情報満載!『サウナforビギナーズ2021』【書籍紹介】
第3次サウナブームと呼ばれている昨今。
テレビ番組でサウナがフィーチャーされることが増えてきましたよね。
また、Youtubeでもサウナは盛り上がっており、サウナ専門チャンネルや芸能人チャンネルでも多くのサウナ動画が公開されています。
映像メディアの情報を通してサウナに興味を持った方も少なくないでしょう。
ただ、テレビ番組のサウナ特集やyoutube動画は、サウナの一部だけを取り上げたものが多いです。
サウナ全般の網羅的な情報を知りたいとなると、自分で様々な番組やチャンネルをあさっていく必要があります。
それは結構面倒ですよね。
そこで今回はサウナに関する様々な情報が集約された書籍を紹介します。
取り上げる書籍は『サウナforビギナーズ2021』。
この本1冊読めばサウナに関する基礎知識が十分に得られることでしょう。
医者監修のサウナ入門書
タイトルの『サウナforビギナーズ2021』からもわかる通り、この本はサウナ初心者向けに作られた書籍です。
本の表紙に「最強サウナ 超入門」というキャッチが載せられています。
また、サブタイトルが「医者が教える、不調がととのうサウナ術」となっており、日本サウナ学会代表理事である医師の加藤容崇さんが本の監修者となっています。
最初は巻頭特集としてサウナのサウナの基本情報を紹介。
サウナの種類、サウナの入り方、サウナの健康作用などといった内容が掲載されています。
次に総力特集の1つ目として、サウナの入り方が深く掘り下げられています。
サウナでの姿勢、出るタイミング、室内の温度といったサウナを行う上で意識したいポイントはもちろんのこと、「水風呂」や「外気浴」の方法についても掲載。
「サウナ⇒水風呂⇒外気浴」を1セットとしたサウナの入り方を詳しく知ることができます。
ロウリュウや塩サウナについての情報も。
巻頭特集と総力特集の1つ目が加藤容崇さん監修のページとのことで、医学的観点に基づいた内容が多く取り入れられています。
2つ目の総力特集がサウナ施設57選。
日本各地のおすすめサウナ施設が紹介されています。
各施設のサウナ室の温度、水風呂の温度、外気浴設備、ロウリュウの有り無しといった情報も掲載。
足を運ぶ前に知っておきたい情報が得られる印象です。
総力特集後は、サウナの聖地と呼ばれる「サウナしきじ」の特集、先輩サウナーのインタビューやおすすめ施設の紹介、家サウナ、お風呂の新常識といった内容が載せられています。
サウナ施設にはお風呂もあることが多いですから、お風呂についても取り上げられていることはうれしいですね。
自宅サウナ特集も
2020年5月時点では、いわゆるコロナ禍が続いています。
様々な施設では感染症対策が施され、個人としても感染症に注意を払って生活をしています。
そのようなご時世のため、不特定多数の人が集まるサウナ施設でサウナをすることに躊躇いのある人もいることでしょう。
そこで注目したいのが『サウナforビギナーズ2021』に掲載の「自宅サウナ始めてみました」。
入浴剤を使って自宅のお風呂でサウナ気分を味わう方法が掲載されたページです。
入浴剤を炭酸系、発汗系、温泉系の3つに入浴剤を分類し、各分類に属する様々な入浴剤を使っての入浴による発汗効果が検証されています。
検証結果の良かった入浴剤がわかるようになっているので、入浴剤購入時の参考にできそうです。
「サウナはしたいけどサウナ施設には足を運びづらい」という人はチェックしてみてはどうでしょうか。