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クラスポ蒲郡内「湯の花あじさい」

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2018年1月20日。
愛知県蒲郡市のスーパー銭湯「蒲郡天然温泉 湯の花あじさい」へ行ってきました。

湯の花あじさい内には岩盤浴「爽汗房」があります。
もちろん、爽汗房を体験してきましたので、今回は体験記事・感想をお伝えします。

湯の花あじさいがあるのは商業施設「クラスポ蒲郡」の敷地内です。
クラスポ蒲郡にはドン・キホーテ、ニトリなどのお店が入っています。

ちなみに、湯の花あじさいがあるのはドン・キホーテなどが入るクラスポ蒲郡のメインの建物ではありません。
小さな道路をを挟んだところに温泉施設が建てられています。

下駄箱キーで館内利用

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クラスポ蒲郡の入り口は建物の2F。

階段およびエレベーターで地上から2Fへ上がるのですが、階段やエレベーターの前には自動ドアがあります。
自動ドアをくぐった時点で建物内に入るような感覚を受けますが、階段部分は全体を壁に覆われていない風通しの良い通路となっています。

気温が低い1月に階段を使って上がっていくのは結構寒いですね。
海が近いこともあってか、強めの風を受けながら上り下りすることになりました。
というか、階段前の自動ドアにあまり意味がないような・・・(笑)。

2Fへ上がると正門となる入り口。
そこからは完全に屋内となります。

下駄箱に靴を入れてフロントへ。
フロントへ行くと下駄箱のキーの提示を求められます。

湯の花あじさいでは下駄箱のキーが重要な役割を担います。
客はキーについているバーコードを使うことで、館内各サービス(有料)の利用が可能。
清算は後払いで、退館直前に自動精算機で利用料金の支払いを行います。

なお、岩盤浴「爽汗房」を利用する場合は、入館時にその旨を伝えましょう。
岩盤浴セット(岩盤浴着と大判タオル)が渡されます。

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岩盤浴「爽汗房」

爽汗房は館内の2F。

フロントでの受け付け後、3Fにある浴場・脱衣所で岩盤浴着へ着替えて2Fへ戻ります。

岩盤浴着は青、赤、緑などがあり、性別やサイズによって異なるようです。
ちなみに、私はフロントでサイズを聞かれた際にフリーサイズ(男)を指定したところ、岩盤浴セットには緑色の浴着が入っていました。

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さて、着替えを終えて爽汗房へ。

爽汗房の入り口には暖簾がかかっており、エリアが区分けされていることがわかりました。

爽汗房エリアの手前には貴重品ロッカーがあり、そこに貴重品を預けることができます。
貴重品ロッカーは中々ハイテク(?)なタイプで、指紋や暗証番号を使って開錠・施錠するものでした。
セキュリティが固そうな印象を受けましたが、初見の方は使い方にやや戸惑うかもしれません。

さて、いよいよ爽汗房。

爽汗房は6種類の岩盤浴室と休憩スペースがあります。

多くの方が休憩スペースでコミックスや雑誌(3000冊用意)やテレビを見ながらリラックスされていました。
休憩スペースには背もたれのついた簡易マットやラタンのイスなど置かれています。
また、ニンテンドー3DSの貸し出しサービスもあるとのことで、ゲームも楽しめるとのこと。

爽汗房は4歳以上から利用できるので、子どもも楽しめますね。
実際に小さな子どもと一緒に利用している家族連れも見かけました。

ちなみに、爽汗房内から1Fへ下りることができ、1Fにはテレビ付きリクライニングシートが並んだリクライニングコーナーも用意されています。

様々な鉱石の岩盤床が用意されているのが「岩塩岩盤浴」
50℃台前半ほどに設定された室温の岩盤浴室です(爽汗房の各室には温度表示がありました)。

室内の岩盤床は場所によって異なる鉱石が使われており、薬宝緑玉石や木紋石、黄土などの岩盤床が楽しめます。
床の場所によって色も違うので、見た目カラフルにも感じます。

また、一般的な岩盤床エリアのほかに、ロフトのようになったエリアや洞穴のようになったエリアもあるため、室内で異なる雰囲気の岩盤浴を体験できます。

メノウやシュンガイトなどの鉱石が使われているのが「美宝房」です。
室温は40℃台後半から50℃前後。

室内の岩盤床は、中央の岩盤プレートを取り囲むようにメノウなど小石状の天然石が敷き詰められています。
小石の箇所はゴツゴツしているため、体が触れるとツボを押されているような感覚。
ちなみに、敷き詰められた小石はしっかりと固定されており、1つ1つの石がゴロゴロと動くことはなさそうです。

火山をイメージした「溶岩房」
室温は40℃台後半から50℃前後のエリアです。

室内には火山を連想させる形の炉のようなものが置かれています。
蒸気の噴き出し口もあり、室内の湿度を高めている模様。

火山だけあって、暖かそうな室内の雰囲気を感じさせます。

ホットヨガの映像が流れる「黄土房」
50℃前後の室温のエリアです。

特徴的なのは、室内のテレビでホットヨガのエクササイズビデオが流れていること。
ビデオに合わせて室内でエクササイズしてみるのもいいかもしれませんね(迷惑にならない程度に、ですが)。

ちなみに私はエクササイズをせずに寝転がっていたのですが、「息を吸って~、吐いて~」のような音声が流れてくると、つられて呼吸してしまっていました(笑)。

フィンランドの入浴法をイメージした「ロウリュウサウナ」
室温は60℃台半ばほどと、他のエリアより高めの温度に設定されています。

サウナ形式の室内になっており、基本的には床に寝転がるのではなく座って発汗に励むエリア。
室温が高いだけあって、他のエリアよりも暑さを感じやすく汗をかきやすい印象です。

テレビが設置されているので、番組を見ながら楽しめます。

クールダウン用のエリアが「雪花房」
室温は10℃以下で、他のエリアで温まった体を冷やすための部屋です。

室内中央の天井からは、人工雪を降らせるようになっています。
天井を見上げると、カキ氷機のような機械がついていました。

壁面やイスはタイルになっており、ヒンヤリとしていました。

ロウリュウは体験は運次第!?

サウナの熱炉に水をかけて蒸気を発生させることで室内の体感温度を上げるフィンランド発祥の温浴「ロウリュウ」。
サウナエリアを設けた日本の岩盤浴では、このロウリュウを体験できるイベントがしばしば行われています。

湯の花あじさいでもロウリュウが開催されることがあるとのこと。
イベントカレンダーには「ゲリラロウリュウ」の日というものが見られます。

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ただ、残念ながら私が足を運んだ時間帯にはロウリュウが開催されず、体験することができませんでした。

せっかく来たのだからできれば体験したいと思っていました。
ロウリュウ開催時刻の案内が見当たらなかったので、念のためスタッフさんにロウリュウの開催を問い合わせ。

すると、ロウリュウの開催はスタッフさんの状況次第であるとのお答えをいただきました。
私が滞在した時間帯は、スタッフさんが少なくてロウリュウを開催する余裕が無かったようです。

2018年1月20日時点では、ロウリュウの開催時刻が明確に決められているわけではない模様。
ロウリュウ体験は運次第な部分がありそうです。

エリアが多いので長居したくなる!【感想】

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湯の花あじさいの爽汗房。
異なる特徴を持った複数の岩盤浴室が用意されているため、エリアを移動することで気分を変えながら発汗に励むことができる印象です。
また、気分を変えられることで飽きにくくなるため、滞在時間は長くなります。

私の場合は、気づいたら2時間以上が経過していました。

爽汗房を一通り体験した場合、1室あたり15分滞在し移動ごとに5分休憩をとると1ローテーションで95分。
※雪花房を除く5エリア×15分+休憩5分×4回で計算

休憩スペースでゆったりと過ごすこともあるでしょうし、気に入った岩盤浴室はリピートしたくなると思いますから、実際には2時間以上を見ておいたほうが良いかもしれません。

また、私が行った日は土曜日だったのですが、爽汗房内はそれほど混雑していませんでした。
岩盤浴室に入れないことはありませんでしたし、タイミングによっては自分だけになることも。
他の利用者をあまり気にすることなくゆったりと過ごせたことも、長居できた要因かもしれません。

エリアの中でのおススメは岩塩岩盤浴
1室内でも寝ころぶ場所によって雰囲気が異なるため、この1室だけでも多くの楽しみがあります。
ロフトのようになっている場所は2人並べるスペースがあるため、夫婦やカップルで利用するのもいいと思います。

不運にもロウリュウが体験できなかったのは残念ですが、岩盤浴エリアだけでも十分楽しめると感じました。

ちなみに、湯の花あじさいでは男女各浴場で泥パック湯も体験できます。
美肌・美白に興味のある人は、そちらも注目ですね。

※本記事の掲載情報は体験当時(2018年1月20日)のものです。最新の情報は蒲郡天然温泉 湯の花 あじさい [公式サイト] をご確認ください。

■体験者:31歳男性