【岩盤浴でマンガ】下町銭湯家族|経営難の家族運営銭湯復活物語
スーパー銭湯内の岩盤浴エリアを中心に、休憩所にマンガコーナーを設ける岩盤浴が増えてきています。
用意されている本の冊数は店舗によって異なりますが、多いところでは何万冊と取り揃えられています。
人気タイトルが揃えられていることが多いので最近話題の作品を読む機会になりますし、今まで知らなかった作品との出会いの場になることもありますよね。
岩盤浴の休憩に読み始めたら、続きが気になって読むことをやめられなくなった経験がある方は少なくないと思います。
マンガは集中して読んでいると時間を忘れてしまいますから、マンガを読んだ結果、予定していたよりも岩盤浴の時間が短くなってしまうことも。
ということで、今回は筆者が岩盤浴の休憩中に読んだマンガを紹介します。
紹介するのは「下町銭湯家族」です。
下町銭湯家族の概要
下町銭湯家族はヤングキング(少年画報社)で連載されていた作品です。
コミックスは全4巻。
主人公・絹の実家は黒湯がウリの下町銭湯「おくら湯」。
添乗員の仕事をクビになり実家へ帰ってきた絹は、経営難を理由に両親がおくら湯を畳む意向であることを知ります。
家族との思い出が詰まった場所を失いたくない思いから、おくら湯の再建に乗り出した絹。
銭湯経営の難しさ、母親の病気、父と弟の確執など様々な問題に直面しながらも、銭湯復活のために奮闘するハートフルな物語です。
ここがポイント
岩盤浴はスーパー銭湯などの温浴施設内に設けられていることも珍しくありません。
岩盤浴好きの人はお風呂・温泉も好きであることは少なくないと思います。
大衆浴場の代表といえば「銭湯」です。
銭湯を舞台にした作品には興味が湧きませんか?
実在の銭湯へ取材も行われたうえでの作品とのことなので、この作品から銭湯業界の一端を知ることができるでしょう。
また、銭湯を経営する家族が絆を取り戻していくストーリーでもあるため、読後はホッとした気分になります。
岩盤浴は癒しやリラックスを目的に足を運ぶ場所でもあるので、下町銭湯家族のようなハートフルな作品を読んで穏やかな気持ちになってみることをおススメします。
店舗紹介
筆者が下町銭湯家族を読んだのは、岐阜県可児市にある「湯の華温泉」。
市場や食堂、バーベキュー場などを楽しめる「湯の華アイランド広場」内の温泉スパ施設です。
湯の華温泉には、日本最大級といわれる全10種類の岩盤スパ「発汗洞」があります。
発汗洞では、一般的な岩盤浴はもちろんですが、韓国のサウナ「汗蒸幕」を思わせる円形のドームスパ、クールルーム、酸素量が多めの空間など、バラエティに富んだ空間が楽しめます。
全体的に南国リゾート風に仕上げられているので、異国感ある雰囲気を味わえるのもポイントです。
加えて、マンガ好きの人が注目したいのはマンガ&インターネット「コロコロ」。
発汗洞の利用者は無料で利用できるマンガとインターネットのコーナーです。
コロコロ内に用意されたマンガは約3万冊!
マンガが掲載雑誌ごと、さらには連載中と完結作品で分けられて本棚に並べられています。
3万冊ともなるとマイナーな作品も数多く揃えられているので、他の岩盤浴施設では見かけない作品に出会うこともできるでしょう。
岩盤浴の体験記事を書いています。
※本記事の掲載情報は体験当時(2020年12月30日時点)のものです。最新の情報は湯の華アイランド 湯の華温泉[公式サイト] をご確認ください。
■体験者:34歳男性