ピエリ守山の日帰り温泉「水春」の岩盤浴を体験!ロウリュウに琵琶湖ビューも
滋賀県守山市にある「守山湯元 水春(すいしゅん)」。
お風呂・サウナ、岩盤浴、食事処、リラクゼーションなどが揃う温浴施設です。
水春の店舗があるのは、大型商業施設「ピエリ守山」の敷地内。
また、目の前に琵琶湖があるため、館内から琵琶湖が景色を眺めることができる特徴があります。
そんな水春の中で今回注目したいのが岩盤浴エリア「岩盤処」。
岩盤処では3種の岩盤房とクールルームを使って発汗に励むことができます。
また、リクライニングシートやコミックコーナーが並ぶ休憩コーナーも用意。
更には、ロウリュウも開催されており、熱波による発汗体験も可能です。
ということで、本記事では守山湯元 水春を岩盤処を中心に紹介します。
水春のシステム
琵琶湖大橋のすぐ近くにある大型商業施設「ピエリ守山」。
広々とした敷地内には、ファッションや飲食店をはじめとする様々なショップのほか、アスレチック施設やフットサル施設なども設けられています。
ピエリ守山の本館琵琶湖側にある別棟に入るのが守山湯元 水春。
琵琶湖側に大きな窓が付いた3階建ての建物の2階が店舗への入り口となっています。
駐車場についても触れておきましょう。
ピエリ守山の敷地内には平面、立体含めたくさんの駐車スペースがあるので車でも訪れやすいです。
ただ、21時以降は本館の通り抜けができなくなるため、夜遅くまで滞在する場合は水春の入る建物近くの駐車スペースに車を停めておくようにしましょう。
ちなみに、守山駅・堅田駅から無料シャトルバスが出ているので、電車とシャトルバスで訪れることもできます。
水春の館内に入ったら、まずは靴を靴箱へ。
靴箱のキーはバーコード付きのリストバンドになっています。
靴箱に靴を入れたら、受付近くにあるタッチパネルで利用メニューを選択し発券します。
岩盤浴利用は岩盤浴着の引換券も出てきます。
発券したら、受付へ。
受付時にリストバンドのバーコードを機械にかざし、岩盤浴セットを受け取ります。
ここまでで入館手続き完了。
なお、退館時は岩盤浴セットを受付横のボックスに返却し、自動精算機で利用サービス分の料金を支払います。
精算が終わると退館ゲート通過用バーコードを発券。
退館ゲートを通って退館します。
岩盤浴セットに入っているのは大判タオルと岩盤浴着。
岩盤浴着は男性が青、女性が赤です。
浴場や脱衣所は建物の3階なので、3階に上がって岩盤浴着に着替え、建物の1階にある岩盤処へ向かいましょう。
さて、岩盤処の話へ移る前に、それ以外の館内施設について軽くですが触れておきます。
建物の入り口や受付がある2階は、食事処のあるフロア。
飲食スペースには大窓があり、琵琶湖の景色を眺めながら食事が楽しめるようになっています。
リラクゼーションやカットサロンがあるのも2階フロアです。
3階は大浴場のあるフロア。
琵琶湖の景色を楽しめる露天風呂が最大の特徴です。
超炭酸泉、アトラクション風呂、電気風呂、壺湯、水風呂といった様々なお風呂も用意されています。
オートロウリュウが行われるサウナも。
また、3階フロアには休憩用座敷も設けられています。
フロア内にはコミックの並ぶ本棚を用意。
テラスに出ることもでき、風に当たりながら琵琶湖の景色を見ることができます。
水春の岩盤浴
1階フロアにある岩盤処。
2階から1階へ下りてまず目に入るのがコミックコーナーです。
本棚には少年コミック、青年コミック、少女コミックがズラッと並びます。
水春コミック総選挙の結果発表として、人気マンガランキングベスト5の掲示がされていました。
雑誌のラックも。
コミックコーナーの隣のスペースにあるのがリクライナールーム。
46席全てテレビ付きのリクライニングシートが並びます。
窓の外に見えるのは駐車場越しの琵琶湖の景色。
また、コンパクトなテラスがあり、外の空気を吸いに出ることも可能です。
1階フロア内にはリクライニングシート以外にも、ベンチソファがところどころに設置されています。
その他、ドリンク用冷蔵庫や貴重品ロッカー、岩盤浴セット袋入れの用意も。
水分補給なら飲料水の自動販売機か給水機。
自販機はリストバンドのバーコードを読み取らせることで飲み物が出てくるもので、料金の支払いは退館時に一括で行います。
給水機は、足下のボタンを踏むと水が出てくるタイプです。
さて、ここからは岩盤房を紹介します。
まずはクールルーム。
岩盤浴で火照った体をクールダウンさせるための涼しい部屋です。
天井に空調があり、タイルの壁に這う管には霜がビッシリと付いていました。
四角い部屋ですが一部の角がアーチ状になっており、壁際が腰掛けとなっています。
発汗用の岩盤房は3種類。
いずれの岩盤房の岩盤床にも枕が設置されていないので、岩盤房近くの枕置き場から枕を持って房内に入ります。
用意されている枕はスポンジ素材のものでした。
また、各岩盤房の外にはデジタルの室内温度表示がされています。
ミネラル豊富な功績が使用されている岩塩ゲルマ房。
室内の温度は約51.8℃。
砂利状岩塩床が8床と、砂利状ブラックゲルマ床が6床設けられています。
岩塩は石の摩擦が小さいため寝心地硬め、ブラックゲルマは石の摩擦が大きいため寝心地柔らかめでした。
壁の一部や、床の間の仕切りも岩塩となっています。
5種類の鉱石が使われている岩盤健康房。
室内の温度は約42.6℃。
床ごとに異なる鉱石が使われており、岩盤床の数は入って左側に8床、右側に5床の計13各床です。
岩盤床の頭側には仕切りがあります。
使用されている鉱石はブラックゲルマ、トルマリン、七宝石、黄土石、緑色薬宝石です。
ロウリュウが開催される熱波発汗房。
室内の温度は約60℃。
入り口側の壁際に8床、入り口向かい側の壁際に10床用意されています。
各床で鉱石が異なり、使われている石はブラックゲルマ、トルマリン、薬石鳳緑、七宝石の4つ。
この部屋の岩盤床の仕切りは、板の載せることで腰掛になる造りとなっています。
室内奥にはテレビがあり、地上波放送が流れていました。
また、テレビの前にはストーンが積まれた大きな熱炉が設置されています。
この熱波発汗房では熱炉にアロマ水をかけて大量の水蒸気を発生させる「ロウリュウ」が開催されます。
水春の岩盤ロウリュウ
熱波発汗房で開催されるロウリュウ。
2022年6月時点では、土日祝に1日3回(13時、16時、19時)開催されています。
事前受付の予約制となっており、人数を制限した形での実施です。
予約は各回の開始30分前から。
ロウリュウ参加希望者は、熱波発汗房の入り口に置かれた予約表に名前を記入します。
イベント直前は準備のため、利用者は熱波発汗房から一時退室。
開催時刻間近になると、予約した参加者はスタッフさんに名前を確認されながら入場していきます。
室内の各岩盤床は、仕切りに板が載せられて腰掛に。
また、岩盤床の頭側にある壁にも段差があり、仕切りの腰掛と組み合わせると2段の段差のある腰掛となっていました。
各参加者は、2段ある腰掛の空いているところに座ります。
テレビのスイッチが消されており、ロウリュウ中はテレビ放送は流さないようです。
時間になると、ロウリュウスタート。
まずは、ロウリュウを担当するスタッフさんが自己紹介とロウリュウの説明を行います。
説明が終わったら、ジョウロを使って熱炉にアロマ水を投入。
筆者の参加回はグリーンティーのアロマとのこと。
アロマ水を熱炉に入れたら、スタッフさんはいちょう型の大きなうちわで熱炉や室内を扇ぎます。
参加者は手拍子を求められ、スタッフさんの扇ぎに合わせて手拍子を行います。
室内をザっと扇いで熱さが拡散されたら、スタッフさんは参加者一人一人をうちわで扇いで熱波を浴びせていきます。
参加者1人あたり10扇ぎを数セット。
途中で熱炉に追加のアロマ水をかけます。
アロマ水追加で体感温度が上昇後に、さらに1人あたり10扇ぎを数セット。
※筆者の体験上、扇がれる回数やセット数は回によって異なっており、参加者数等の関係で細かい違いがあると思われます。
一通り参加者を扇ぎ終えたら、ロウリュウ終了。
終了後は室内清掃に入るため、参加者は熱波発汗房を退室します。
ロウリュウ直後はクールルームに多くの参加者が入り、クールダウンを行っていました。
岩盤浴にお風呂に琵琶湖に買い物も
岩盤浴やロウリュウが楽しめる守山湯元 水春。
岩盤処には3種類の岩盤房が用意されているので、部屋をローテーションしていくことで異なる気分で発汗に励むことができます。
じっくりと岩盤浴で発汗する一方で、ロウリュウで爆発的な発汗を体験できるため、発汗の仕方にメリハリが付けられることも良いと思います。
コミックコーナーで読みたい漫画の作品を手に取ってリクライニングシートでゆったりすることもできるので、休憩時間を長めにとって過ごしたいところです。
また、岩盤処だけでなく、琵琶湖を眺めることができる露天風呂や、オートロウリュウが行われる浴場サウナがあるお風呂も魅力的。
お風呂用の時間もしっかり確保して、琵琶湖の眺望やサウナでの発汗も楽しみたいですね。
琵琶湖の眺めというところでは、ギリギリまで琵琶湖に近づいてみるのもよいでしょう。
琵琶湖沿いに道があり、そこまで行けば目の前は琵琶湖。
建物の中から見える景色とは異なる距離・角度からの琵琶湖も味わえます。
さらにはピエリ守山内にあるので、水春の利用前後にショッピングも可能。
やりたいことがあれば、ピエリ守山内で1日過ごせてしまいそうです。
琵琶湖を味わいながら岩盤浴ができる守山湯元 水春。
興味のある方はぜひ足を運んでみてください。
※本記事の掲載情報は体験当時(2022年5月4日時点)のものです。最新の情報は守山湯元 水春[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:35歳男性