ごんぎつねの湯(愛知県半田市)のサウナを体験!セルフロウリュに屋外水風呂も
愛知県半田市にある半田天然温泉 まるは ごんぎつねの湯。
地下1,500から湧く天然温泉が使われた温浴施設です。
「ごんぎつね」といえば、教科書などにも載る有名な文学作品。
作者である新美南吉が愛知県半田市出身ということで、代表作にちなんで名前が付けられた温浴施設となります。
また、2021年6月よりジャンボエビフライで有名な「まるは食堂」のまるはグループに事業継承され、館内の食事処はまるは食堂となっています。
そんなごんぎつねの湯のサウナは2023年12月にリニューアルされました。
リニューアルを機にセルフロウリュウタワーサウナになったとのこと。
一体どんなサウナが体験できるのか?
実際に足を運んで体験してみました。
今回の記事ではごんぎつねの湯の男性浴場サウナについて取り上げていきます。
※本記事は2024年9月22日のごんぎつねの湯の男性浴場の体験をもとに作成しています。
ごんぎつねの湯のサウナ
半田中央インターからすぐにあるごんぎつねの湯。
無料の駐車場も用意されているので、車で訪れるのに便利です。
館内に入ったら、靴箱ロッカーに靴を入れて受付へ。
受付で入浴料を支払い、靴箱ロッカーのキーと交換する形で脱衣所のロッカーキー付きリストバンドを受け取ります。
受付近くには物販コーナー。
販売されている商品の中には、ごんぎつねの湯のサウナハットも見られました。
脱衣所に入ったら受付で受け取ったリストバンドに書かれた番号のロッカーを探します。
服を脱いで浴場へ。
浴場入り口手前には給水機が設置されていました。
浴場に入ったら、すぐのところにかけ湯。
少し通路のようになった部分を抜けたら右手側へ進むと、左に露天風呂エリア、右にサウナの出入口があります。
サウナ室内は奥行きが長く幅は短めの細長い形。
入ってすぐの右手側が3人ほど座れる1段の腰掛となっています。
その腰掛の奥にサウナストーブ。
このサウナストーブはセルフロウリュウが可能で、ストーブの近くに桶とラドルが用意されていました。
また、サウナストーブの近くには砂時計が設置されていました。
ストーブの向かいの壁には十二分計と温度計が付いており、温度は約90℃でした。
サウナストーブからさらに奥には、壁に対して斜め向きに設けられた3段の腰掛の空間があります。
腰掛は1段目は1~2人、2段目は2~3人、3段目は1人が座れる横幅となっています。
このあたりがタワーサウナということですね。
サウナ室内には窓があり、外の景色が見えます。
そして、面白いことに、その窓の外にテレビが付いていて、サウナ室内から番組を見られるようになっています。
なお、3段の腰掛けからはテレビは見えますが、入口近くにある1段の腰掛けからはテレビを見るのは難しいです。
水風呂や外気浴は露天風呂エリアで可能。
露天風呂エリアに出てすぐのところに水風呂の浴槽があります。
水風呂は同時に4人くらいまでは入れそうなサイズ。
深さは成人男性が浴槽底にお尻をつけて肩から上が出るくらいです。
筆者が訪れた日はメントールが入った清涼感のある水となっていました。
水風呂の隣にはデッキシートが4つほど並んでいます。
このシートの上には屋根が付いているので、雨の日でも雨に濡れることなく外気浴ができそうです。
それ以外にも露天風呂エリア内の各所にイスが設置されているので、そちらで休憩することもできます。
ということで、ここまでごんぎつねの湯のサウナをお伝えしてきました。
リニューアルから1年以内とそこまで時間経過がしていないこともあって、まだまだキレイでフレッシュな印象を受けました。
ただ、サイズとしてはコンパクトなサウナ室のため、満席で入れないタイミングが少なくないかもしれません。
一番のポイントはセルフロウリュウができることでしょう。
他の利用者への配慮は必要ですが、自分でサウナストーブに水をかけられる体験をできるのは良いですよね。
多くの温浴施設では利用者が自由にロウリュウをできることは少ないので、やってみたくなります。
自分で水をかけた時に出るジューっとした音を聞くと気持ちよく感じます。
砂時計があるので、ロウリュウを行った際には反転して、次のロウリュウまでの間隔の目安にする流れになるかと思います。
テレビの位置も印象的でした。
サウナ室のテレビといえば、室内の壁の中にあるガラスの奥に設置されていることが一般的。
それが、ごんぎつねの湯のサウナでは、外が見える窓の外側にテレビが設置されており、かなり珍しい配置となっていました。
コンパクトな空間なのでスペースの問題からそうなっているのかもしれませんが、1つの特徴になっているように感じます。
セルフロウリュウをしてみたい人は、ごんぎつねの湯に足を運んでサウナを利用してみてはいかがでしょうか。
※本記事の掲載情報は体験当時(2024年9月21日時点)のものです。最新の情報は半田天然温泉 まるはごんぎつねの湯[公式サイト] をご確認ください。