初体験のロウリュウ!その熱さにビックリです!!

■登場人物■
美香ちゃん(20代前半の女子。社会人。健太君の彼女。)
健太君(20代前半の男子。社会人。美香ちゃんの彼氏。)
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フィンランド発祥の温浴方法「ロウリュウ」

サウナなどの熱炉に水やアロマ水をかけることで、暑い蒸気を発生させて、室内の体感温度を上げるものです。

最近の岩盤浴施設ではサウナルームのような部屋を用意しているところもあり、そこでロウリュウを実施する施設が増えています
各施設のロウリュウはイベントとして開催されていることが多く、指定の時刻になったらスタッフさんの指示の下で行われます。

多くの場合、スタッフさんがうちわやタオルで参加者を扇ぐことで、より熱さを体感できるサービスになっています。
おしゃべりの上手いスタッフさんの場合は、トークで楽しませてくれることもあります。

ちなみに、参加者がうちわやタオルで扇がれるのは、ドイツのアウフグースという温浴文化のスタイルです。

岩盤浴施設で開催されるロウリュウの特徴の1つが男女一緒に楽しめること

浴場内のサウナで行われるロウリュウは男女別になってしまいますが、岩盤浴は服を着て行うものなので男女共用のところが多いです。
そのため、夫婦やカップル、異性の友達とも一緒に、体験することが可能なのです。

さて、そんなロウリュウ。
初めて体験する人が、その熱さに驚く様子がしばしば見られます

施設によって熱さのサジ加減は異なりますが、100度近くになることもあります。

アロマ水が炉に投入されると室内を蒸気が漂い、ムワっとした熱さが感じられます。
その瞬間、参加者の多くがザワつくことも珍しくありません。

熱い蒸気は上の方に溜まりやすいので、手を上げてみるとより一層の熱さを感じられます。

さらに、各参加者はスタッフさんに扇がれることで、100度近い温度の風(熱波)を浴びせられることになります。
普段、そんな熱さの風を受けることはないので、予想以上の熱さにビックリするわけですね。

扇がれている時間は1人あたり数秒程度なのでみんな我慢して耐えていますが、慣れないうちは悲鳴を上げたいくらい熱いと感じることでしょう

施設によっては「おかわりタイム」として、1開催で休憩をはさんで2度実施することもあるのですが、たいていの場合は1回目よりも2回目の方が参加者の人数は少なくなります。
1回目の参加で予想以上に熱かったため、2回目はパスする人がいるわけですね。

もちろん無理する必要はないので、自分の体調と相談して途中で退室する判断も時には必要

彼女と一緒に参加している彼氏諸君、彼女にいいところを見せようと思って無理をしないようにしましょうね(笑)。