押さえておきたい岩盤浴のマナー!正しい入り方で快適に発汗しよう
岩盤浴は落ち着いたの中で発汗できる癒しの空間。
健康や美容の効果も期待されるため、愛好家も多いです。
近年はスーパー銭湯内に設けられることも多く、老若男女問わず楽しめる場所としても注目されています。
たくさんの人が利用する場所だからこそ、注意したいのがマナー。
個室の岩盤浴サロン等もありますが、基本的には他の人と一緒に使う岩盤浴がほとんどです。
みんなが快適な時間を岩盤浴で過ごすためには、守るべきいくつかのマナー・ルールがあります。
今回は岩盤浴のマナーについて取り上げていきます。
1.おしゃべりはNG
友人や家族、彼氏彼女とも一緒に行きたい岩盤浴。
みんなで和気藹々と楽しみたいところですが、多くの場合は決められた場所以外での私語は基本禁止となっています。
岩盤浴を利用は、はしゃいだり楽しい会話をして過ごすためではなく、落ち着いた雰囲気の中でリラックス効果やダイエット効果を期待して利用する方がほとんど。
リラックスしたり呼吸を意識して発汗に集中している中でおしゃべりをされたら、リラックスも集中もできません。
一言も発してはいけないというわけではないですが、コミュニケーションは必要最低限に抑えましょう。
自身も発汗に集中する方が岩盤浴の効果を得られますね。
2.携帯電話の使用はNG
岩盤浴室内への持ち込みが禁止されていることが多いのが携帯電話・スマートフォン。
岩盤浴は高温多湿の空間なので、持ち込むと機器に悪影響を及ぼす可能性があります。
大量の汗をかくため、汗で機器が濡れてしまうことで故障の原因になる場合もあります。
「岩盤浴のせいで壊れたから弁償しろ!」なんてクレームを店に入れてはいけませんよ。
また、岩盤浴は全体的に照明を暗めにしているところが多いです。
そのため、液晶画面の光は目立ってしまいがち。
隣にいる方は嫌でも目に入ってしまい、気になってしまいます。
もちろん、通話やゲームなどはダメですよね。
岩盤浴室は静かな空間なので、ほんのちょっとの音ですら周りの人に聞こえてしまいます。
そして、写真撮影も基本的にはNG。
岩盤浴ではみんなすっぴんでラフな岩盤浴着姿なので、万が一にでも写り込みたくないという人は多いです。
また、シャッター音も出るでしょうし、何人かで集まって「ハイ、チーズ」なんてやってたら、静かに過ごしたい人にとって完全に迷惑ですね。
ちなみに、休憩エリアなら持ち込みOKの場合もあります。
3.場所取りはNG
混み合っているときにやってしまいがちなのが場所取りです。
お花見やフードコードでの場所取りのように、岩盤浴ベッドに自分の物(主にタオル)を置いて、自分の場所をキープしておく行為です。
これはマナー違反で、多くの施設では禁止し、注意を促しています。
休憩などのために岩盤浴室を離れる場合は、自分の持ち物を持って出るようにしましょう。
自分の都合だけを考えず、他の人と共有している意識を持つことが大切です。
全員が快適に過ごせるように利用しましょう。
4.決められた格好で
指定された服装で入ることも大切です。
岩盤浴施設では専用の岩盤浴着を用意している所が多く、その場合は指定の岩盤浴着着用を義務付けられます。
スーパー銭湯などで岩盤浴利用が別料金になっている場合は、岩盤浴エリアに入れるのは岩盤浴着を着用している人だけというのが一般的。
岩盤浴着が正規の利用客であることを示す役割をしています。
まれに岩盤浴着ではない一般の方が岩盤浴エリア(休憩エリア)にいて、スタッフから注意を受ける様子を見かけます。
ちなみに施設専用の岩盤浴着は、汗の吸収がよく岩盤に汗が付きづらい、透けにくいなど、岩盤浴に適したものが用意されています。
自分で浴着の持ち込みが可能な場合でも、どんな格好でもOKというわけではありません。
ほとんどの場合、浴着のルールが決められていて、基本的にはTシャツ・ハーフパンツのような格好が一般的です。
なので、ルールに大きく逸脱するようなものは好ましくありません。
例えば、どうせ汗で濡れるからなるべく着用物を減らしたいからといって、パンツ一丁やビキニなど露出が多すぎる格好はNG。
場に相応しくないというのはもちろんですが、過度な露出は岩盤への汗の付着がしやすく、また低温火傷の可能性も高くなります。
しっかり服装のルールを守るということが、快適な岩盤浴につながるのです。
5.無理はしない
迷惑をかけないという意味では、自身の体調をしっかりと管理することも大切です。
「痩せたい」「キレイになりたい」など期待される効果を求めるあまり、過度な頑張りすぎには要注意。
休憩抜きで長時間岩盤浴に滞在したり、水分補給を控えたりといった、間違った入り方をしてしまうと健康を害してしまいます。
もし岩盤浴中に倒れてしまったりしたら、他の利用客やスタッフさんに迷惑がかかりますよね。
こまめな水分補給や休憩を心がけることはとても大切。
体調に異変を感じたら、すぐに岩盤浴室から出て自身の体調を見極めるようにしましょう。
6.清潔を心がけよう
大量の発汗が促される岩盤浴。
基本的に排出された汗は、岩盤浴着が吸ったり、下に敷いたタオルが吸っていることがほとんどです。
しかし、動いたときなどに汗がタオルを外れて滴ってしまうこともあります。
もし汗が直接岩盤の上に垂れてしまったら、タオルで拭っておきましょう。
次のそのスペースを利用する人が不快な思いをしないように思いやることも大切です。
また、これはマナーというよりは相手への気遣いに近いものですが、入る前に体を清潔な状態にしておくことも大切です。
体が清潔な状態とそうでない状態の場合では、かく汗の臭いも種類も違います。
密室のなかで汗の臭いが充満してては、気持ちよく使えません。
きちんと体を洗っていない人の次には使いたくないという人もいるでしょう。
必ずしも直前にシャワーやお風呂に行かなければいけないわけでは無いので、多くの方は問題ないかと思います。
ただ、何日もお風呂に入っていなかったり、極端に汚れた状態であれば、あまり好ましくありませんよね。
ちなみに、シャワーやお風呂で体を温めてから岩盤浴に入ると、より効果的と言われています。
また、岩盤浴で体が温まった後に運動をすると、より運動が効果的になるとも言われています。
決められたルール内で楽しもう
一般的に言えるマナー・ルールのほか、施設ごとでも様々なルールが設けられています。
しっかりと、ルールを確認して、節度ある行動をしたいですね。
マナーが良くない人やルールを守らない人がいると、気分よく利用することができなくなります。
自分も周りの人も気持ちよく利用できるよう、しっかりとマナー・ルールを守ることを心がけたいですね。