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愛知県西尾市にある「西尾温泉 茶の湯」
2022年12月にオープンした温浴施設です。

愛知県西尾市の温浴施設といえば「小京都の湯」をイメージされる方も多いと思います。
その小京都の湯は2022年8月末を持って閉館。
茶の湯は小京都の湯の運営会社が変わってリニューアルした温浴施設になります。

そんな茶の湯は、サウナに力を入れられていることが感じられます。
茶の湯の公式ウェブサイトを見ると、『茶の湯の「サ」は、サウナの「サ」さっぱりできるの「サ」』との記述があったり、お風呂よりも先にサウナについての記述がされているからです。
※2023年3月5日時点の西尾温泉 茶の湯のウェブサイトの内容です

お風呂以上にサウナにスポットが当たっているとなれば、どんなサウナが味わえるのか気になりますよね。

そこでオープンから1か月ちょっと経過した2023年1月23日に、茶の湯の岩盤浴を体験してきました。
そこで今回の記事では、西尾温泉 茶の湯をサウナを中心に紹介していきます。

※本記事は筆者の茶の湯の男性浴場内のサウナの体験(2023年1月23日)を基に作成されています。

茶の湯のサウナ

商業施設「おしろタウンシャオ」に隣接する茶の湯。
館内に入り、靴を靴箱ロッカーへ入れたら、タッチパネルの入館機で入館の手続きを行います。
入場ゲートを通ったら入館。
ちなみに、料金の支払いは退館時で、自動精算機を使って館内利用サービスを含め一括で行います(売店商品の購入はフロント支払い)。

入館すぐのところには物販コーナーがあり、サウナハットやモクタオル、サウナマットといったサウナグッズが陳列されていました。
また、館内のロビーエリアにあるデスクには、サウナ関連の書籍が置かれていました。

茶の湯の浴場は館内の2階。
脱衣所で服を脱ぎ、浴場へ入ります。
浴場の入り口前にはウォータークーラーがありました。

浴場内に入ると、右手側にサウナマット置き場があります。
用意されたマットをサウナで利用できます。

サウナは浴場入り口を入って左手側の奥。
サウナの入り口には、サウナ内のマット交換の時間や、アウフグースイベントの案内が掲示されていました。

サウナ室内には4段になった腰掛があります。
ざっとの目算ですが、1段目は約3人、2段目は約5人、3段目4段目は約6人ほど座れるかと思います。
サウナで開催されるアウフグースの定員が各回25人なので、詰めればもう少し座れるのかもしれません。

腰掛の向かいは、右側にサウナストーブ。
ストーブ奥の壁にはテレビがあり、地上波放送が流れています。
テレビの左には十二分計と、十二分計を縦に挟む形で2つの温度計が付いています。
十二分計は壁の四角いフレーム内に入れられていたのが印象的。

ちなみに、十二分計は2段目の腰掛の端にある柱にも付けられています。
サウナ室内のテレビや十二分計がついている壁は一部が前にせり出しているため、3段目4段目に座った場合にテレビ横の十二分計が見えない位置があるのです。
テレビ横の十二分計が見えなくても、2段目の腰掛の柱に付いた十二分計を使って経過時間を確認することができるようになっていました。

室内の温度は、高い位置につけられた温度計が約90℃、低い位置の温度計が約70℃を示していました。
また、2段目の腰掛け横の壁には85、3段目には90、4段目には95の文字が木で表されており、各段差に座った場合の温度の目安がわかるようになっています。

サウナ室内はサウナストーブ上の管から水が流れる形で、定期的にオートロウリュウが実施されます。
そのため、サウナは湿度は比較的高めに感じられます。

サウナのすぐそばにあるのが水風呂
浴槽内に段差があり、浅いところと深いところがあります。
4人くらいなら同時に入れそうなサイズ感。
水風呂には小さなデジタル水温計が付いており、水温は約14℃でした。

外気浴なら露天風呂スペース。
露天風呂スペースには、並んだ6つのラタンのリクライニングチェアのほか、白いととのいイスが各所に設置されていました。
また、ラタンのベンチも設置されています。

茶の湯のアウフグース

さて、サウナ室でイベントとして開催されるのがアウフグース
開催は不定期のようですが、茶の湯のウェブサイトにて月単位の開催スケジュールが公開されていたので、チェックしてみるのも良いかと思います。

そんなアウフグースも筆者は体験しましたので、参加回での体験を共有します。

アウフグースが開催される場合は、開催時刻の十五分前くらいに館内アナウンスが流れます。
また、開催の十分前あたりでは、アウフグースを担当するスタッフさんが浴場内で案内されていました。

人気のイベントのようで、開催時間付近になるとサウナ室は参加者でいっぱいに。

開催時間になると、タオルとオケ、柄杓を持ったスタッフさんがサウナへ入室します。
テレビの音量を下げ、スタッフさんの自己紹介やアウフグースの説明が行われます。

一通りの説明が終わったら、アロマ水をサウナストーブへ投入。
スタッフさんはタオルを振り回して、発生した熱い蒸気を撹拌させていきます。

室内の体感温度が上がったら、次は参加者1人1人に熱波を浴びせます。
スタッフさんはタオルを上から振りかぶって振り下ろすことで、熱波が発生。
参加者1人あたり2回、熱波を送ってもらえました。

参加者1人1人に熱波を送り終えたら、2回目のアロマ水投入。
その後、もう1度参加者1人1人に熱波を浴びせていきます。

ちなみに、筆者の参加回はベテランのスタッフさんと新人のスタッフさんが担当されており、ベテランスタッフさんが新人のスタッフさんにタオルの使い方などを指導しながら行われていました。

参加者の人数によって変わってくるかもしれませんが、全体で10分ほどの開催でした。

高湿度のため体感温度も発汗性も抜群!?

西尾温泉 茶の湯のサウナ。
筆者が特に印象に残ったのは、サウナ室の湿度の高さです。

定期的にサウナストーブーに水が注がれるため、室内の湿度は常に高め。
湿度が高いと体感温度も上がるため暑さを実感しやすく、発汗するまでの時間も短く感じました。

その分、サウナ室内に長居するのは大変。
サウナ室は人気が高いと思いましたが、利用者の入れ替わりも早い印象も受けました。

そんな空間で行われるアウフグースの体感温度もかなりのもの
筆者の参加回では、2回目のアロマ水投入のタイミングで7割くらいの参加者が退室されていました。
茶の湯のサウナの体感温度の高さを物語っていると思います。

さすが、サウナに力が入っている施設だけありますね。
温度計の表示だけを見れば、多くのスーパー銭湯のサウナとあまり変わらないですが、一味違う熱さ体験があった気がします。

ということで、西尾温泉 茶の湯のサウナを取り上げてきました。
興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

ちなみに、茶の湯の館内には岩盤浴(別料金必要)も用意されているので、サウナと岩盤浴の両方を利用して、発汗に励むのも良いと思います。

※本記事の掲載情報は体験当時(2023年1月23日時点)のものです。最新の情報は西尾温泉 茶の湯[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:36歳男性