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岐阜県海津市にある海津温泉 宙舟の湯
木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川が集まる地域にある温泉施設です。

宙舟の湯は地下1,400mより湧き出す鉄分と塩分を多く含んだ天然温泉が特徴。
また、館内にはお風呂のほか、レストランやリラクゼーション、さらには宿泊施設も備わっています。

そんな宙舟の湯の浴場内にはサウナ好きとしては注目したい設備があります。
それは『箱サウナ』です。

あまり聞きなれないサウナフレーズ。
いったいどんなサウナなのか、気になりますよね。

箱サウナとはどんなサウナなのか。
実際に宙舟の湯に足を運んで体験してきました。

今回の記事では、宙舟の湯を浴場サウナを中心に紹介していきます。

※本記事は2023年11月19日の宙舟の湯の癒しの湯・北館の浴場サウナの体験情報を基に作成しています。

空舟の湯のサウナ

木曽三川公園アクアワールド水郷パークセンターのすぐ側にある空舟の湯。
建物から道路を挟んだところに駐車場が備わっており、車で訪れやすいです。

館内に入ったら、靴を靴箱ロッカーへ。
靴箱ロッカーはコインロッカーとなっています。

次は受付前にある券売機で券を購入します。
券を購入したら受付へ。

ここで注意したいのが、空舟の湯には料金を別とする3つの浴場があること。
癒しの湯、長寿の湯、ふくしの湯があり、それらは同じ金額の入浴料となっているのですが、それぞれが別料金。
サウナがあるのは癒しの湯なので、間違えないようにしましょう。
ちなみに、長寿の湯は円形の大きな浴槽が1つある浴場で、ふくしの湯は介護が必要な方などが利用する貸切風呂です。

また、箱サウナ目当てである場合は、もう1つ注意したいことがあります。
癒しの湯には北館と南館の2つの浴場があり、週替わりでどちらかが男女それぞれの浴場となるのですが、箱サウナは北館の浴場のみにあります。
通常のサウナ室はどちらの浴場にもありますが、箱サウナに入りたい場合は北館が自分の性別の浴場になっている日に訪れましょう。
※北館・南館が男女どちらの浴場になるかは、空舟の湯のウェブサイトで確認できます。

癒しの湯の浴場の脱衣所へ。
脱衣所のロッカーは靴箱ロッカーとは異なり、コインロッカーではありませんでした。
脱衣所内には、サウナ好きには嬉しい給水機が設置されています。

浴場に入ると、左手側にかけ湯。
右手側に進んでいくと、サウナ室の入り口があります。

では、まずは浴場内のサウナ室について紹介します。

サウナ室は横長のかたちをしていて、入り口側の壁際にサウナストーブがあり、入口から見て左右及び奥の壁際が腰掛となっています。
左右の壁際の腰掛は一段で、各2人くらい座れるサイズです。
奥側の壁際の腰掛は二段になっており、一段目は5~6人、二段目は8人くらい座れます。
なお、左右と奥の腰掛の一段目は繋がっています。

入り口から見て右の壁際の上部には十二分計と温度計が縦並びで設置されています(温度計が上)。
温度計は約90度を示していました。

サウナ室内は入り口の近くはドアの窓から入る浴場の明かりもあって比較的明るめですが、入り口から遠い位置はサウナストーブが入り口の窓からの明かりを遮ることもあり暗めです。
また、室内の照明も入り口近くの照明よりも入り口と奥の照明の方が暗めになっていた印象です。

ちなみに、サウナ室内にテレビはありません

水風呂はサウナ出入り口から少しだけ離れた位置にあります。
離れているといっても他の浴槽よりは近いのですが。

水風呂の温度は表示が見当たらず正確にはわかりませんが、一般的な水風呂くらいの温度だと思います。
広さは同時に2人利用できるくらい、深さは平均的な成人男性が底にお尻を付けて浸かると肩から上が出るくらいです。

外気浴といえば露天風呂エリア。
露天風呂エリアにはイスが3つと、小さなベンチありました。

さて、その露天風呂エリアの一角にあるのが注目の箱サウナです。

連なった3つの木箱が設置されており、木箱1つはひと1人分の体が入るくらいのサイズ感。
木箱には戸があり、開けると中はサウナの腰掛けのような作りになっています。
また、木箱の上側には蓋つきの穴があります。

箱サウナは体を木箱の中に入れ、顔は木箱の外に出す形で利用するものです。
木箱の中は暖かい蒸気が発生していてミストサウナのような感じ。

ちなみに、木箱には簀の子のようなものが添えられていて、それをお尻や足下に敷いて使うようです。
また、木箱外にはシャワー備え付けられており、利用後に体や箱サウナを洗うために使います。
なお、箱サウナ用の利用についての掲示があり、利用時間は10分などの記載がありましたので、ルールを守って利用しましょう。

通常のサウナとは違った感覚の箱サウナ

ということで、空舟の湯のサウナを紹介してきました。

浴場内のサウナは一般的なサウナの印象。
テレビが無いので静かな雰囲気の中で発汗に集中したい人向けだと思います。

一番の見どころは、はやり箱サウナでしょう。
入った感想としては、箱サウナの中は熱いというよりは暖かい感覚。
からだに大きな負担をかけることなく、それなりの時間入り続けることはできると思います。

また、箱サウナに入ると、正面側の上の方に露天風呂エリアのテレビが視界に入ります。
体を箱の中に入れてジッとしているだけの時間でも、テレビ番組を見ながら過ごすことができるので、その点でも長く入っていられそうです。

ちなみに、顔を出してる穴からは箱の中の蒸気が漏れてくるので、眼鏡をかけているとレンズが曇ることもしばしば。

そして、箱サウナで一番気持ちの良い瞬間は、箱サウナから出た時でしょう。
箱サウナから出た時に感じられる高湿度空間と体の拘束からの開放感は通常のサウナとは一味違った感覚がありました。

箱サウナに興味を持たれた方は、空舟の湯に足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2023年11月19日時点)のものです。最新の情報は海津温泉 宙舟の湯[公式サイト] をご確認ください。