岩盤浴の持ち物を教えて!必要なものは何ですか?
何を持っていったらいいの?
岩盤浴へ初めて行くことになった人の疑問の1つが「必要な持ち物がわからない」こと。
岩盤浴は「知らない人は全く知らない」傾向があり、未体験の人は想像しづらい面があると思います。
ほとんどの場合、必要なものは各施設・店舗で手に入るので、手ぶらで行っても困ることはあまりありません。
でも、何もわからないのは不安なもの。
岩盤浴を楽しむに必要な物を、あらかじめ知っておくにこしたことはありません。
そこで今回は、岩盤浴で使うアイテム・あったら便利なアイテムを紹介します。
必要なアイテム
岩盤浴着
岩盤浴はお風呂と違って裸ではなく、岩盤浴着という衣服を着用したまま汗を流します。
岩盤浴着として一般的に用いられるのは、作務衣やTシャツ・ハーフパンツ、ガウンなど。
多くの施設・店舗では専用の岩盤浴着のレンタルがあって、その専用浴着を着用して入ることを義務付けています。
利用料金内で浴着付きの場合が多いです。
そのため、専用浴着のある施設・店舗へ行く場合は、事前の用意は不要です。
むしろ、自分で浴着を持っていっても使用できないことがほとんどでしょう。
一方で、お客さんが自分で浴着を持参する持ち込み制の施設・店舗も存在します。
この場合は、「持ち込みOK」の場合と「完全持ち込み制」の大きく2パターンがあります。
「持ち込みOK」の施設の場合、施設内で岩盤浴着のレンタルが用意されています。
たいていの場合、岩盤浴着が利用料金と別になっていて、持ち込みならその分安く利用できることになります。
また、店舗専用の岩盤浴着を購入して、2回目以降は購入した浴着を持参して使うルールの店舗もあります。
岩盤浴着を持ち込む場合は、Tシャツ・ハーフパンツといった汗をかいてもよい衣服を自分で準備します。
ただし、自分で用意する服だからといって、どんな格好でもよいわけではありません。
岩盤浴は熱せられた岩盤の上に寝転がるものなので、過度に肌が露出された服装は火傷の危険があり、好ましくありません。
また、共用の岩盤浴であれば、周りの人への配慮も必要。
露出が多すぎる服装や場違いな服装は、周囲に不快感や違和感を与えてしまいます。
基本的には、半袖のシャツ・膝くらいの丈のズボンといった服装が無難なラインです。
持ち込む浴着のガイドラインを決めている施設や店舗もあるので、事前にWebサイトや問い合わせで確認してみてください。
バスタオル・マットタオル
岩盤浴では、温められた岩盤床(ベッド)の上に直接は寝転びません。
床にバスタオルのような大判タオルを敷いて、その上で横になります。
大判タオルは、岩盤浴着と同様に岩盤浴の利用料金内でセットになっているケースが多いです。
レンタルで用意されているタオルの大きさは160cm~180cmほど。
男性や背の高い女性の場合は、寝転がると足がはみ出てしまう場合もあります。
はみ出た足が岩盤床にずっと触れたままだと結構熱いので、持ち込みをする場合は自分の体のサイズに合ったものを用意したほうがよいでしょう。
フェイスタオル
主にかいた汗をぬぐうために使います。
フェイスタオルも通常は施設や店舗でレンタルできます。
ただ、岩盤浴着や大判タオルは岩盤浴の利用料金に含まれていることが多いのに対し、フェイスタオルが利用料金に含まれているかは施設によって様々です。
別途レンタル料が必要となることも結構あります。
脱衣所で着替えていて、岩盤浴セット(受付で渡される浴着など)にフェイルタオルが入っていない(含まれていない)ことに気づくことも。
少しでも出費を抑えたいのなら、フェイスタオルは念のため持参するほうがよいかもしれません。
飲料水
大量の汗をかく岩盤浴では、こまめな水分補給は必須。
滞在時間にもよりますが、最低限ペットボトル1本分くらいの水分は確保しておきたいところです。
飲み物は施設・店舗で手に入ることがほとんどです。
ドリンクコーナーで購入できますし、施設によってはフリードリンクやウォーターサーバーが用意されていることもあります。
また、岩盤浴利用時にペットボトルの飲料水を貰える施設もあります。
注意したいのが、外部からの持ち込みを禁止している所も意外と多いこと。
特にスーパー銭湯内の岩盤浴などでは、館全体として「衛生管理の関係上、館外からの飲食物の持ち込みはお断り」としていることもあります。
もし、飲み物を持参しようと考えている場合は、一度利用する施設・店舗のルールを確認しておきましょう。
あると便利なアイテム
化粧・メイク道具
特に女性の場合に用意しておいた方が良いのが化粧品やメイク道具。
岩盤浴に入るときに化粧をバッチリしていても、汗で落ちてしまいます。
また、化粧を肌に重ねていると発汗性が悪くなります。
そもそも汗をかきに岩盤浴へ行くのですから、より効果的な状態で利用したいですよね。
化粧を落としたり、帰る際に化粧をし直すために、必要な人は持っていく方がよいでしょう。
ビニール袋
岩盤浴着やタオルを自分で持ち込むときに便利なのがビニール袋。
入浴後は服やタオルが汗でベタベタになるので、他の荷物と一緒にそのままカバンに入れるわけにもいきません。
防水性があるビニール袋を用意しておけば、他の荷物を濡らさずに済みますし、手提げタイプなら他の荷物とは別にして持って帰ることもできますね。
スーパーマーケットなどのビニール袋でも十分だと思いますが、気になる人は防水用のビニール袋やパックを用意してもよいでしょう。
替えの下着・紙パンツ
岩盤浴では岩盤浴着を着用して入浴しますが、基本的には下着はつけません。
レンタルの岩盤浴着の場合は、過去に他人が直接肌に身に着けたものを着ることになります。
人によっては、他人が着たものを身に着けることが不快であったり、レンタル品を直接身に着けることを申し訳ないと思ったりすることもあるでしょう。
どうしても気になるのであれば、替えの下着を持参し、下着の上に岩盤浴着を着用することになります。
この場合、岩盤浴で汗をかくことで下着が濡れてしまいますから、濡れた下着を持ち帰らなければなりませんね。
下着についていえば、使い捨ての紙パンツを使う手もあります。
エステティックサロンやアカスリなどで施術を受けるときに使うような紙パンツです。
サロン形式の岩盤浴では、マッサージを受けるときのために用意されていたりもします。
紙パンツなら下半身のデリケートな部分は覆うことができます。
また、使い捨てなので、岩盤浴後は捨ててしまえばいい。
ただ、見方によっては、下着着用は施設の浴着洗浄を疑っているように取られます。
他のお客さんがお店に不信感を抱いてしまわないように、多少は配慮をした方がいいかもしれません。
おわりに
最低限必要とされるアイテムは施設・店舗で用意されているので、あまり持ち物を気にせずに気軽に行ってみるといいでしょう。
施設のWebサイトには、レンタルできるものや設備の案内がされていることがほとんどなので、気になる人は出掛ける前にチェックしてみてください。
また、一度行ってみると、自分にとって必要なものがわかってきます。
実際に行ってみて、次回以降の持ち物を考えてみるのもいいかもしれませんね。