福の湯(愛知県春日井市)の岩盤浴を体験しました【フリードリンクが魅力】
国道19号線近く!春日井市の福の湯
大泉寺温泉 福の湯の岩盤浴を体験してきました。
大泉寺温泉 福の湯は愛知県の春日井市にあるスーパー銭湯です。
春日井ICの近くにある福の湯。
IC出口から多治見方面へ国道19号線を走ると、すぐに建物が確認できます。
ただ、国道の沿線に確認できるものの、たどり着くには側道へ入って少し入り組んだ道を走る必要があります。
初めて訪れる方は、少し迷うかもしれません。
福の湯へ到着したら建物内へ。
靴ロッカーに履物を入れ、近くに設置された券売機へ。
希望するコースの券を購入して、受付へ持っていきます。
ちなみにこの日は「岩盤浴400円デー」ということで、岩盤浴料が400円でした。
券売機のメニューも岩盤浴400円デー用のボタンになっていました。
岩盤浴の利用には入館料も必要なので、入館料(700円)+岩盤浴(400円)の券を購入しました。
受付で岩盤浴着を受け取って、脱衣所へ向かいます。
脱衣所は1F。
脱衣所に入ってすぐに、岩盤浴着の返却BOXが目につきました。
なるほど。帰るときはこのBOXに岩盤浴着を入れるのですね。
脱衣所のロッカーは硬貨不要。
空いているロッカーに荷物を入れて、着替えました。
なお、福の湯にはフィットネスクラブもあって、脱衣所の中にはフィットネス利用者用のロッカーエリアもあります。
浴場利用者のロッカーとは少し離れているのでわかりやすいとは思いますが、間違えないようにしたいですね。
岩盤浴着に着替えたら2Fにある岩盤浴エリアに向かいます。
階段を上がって右手側が岩盤浴エリア。
ちなみに左手側にはフィットネスクラブがあります。
さて、福の湯の岩盤浴について、まず印象に残ったのが岩盤浴着の色です。
男性は青、女性はオレンジの岩盤浴着で、どちらも明るく鮮やかな色をしていました。
鮮やかな色の浴着を着た利用者の存在が、岩盤浴エリア内の雰囲気を華やかにしているように見えました。
会話OKのエリアもある岩盤浴
岩盤浴エリアに入ると、目の前には足湯があります。
この足湯はテーブル付きの掘りごたつのような形になっていて、テーブルの周囲に2人用のイスが並んでいます。
この足湯に浸かりながら談笑している利用者が何組もいました。
岩盤浴エリアに入って右手側にあるのが、クールダウンに使用する「涼」。
「涼」の入り口には、魚の尾ひれのオブジェがありました。
そして、室内の中央には、ガラス製のオブジェが。
このオブジェは、ガラスの中で水が上に流れていく少し不思議な仕掛けが施されていました。
また、部屋の奥には南極のペンギンの写真がありました。
室温は温度計を見ると17度くらい。
部屋全体がクールな雰囲気になっていました。
「涼」の隣にあるのがアロマが漂う「香」。
私が行った日はミントのアロマでした。
室内には左右にイスが並べられています。
このエリアでは座ってリラックスするんですね。
このイス自体が温められているのですが、左右のイスで温度が異なっています。
入り口から向かって右手側が約30度に温められたイス。
左手に並ぶのが約45度に温められたイス。
私の体感としては、30度の方は少しぬるめな気がしました。
45度の方は適度に温かく感じました。
室温は温度計を見ると37度前後。
湿度は60%ほどと低温多湿の空間。
湿度の高さもあって、室温のわりには汗をかきやすいと感じました。
ちなみに、入り口の付近に蒸気口があって、そこから蒸気が出ていました。
「香」の横に位置するのが、ブラックゲルマニウム、溶岩石、天寿石、麦飯石が使われた岩盤浴「暖」。
室内には板状の岩盤ベッドと砂利が敷き詰められた岩盤ベッドの2種類の岩盤浴があります。
岩盤ベッドの枕は固定された石の枕でした。
部屋の奥に置かれた温度計では、室温は約45度、湿度は30%弱くらいを指していました。
オーソドックスな岩盤浴という感じで、体験したところ発汗効果は高い印象を受けました。
ブラックゲルマニウムや溶岩石の色もあって、全体的に暗めの雰囲気の空間になっています。
「暖」の隣は外気浴(バルコニー)。
バルコニーへの出入り口があって、外の風に当たることができます。
バルコニーの隣には、女性専用の岩盤浴エリア「美」。
公式ホームページによると、溶岩石、天寿石、麦飯石、宝石石の使われた、板状と砂利状の岩盤ベッドがあるエリアとのことです。
「美」の隣が、岩塩が使われた岩盤浴「塩」。
ラジウム鉱石、麦飯石とヒマラヤ岩塩鉱石が使われた岩盤エリアです。
この部屋にも板状と砂利状の岩盤ベッドがあります。
岩盤ベッドの枕は固定された石の枕でした。
岩塩や照明の色から、全体的にオレンジっぽい雰囲気の空間です。
福の湯の中では一番温かい約60度近い室温になっていて、エリアに入ると「暑いな」という印象。
私は「塩」が一番汗をかきやすいと感じました。
また、印象的だったこととして、砂利状の岩盤ベッドの岩塩のサイズがあります。
これまでの経験上、岩盤ベッドに使われる岩塩はゴルフボールくらいで比較的大きめのサイズが多い印象を受けていましたが、「塩」の岩塩はそれよりもかなり細かいサイズとなっていました。
あまり石にゴロゴロとした感じがしないため、少し違った感触の寝心地を楽しめました。
「塩」の向かいにあるのが会話OKの「楽」。
福の湯の各岩盤エリアは基本的に私語や本の持ち込みなどがNGとされていますが、「楽」については私語OK・本の持ち込みOKのエリアになっています。
室内にはテレビがあり、娯楽やコミュニケーション性の強いエリアです。
化石黄土や麦飯石の使われた岩盤床の上に寝転ぶスペースのほか、ゆったりとしたイスも設置されています。
室温は約40℃、湿度は25%前後を示していました。
ありがたいフリードリンク
岩盤浴は汗をかきますから、脱水症状にならないためにもこまめな水分補給は大切ですね。
なので、飲み物を準備しておくことが必要となるわけですが、福の湯の岩盤浴ではフリードリンク(飲み放題)が付いています。
これは非常にありがたいですね。
水分については施設によって様々ですが、ペットボトルを持ち込んだり、持ち込み禁止のところでは自販機や販売所で購入する必要のある施設が多いです。
持ち込むと荷物になりますし、購入するとなるとお金がかかる。
また、自分で用意するとなると量に限りがあります。
もっと汗をかきたいのに、飲み物が無くなってしまうとガッカリしますよね。
フリードリンクの場合、そのようなことがないので助かります。
種類も結構揃えられていました。
ピッチャーのような入れ物でウーロン茶やはちみつ酢が提供され、セルフドリンクの機械にはコーラやカルピス、レモンスカッシュなどがありました。
また、水素水も用意されていますし、フロートもありました。
基本的にはセルフサービスで、用意されたコップに自分でドリンクを注ぎます。
飲み終わったら、コップは返却場所へ。
ただ、フロートについてはスタッフさんに用意してもらいます。
友だちやカップルと楽しめる
岩盤浴はリラックスする場所でもあるため、比較的静かにすることを求められることが多いです。
会話を控えなくてはいけないとなると、グループで利用する際にメンバー同士のコミュニケーションがとりづらいですね。
福の湯の岩盤浴は比較的コミュニケーションがとりやすい場所である印象を受けました。
会話OKの「楽」という岩盤エリア内で会話している方もいましたし、足湯に浸かりながら談笑する人もいました。
友達同士やカップル、家族で利用するなら、色々と話したいですよね。
そういった側面を考えると、グループでも利用しやすい岩盤浴だと思います。
※本記事の掲載情報は体験当時(2016年3月19日)のものです。最新の情報は 大泉寺温泉 福の湯 [公式サイト] をご確認ください。
■体験者:29歳男性