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愛知県長久手市にある名東温泉 花しょうぶ
お風呂や岩盤浴など多彩なサービスが用意されたスーパー銭湯です。

館内にある岩盤浴エリア「美汗房」には、複数の岩盤浴室やクールルーム、くつろぎ空間が設けられています。
また、ロウリュウサービスも定期開催。
充実した環境で発汗に励むことができます。

そんな花しょうぶの美汗房。
筆者は過去に利用したことがあるのですが、それから結構な年数が経っています。

先日、久しぶりに花しょうぶに足を運んできましたので、今回の記事では名東温泉 花しょうぶを美汗房中心に取り上げていきます。

※本記事は2024年8月17日の名東温泉花しょうぶの体験をもとに作成しています。

花しょうぶのシステム

東南アジアの南国リゾートをイメージさせる外観の花しょうぶ。
平面駐車場のほか、立体駐車場もあるので車で訪れるのに便利そうです。

館内に入ったら、靴を靴箱のロッカーへ。
靴箱のロッカーキーは、タグの付いたリストバンド型になっています。

次に受付機にて、入館の手続きを行います。
美汗房を利用する場合は、岩盤浴利用のボタンを押す必要があります。
手続きが終わったら、レシートが発行されます。

料金の支払いは退館時。
館内の各有料サービス利用時はリストバンドに記録され、一括精算となります。
精算には自動精算機を使います。

リストバンドをかざして入館ゲートを抜けたら、ゲートを真っすぐ進んだところにある美汗房の受付へ。
美汗房の受付で受付機で発行されたレシートを提示し、岩盤浴セットを受け取ります。

岩盤浴セットは大判タオルと岩盤浴着
岩盤浴着の色は男性が緑、女性がオレンジでした。

岩盤浴セットは使い終えたら美汗房の受付に返却します。

美汗房は1階フロアにありますが、浴場や脱衣所があるのは2階フロア。
そのため、一度2階へ上がり、浴場脱衣所で岩盤浴着に着替えて1階へ戻ります。

美汗房があるのは美汗房受付すぐ。
入館ゲートを通ったら美汗房エリアは見えているので、どこにあるのか迷うことは無いでしょう。

美汗房

美汗房エリアに入るとベンチソファやテーブル席が並ぶロビーのようなスペースが横長に広がります。

エリア入口から見て右手側奥には「岩盤の癒」という床暖房の休憩スペースがあります。
岩盤の癒内にある本棚には、絵本や小学生以下向けのマンガなど小さい子ども向けの本も用意されていました。
※美汗房の利用は4歳以上から

岩盤の癒のすぐ側には女性専用のテレビ付リクライニングシートエリア「転寝の癒」があります。

エリア入口から見て左手側に進むとコミックコーナー。
約10000冊が用意されているとのことです。

コミックコーナーに隣接して、男女共用のテレビ付リクライニングシートエリア「転寝の癒」があります。
ざっと数えたところ、50席以上のリクライニングシートが並んでいました。

入口から見て左手側の一番奥はテラスになっています。
テラスへ出ると、そこは「露天の足湯」という足湯エリア。
岩盤浴着は7分丈のズボンですし、靴下は履いていないのが通常なので、気軽に足を足湯に浸けることができます。

美汗房のクールルームが「雪花美房」
美汗房入り口のすぐ横にある円柱型のガラス張り空間です。
室内の温度は約5℃。
壁沿いがグルっとベンチになっていて、マットが14個置かれていました。
天井部から雪を模した氷が降る仕掛けとなっていて、室内中央部に置かれた容器にはかき氷のように氷が積もっていました。
まるで、かき氷機を下から眺めているみたいな感覚になります。

比較的低温の岩盤浴室が「七宝美房」
女性専用の転寝の癒の隣にあります。
室内の温度は約45℃。
室内には7種類の薬宝石が使用されており、左右に7床ずつの計14のプレート型の岩盤床が並びます。
各床の頭側の壁には、その床に使用されている石の種類と説明書きがあります。
各床の枕はスポンジ素材のソフトなもの。
室内は比較的暗めとなっており、天井部には星空をイメージさせる演出がされていました。

ロウリュウが行われるサウナのような空間「赤熱美洞」
七宝美房の隣にあります。
室内の温度は約60℃。
室内の中央には岩や石で作られた赤熱炉が設置され、壁際は2段の腰掛ベンチとなっています。
広めの空間となっていて、壁際のベンチは目算で70人ほどが腰掛けられそうです。
テレビが付いており、地上波の放送を視聴しながら発汗に励むことができます。
なお、赤熱美洞ではロウリュウアトラクション「神雲降臨」が定期開催されています。

白色岩塩を使用した「岩塩美房」
赤熱美洞の隣にある岩盤浴室です。
室内の温度は約60℃。
室内には岩塩の砂利が敷き詰められた岩盤床が16床設けられています。
各床に設置されているのは石の枕。
室内はキラキラした水晶のような演出や、カラフルな星型が入れられた筒があり、幻想的な空間となっています。

せせらぎが聞こえる岩盤浴「爽流美房」
岩塩美房の隣にある岩盤浴室です。
室名の温度は約42℃。
室内には丸石が敷き詰められた床が計16床あり、各床には木の枕が設置されています。
天井付近には数台の扇風機があり、室内に風を送っていました。
水の音(せせらぎ)が流れており、自然の中にいる感覚の空間です。

ロウリュウアトラクション「神雲降臨」

赤熱美洞で開催されるロウリュウアトラクション「神雲降臨」にも触れておきましょう。

アトラクションの開催時間近くになると、イベント開催のアナウンスが行われます。
そのくらいのタイミングになると、参加者がどんどん赤熱美洞に入室していきます。

開催時間になると、室内の窓のブラインドが下り、室内の照明が暗めになります。
また、テレビがイベント用の映像に切り替わります。

映像の冒頭はアトラクションの説明のような内容。
そのイントロ部分が終わると、「GOD STREAM ATTACK!」と必殺技のようなワードが映像から叫ばれるとともに、赤熱炉の天井部から白い蒸気が噴き出します。

この蒸気は霧のように室内に充満。
徐々に室内の体感温度が上昇します。

アトラクション中、演出のため照明の色が次々に切り替わっていました。

上記の噴き出しが止まり、次は室内への撹拌が行われます。
ここでさらに体感温度が上昇し、かなり熱くなってきます。

撹拌が終わると、さらに追い込み。
再度、天井から蒸気が噴き出して、室内の体感温度がまたまた上昇します。

ここまでくると熱さは相当なもの。
肌が露出している足や手を大判タオルで覆って、熱さから守りたくなるレベルです。
実際、ほとんどの参加者がそうしていました。

蒸気の噴き出しが終わると、照明が明るくなり、映像は締めに入ります。
ほとんどの参加者は映像の終わりを待つことなく、次々と出口へ向かっており、その様子がアトラクションで体験できる熱さを物語っているようでした。
大量の水蒸気を使ったためか、イベント後は床がけっこう濡れていました。

正確に測ったわけではないですが、神雲降臨のイベントは全体で体感約10分ほど。
体感できる熱さはかなりハイレベルな印象です。

イベント直後は雪花美房に多くの参加者が向かいます。

趣向を凝らした演出で楽しさも

ということで、名東温泉 花しょうぶの美汗房について取り上げてきました。

筆者の感想としては、趣向を凝らした演出が印象的でした。

雪花美房の雪が降る演出。
七宝美房の星空の演出。
岩塩美房の幻想的な演出。
爽流美房のせせらぎの演出。
赤熱美洞で開催されるロウリュウアトラクションの演出。

岩盤浴といえば暗めで静かな空間でジッと横になって発汗に励むイメージがありますが、美汗房内の各岩盤浴室は見たり聞いたりして楽しめる要素が加わっています。
そうしたプラスアルファの要素があると、何回も入りたいと思いますよね。

そして、もう1つ印象的だったのはロウリュウアトラクション「神雲降臨」の熱さです。
先述していますが、体験できる熱さは手足をタオルで覆いたくなるレベル。
ここまでの熱さを体験できる店舗は、あまり無いと思います。

趣向を凝らした岩盤浴の演出や熱いロウリュウに興味のある方は、足を運んでみてはいかがでしょうか。

※本記事の掲載情報は体験当時(2024年8月17日時点)のものです。最新の情報は名東温泉花しょうぶ[公式サイト] をご確認ください。