。
皆さんはどれくらい共感できますか?

岩盤浴室内の通路部が熱い

岩盤浴室の岩盤はしっかりと温まっている方が発汗が促されるもの。
大判タオルを敷くので、岩盤は少し熱いと感じるくらいがちょうど良かったりします。

ただ、室内の寝転がるための部分だけでなく、室内を移動するための通路となる部分も熱くなっているケースがあります。
床全体に岩盤が敷き詰められている岩盤浴室に多いです。

両足をしっかりと床につけて立っているのは辛い温度になっていると、足裏と床の接触時間が少しでも短くなるように素早く移動する必要があります。
「熱っ、熱っ」とつぶやきながら移動をしていたり、岩盤浴用の大判タオルを足裏に入れて摺り足で移動していたりする人も見かけます。

発汗のためには岩盤がしっかりと温まっていることは有難いのですが、室内を出入りする際にちょっとだけ辛い思いをしないといけないのがガッカリポイントです。

ちなみに筆者は、このような岩盤浴室の対策として、岩盤浴用の靴下を持参すべきかと思っているこの頃です。

ラタン枕がへこんでいる

岩盤の上に寝転がる岩盤浴では寝心地も大切です。
その寝心地を左右する大きな要素の1つが枕。

岩盤浴施設の岩盤浴室内には寝ころんだ際に頭側になる位置に枕が設置されていることが珍しくありません。
岩盤浴の枕としてよく見かけるのが籐枕。
細長い人工ラタンなどを格子状に編み込んだ枕です。

籐枕は中が空洞なので通気性が良く、クッション性もあるので寝心地が良いと感じる人も少なくないでしょう。

ただ、設置されている籐枕の中には、頭をのせる部分が極端に凹み、のせ心地が悪くなっているものが含まれている場合があります。
使い古された場合や他の利用者の使い方が悪い場合など、凹んでしまっているのには理由はあるかと思いますが、のせ心地の悪い枕が置かれた岩盤床だとゆったりと岩盤浴ができなくなってしまいますよね。

最近は、枕置き場を用意して自分で枕を選んで岩盤浴室に入る形の店舗も存在しているので、そういった店舗ではしっかり枕を選ぶようにしています。

貴重品ロッカーが遠い

スーパー銭湯などの岩盤浴エリアでは、岩盤浴の合間の休憩用スペースが用意されていることが少なくありません。

ソファやクッションが設置されていたり、漫画や雑誌が用意されていることもありますよね。
また、岩盤浴室内はスマホの持ち込みや使用が禁止されていることが多い一方で、休憩スペースのスマホの持ち込みや使用はOKであることが多いため、休憩中にSNSやゲーム、ネットサーフィンなどをする人もいらっしゃるでしょう。
岩盤浴をしている時間よりも休憩スペースでくつろいでいる時間の方が長い人も多いかと思います。

でも、休憩スペースにスマホを持ち込んだ場合、岩盤浴をしている時にスマホをどうしましょうか。
バンバン欲と休憩を繰り返すたびに、わざわざ脱衣所のロッカーに戻るのは手間ですよね。

スーパー銭湯の岩盤浴エリア内には貴重品ロッカーが設置されていることが多いので、筆者はそこにスマホを入れておきます。
岩盤浴エリア内の貴重品ロッカーを利用すれば、すぐに出し入れできますから。

ただ、そのスタイルに慣れてしまっているためか、岩盤浴エリア内に貴重品ロッカーが無い店舗は不便だと感じてしまうようになりました。
岩盤浴エリア外に貴重品ロッカーがある店舗は、岩盤浴エリアから離れたところにあったりするんですよね。

大判タオルのサイズが小さめ

岩盤浴では岩盤の上に大判のタオルを敷いて、そのタオルの上に寝転がります。

大判タオルは岩盤浴施設でレンタルできることがほとんど。
また、岩盤浴の利用料内でレンタルできる場合が多いので、マイ大判タオルを持参する人は少ないかと思います。

ただ、レンタルできる大判タオルのサイズは店舗によって異なります。
人一人の全身がしっかり入るくらいのサイズの場合もあれば、足がはみ出すくらいのサイズの場合も。

足がはみ出すサイズの場合、岩盤浴の岩盤はしっかりと温められていることが多いので、タオルからはみ出て岩盤に接触し続けている足に熱さを感じます。
膝を曲げて何とか足をタオルの上に入れることで足元の熱さは回避できますが、体勢的にやや窮屈になってしまいます。

大判タオルのサイズが小さい店舗だと、利用料だけでレンタルできるタオルなので仕方ないとは思いつつ、できれば全身入るサイズのタオルがいいなぁと思ってしまいます。

敷き詰められた石が少ない

日本で一般的によく見られる岩盤浴は、プレート上の石が敷かれたものと、数センチ程度の大きさの石がたくさん敷き詰められたものの2種類があります。
どちらか片方のタイプのみの場合もあれば、両方のタイプがある場合もあり、そのあたりは岩盤浴施設によって様々。

そんな中、石がたくさん敷き詰められている岩盤浴の床で、こんなガッカリ経験がありました。

室内でほとんどの岩盤床が埋まっている中、空いている岩盤床があったので近づいてみると、想像していたより敷き詰められた石が少ない・・・。
岩盤床のスペース自体には全体的に小石が敷かれてはいたのですが、ところどころに石の下の床が見えていたのです。

見栄えが良くないなとは思いつつも、その岩盤床で寝転がってみると、ゴロゴロとした石の感触の中に平らな床の感触も感じられるんですよね。
過去の同タイプの岩盤床の使用経験からすると、寝心地に違和感がありました。

他の利用者のイタズラで石が少ない状態になってしまったのか、費用の問題で十分な石の量を用意できなかったのか。
隙間なくぎっしりと石は敷き詰められているもの、という筆者の先入観による部分もあるかもしれませんが、どうしても物足りないと感じるところが大きかったです。