あいち銭湯資料館(名古屋市)でサウナに関する展示を発見!温浴施設好き必見のスポット

サウナに興味を持つと、サウナだけでなく、その周辺のことにも興味が湧いてきます。
サウナに関連する代表的なものの1つに「銭湯」がありますよね。
銭湯について知ることができれば、それは間接的にサウナへの理解も深まるハズ。
そこで銭湯に関する情報を求め、愛知県名古屋市にある「あいち銭湯資料館」に行ってみました。
今回の記事ではあいち銭湯資料館について取り上げていきます。
あいち銭湯資料館に行ってみた
あいち銭湯資料館は愛知県内の銭湯についての資料館です。
場所はJR・地下鉄の鶴舞駅から近く、駅から少し歩いたところにある小さなビルの2階。
入場料は無料で、平日の10時から16時まで開館しています。
専用の駐車場は無いので、公共交通機関や近隣のコインパーキングなどを利用して訪れましょう。
ビルの1階が愛知県公衆浴場組合の事務所になっているので、事務所の方に一声かけてから資料館側のドアを開けて入館します。
建物のドアを開けると靴箱があるのですが、この靴箱も展示品の1つ。
閉館した銭湯で50年以上使われていたものを譲り受けたとのことです。
展示品ではありますが、入館者の履物入れとして使用されています。
この靴箱のように、あいち銭湯資料館内には愛知県内の銭湯から譲り受けたアイテムが数多く展示されています。
2階部に上がると2部屋の展示室。
1部屋は番台や脱衣カゴ、体重計、風呂桶、カラン等々、大小さまざまなアイテムが展示されています。
サウナ用の温度計や、サウナの入浴方法の案内板といったサウナに関するアイテムもありました。
もう1つの部屋にも様々なアイテムが展示されます。
こちらは、銭湯に関する書籍が並ぶ本棚や、銭湯の見取り図、重油価格や入浴料の推移表などの展示されており、紙ベースの資料が多めです。
また、実際にお金を入れて使用できるマッサージ機やオカマドライヤーも設置されていました。
フリーペーパーの配布もあり、その中にはサウナを扱った配布物も。
ちなみに、2階へ上がる階段の側面や2階の廊下部にも展示物は飾られています。
1階の事務所では物販も行われており、Tシャツや手ぬぐいをはじめとするオリジナルグッズや銭湯マップなどが販売されていました。
銭湯に関する豆知識やサウナ情報も
ということで、あいち銭湯資料館。
実際に足を運んでみた感想としては、銭湯に関する豆知識を色々と得られたことが印象的でした。
各展示アイテムには解説が付いているのですが、それを読むと「なるほどなぁ」と思うことや「そうなんだ」と思うものが少なくありませんでした。
例えば、近年は使われることが少ない脱衣カゴですが、関東と関西では違う形ものが使わていたそうです。
数は多くなかったものの、サウナに関係する物品も展示されていたので、サウナ好きの筆者としては嬉しかったです。
また、昨今のサウナブームを反映してか、サウナ関連のフリーペーパーもいくつか置かれていました。
配布物は移り変わりがあるかと思いますが、サウナブームの今なら、より有益なサウナ関連の情報を手に入れることができそうです。
ということで、あいち銭湯資料館について取り上げてみました。
比較的コンパクトなサイズの資料館のため、じっくりと展示品を1つ1つチェックしたとしても、30分~1時間程度で一通り見て回れるかと思います。
興味のある方はチェックしてみてはいかがでしょうか。
※本記事は2025年1月16日の筆者の体験情報をもとに作成しています。最新の情報などは公式ウェブサイトにてご確認ください。