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リニューアルオープン「ぬくい温泉」

岐阜県本巣市にある「ぬくい温泉」
スーパーマーケットや100円ショップ、飲食店などが軒を並べる「イオンタウン本巣」の一角に入る日帰り天然温泉です。

ぬくい温泉は2018年11月26日に「武芸川温泉 別館 ぬくいの湯」としてオープン。
オープンから約1年後の2019年12月に「ぬくい温泉」としてリニューアルしました。

施設の公式フェイスブックやインスタグラムによると、露天風呂やレストラン、ロビーなどに大きな改装が行われたようです。
また、館内にトレーニングジムが新たに登場したとの情報もキャッチ。

ぬくい温泉には岩盤浴設備もあるため、岩盤浴とトレーニングジムの両方で汗を流すことができるは大きな魅力です。

というわけで、2020年2月15日にぬくい温泉に行ってみました。

ちなみに筆者は、ぬくいの湯当時の2018年12月に一度足を運んでいます。
前回の記憶を捻り出してリニューアル前との違いにも触れたいと思います。

ぬくいの湯としてオープンした直後の体験記事は以前に書いていますので、リニューアル前が気になる方は下のリンクを参照してください。

ぬくい温泉のシステム

ぬくい温泉はイオンタウン本巣内にあります。
ぬくい温泉の建物前にある駐車場が温泉利用者のメインの駐車場となりますが、イオンタウン本巣内の駐車場であれば他の区画の駐車場も駐車もOKです。
全体で計850台以上が駐車可能な駐車場なので、車で足を運ぶにはとても便利です。

館内に入ったら、靴を靴箱ロッカーへ。
靴箱ロッカーのキーは退館時まで自分で管理する必要があるので、無くさないように注意しましょう。
靴を片付けたらフロントへ向かい、入館の手続きをします。

ちなみに、フロントに向かう途中には「湯楽里」という食事処があります。
ぬくい温泉では湯楽里での食事のみの利用もできます(食事処のみの利用の場合もフロントで手続きをします)。

フロントでは脱衣所のロッカーのキーが渡されます。
キーにはロッカーの番号が書かれているので、自分の好きな場所のロッカーを選ぶことはできないわけですね。

また、このロッカーのキーはリストバンドと一体型になっており、館内の有料サービス利用時にも使用します。
リストバンドに利用サービスが記録されていき、館内施設の利用料は入館料(入浴料)も含めて退館時にフロントで一括清算となります。

岩盤浴の利用についてですが、ぬくい温泉では岩盤浴の利用料は入館料に含まれています
お風呂を利用すれば自動的に岩盤浴の利用も付いてくるわけですね。
岩盤浴を利用する場合は入館時にフロントで大判タオルと岩盤浴着を受け取りましょう。

岩盤浴着は男性が濃い青、女性はピンクっぽい赤でした。

入館の手続きを済ませたら、お風呂や岩盤浴、休憩処などなど、館内各施設をゆっくり楽しみましょう。
退館時はフロントへ足を運び、リストバンドを返して精算を行います。

ぬくい温泉の岩盤浴

ぬくい温泉の岩盤浴エリアには、4つの岩盤浴室と1つのクールダウンルームがあります。

クールダウンルームとなっているのが「涼間(りょうのま)」
涼しいまたは寒いと感じるような温度設定がされている空間です。
大理石のような石が使われており、壁や腰掛スペースに触れるとヒンヤリとした感覚になります。

4つの岩盤浴室は、いずれも平らな石が敷かれた床の岩盤浴。
ラタンの枕が設置され、男女共用、室内は薄暗い空間となっています。

部屋ごとの大きな違いは室温、湿度、使われている石です。

薬宝石と花王石が使われているのが「橙間(とうのま)」
室温が約40℃で高湿度となった空間です。
室内には薬宝石が7床、花王石が5床用意されています。

鳳緑と不老石が使われているのが「蓬間(ほうのま)」
室温が約50℃で中湿度となった空間です。
室内には鳳緑が8床、不老石が6床用意されています。

黄土と木紋石が使われているのが「檜間(かいのま)」
室温が約50℃で中湿度となった空間です。
室内には黄土が8床、木紋石が6床用意されています。

ブラックゲルマニウムとトルマリンが使われているのが「墨間(もくのま)」
室温が約60℃で低湿度となった空間です。
室内にはブラックゲルマニウムが8床、トルマリンが6床用意されています。

なお、各岩盤浴室の入り口には「中温(50℃)中湿度」のような、大まかな室内の温度と湿度の目安が掲載されていました。

各部屋で室温や湿度が異なるので、自分にちょうど良い部屋を選んだり、その時の気分に合わせて部屋を変えて発汗に励むのもいいかもしれませんね。

ぬくい温泉の休憩処

ぬくい温泉内には各所に休憩処が設けられています。

館内に入ってまず目に入るのが、浴場へ向かう途中にあるエリア。
大型テレビが3台設置されており、ソファベンチが設置されていました。
木箱スペースも3つ設けられており、半個室のような空間でくつろぐこともできます。
また、ロフトのような造りの空間も用意されており、少し高い場所にも休憩エリアがありました。
小さな子ども用のキッズスペースも用意されています。

岩盤浴エリアに向かう途中にも休憩処が設けられています。
ここは大きく2つの空間に分かれています。
1つは机とイスが並び、4台のパソコンが設置されたエリア。
もう1つは18台のリクライニングシートと、ゆったりとした座敷空間となったエリアです。
本棚の設置があり、マンガや絵本などが並んでいます。

岩盤浴エリア内にも休憩処があります。
ここは岩盤浴着を着ている人のみが利用できるエリアです。
広々としたスペース内に、クッションやソファ、ゆりかご状のイスなどが設置されています。
また、六角形のハチの巣のような半個室空間も用意されています。
このエリア内にも本棚があり、マンガや文庫などが置かれていました。

ちなみにですが、ちょっと残念に感じたことが1つ。
休憩処に設置された本棚にはコミックスをはじめとする多くの本が用意されていたのですが、本の並びのルールがよくわからず読みたいタイトルを探しづらい印象を受けました。

お試し無料のトレーニングジム

冒頭でも触れましたが、トレーニングジムも設けられています。

トレーニングジムはフロントの向かい側。
ランニングマシン5機と、腕や足などを鍛える器具が5台設置されていました。

2020年2月15日時点では、ジムはお試し期間としてプレオープンしているとのこと。
プレオープン中は入浴料だけでジムの利用ができるようですが、今後利用ルールなどが変わる可能性がある旨の案内がジムエリアの入り口にされていました。

ジムを利用するためには、トレーニングウェアとシューズの持参が必要です。

ジム利用の際には、ウェアに着替えたうえでフロントへ足を運びます。
フロントでは利用規約・誓約書のようなものに署名をしました。
また、ランニングマシンを稼働させるために必要なプレートを受け取りました。

筆者は今回、ウェアやシューズを持参し、約30分間ランニングマシンで汗を流させていただきました。
最初は数分間一定の速度で走ってみたのち、適当に触って選択されたモードで25分間のランニング。
そのモードはマシンの速度が6キロ~10キロの範囲内で定期的にペース変更されるものでした。

30分近い運動によって体は汗だく。息は切れきれ。

5分ほど休憩して息を整えた後に岩盤浴へ向かいました。
それなりの運動をした後に岩盤浴やお風呂に入れるのは嬉しいですね。

ぬくい温泉の感想


筆者の記憶にある限りでリニューアル前と後で比較すると、大きく変わったと感じたのは次の3点。

1点目は館内メイン建物に入る前のエントランス。
屋根付きの通り道が追加されていました。

上の画像の「ぬくい温泉」と書かれた建物は、以前は無かったものです。

2点目は浴場へ向かう途中にある休憩処。
以前はシンプルにソファベンチが設置されていた気がします。
リニューアルによってロフトや木箱の空間などが増えていました。
以前の方が広々としていた印象はありますが、リニューアルによって楽しみは増えていると思います。

3点目はトレーニングジム。
詳細は先に紹介したので割愛します。

リニューアルをしたことによって見どころが増えたため、一度訪れたことがあるとはいえ、違う場所に来ている感覚がありました。

当サイトは岩盤浴のサイトということもあり、筆者はお風呂については細かくチェックしていなかったため、リニューアル前がどうだったかの記憶がありません。
情報によるとリニューアルの際には露天風呂などにも改装が入ったとのことなので、その点だけはお伝えしておきます。

ちなみに岩盤浴については大きな変更はされていないようです。
ぬくいの湯時代から4つの岩盤浴室もクールダウンルームもありました。

岩盤浴エリアについては、ぬくいの湯時代の筆者の体験記事も参考になる点があると思いますので、併せて読んでいただけると幸いです。

さて、ご紹介したぬくい温泉ですが、入館料だけでお風呂や岩盤浴を利用できます。
お風呂も岩盤浴も利用できるとなると、1500円くらいの料金が設定されていても不思議ではありません。

でも、ぬくい温泉の入館料は大人で平日700円、土日祝800円なんです。
岩盤浴込みの料金としては、かなりリーズナブルな料金設定をされています。

また、まだプレオープンとのことですが、今後も入館料内でトレーニングジムまで利用できるとなると、よりお得感が高まりますね。

オープンから1年でリニューアルをするなど、利用客の満足度を上げるためのブラッシュアップに取り組んでいる印象も受けるため、定期的に足を運んでみたいと思わせる温浴施設でした。

※本記事の掲載情報は体験当時(2020年2月25日時点)のものです。最新の情報はぬくい温泉[公式サイト] をご確認ください。

■体験者:33歳男性